トマト ブラック 育て方
ブラックトマト(ブラックチェリー)
トマトといえば、一般的に、赤、黄色、オレンジ色です。
黒いトマトは、ブラックトマトとも呼ばれていて、
その名前の通り、表皮は黒っぽく希少価値があります。
トマトの赤色も少し入っているので、赤黒い色のこともあります。
この黒トマトが美味で健康によく、果汁が1万円台で販売されるほどです。
トマト 初心者の育て方
■トマト 栽培スケジュール
■トマト 栽培データ
英名・学名 tomato・solanum lycopersicum
形態 多年草 (日本では一年草)
原産地 南アメリカの高原地帯
草丈/樹高 50cm~200cm
開花期 4月中旬~7月
花色 黄色
栽培難易度(1~5) 2
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途 初心者向き、暑さに強い
我家も、大玉トマトをじょうずに育てられるまで3年、かかりました(汗
トマトは、家庭菜園を始めるかたが、
まず育ててみたい夏野菜の1つです。
樹上で熟したトマトの味は、家庭菜園でしか味わえません!
とくに大玉トマトは、熟成させて食べてみたい野菜です。
ミニトマトも、愛らしく連なって実を輝かせるのが魅力です。
しかし、トマトは、意外と育てるのが難しく、
初めて栽培したときに、実を1つも収穫できないこともあります。
初めてトマトを育てるのであれば、いきなり難しいことをせずに、
楽に、多くの実を収穫できる秘訣をお伝えします。
桃太郎トマトの育て方
シュガートマト 育て方
シュガートマトは、糖度が7度~8度以上のフルーツトマトで、
高知県の日高村から出荷されています
糖度がとても高く、甘みが非常に強く、濃厚な旨みが特徴です。
また、甘みだけではなく、トマト本来の酸味もきちんとあるため、
トマトらしい味わいも楽しむことができます。
では、シュガートマトの育て方のポイントをご紹介しましょう。
トマト 挿し木方法
挿し木で育ち収穫したトマト苗
お気に入りのトマト品種が挿し木で容易に増やせます♪
この方法は、覚えておくと便利でお得です。
トマトは脇芽や摘芯したものを使って、
挿し木をすることができ、かなり容易に発根します。
ミニ、中玉、大玉も、すべて挿し木で増やせます。
トマトの挿し木の適期は、まだ涼しい季節です。
東京標準で6月中旬~下旬くらいの猛暑に入る前の時期ですが、
7月でも挿し木で、秋トマトの収穫ができることが多いです!
挿し木の方法はいくつかあるので、ご紹介しましょう。
マイクロトマトの育て方
ミニトマトよりもさらに小さい、1cmほどの実をつけるマイクロトマトは、
見た感じがとても可愛く、近年人気が高まっています
実が小さいですが、味はしっかりとトマトの味がし、
小さな実を口に入れてプチッと歯でつぶすと、
トマト独特の甘みと酸味が口いっぱいに広がります。
サラダなどにちらして彩りにするのも素敵ですし、
そのままおやつ感覚で食べるのもお勧めです。
食べる目的だけでなく、実をつけている様子は見ているだけで美しいです。
マイクロトマトには、トマトらしい真っ赤な実がつく品種と、
オレンジがかった黄色の実がつく品種があります。
色による味の違いはほとんどありません。
マイクロトマトを色違いで1株ずつ並べて育てると、それだけで見応えがあります。
特徴と育て方のコツをご紹介します。
トマト 簡単な育て方
大きく育ってきたホーム桃太郎(2016.06.11)
トマトの育て方は難しくないの?
そんなに簡単には育てられないかも?
と思う方はこちらをご覧ください。
初心者の方でも簡単に育てられるように要点をまとめました。
もしも、もっと詳しい内容が知りたい方は、青いリンクを参考にしてくださいね。
こちらでは初心者の方でも分かりやすいよう、簡単に説明します。
■トマト 簡単な育て方
人工受粉をしてでも、実をつけます、人工受粉は数分でできます
1.一番花は必ず実をつける
一番花は必ず実をつける、こちらが一番重要です。
それまでは水を切らさず、適度に水を与えましょう。
用土の表面だけが乾いている状態だと、
まだ中のほうが湿っていることがあるので、
手で1~2㎝掘って、確認してから水を与えるようにしましょう。
花房=花たちの下のわき芽が強いので気をつけます
2.わき芽とりをする
トマトは、一般的に主枝の一本を栽培するので、
不要なわき芽は取るようにしましょう。
小さいうちから手で取れば、簡単に折れます。
わき芽を取ったあとも、少し経つとまた伸びてくるので、
そのわき芽も取るようにします。
特に、各花房すぐ下のわき芽は伸びやすいです。
見落としてしまうと、大きいわき芽になり、栄養が分散されます。
また、大きいわき芽は無理に手で折ろうとすると、
他の部分まで折れるので、清潔なハサミで切りましょう。
トマトの苗が小さいうちから、週に2回くらいは観察して取りましょう。
小さい果実や形の悪い果実は摘んでしまいます
3.摘果をする
大玉トマトの場合は1房あたり、3~4つ程度、
中玉トマトは品種によりますが、同じようにいくつか実を落とし、
他の実に養分が行きわたるようにします。
>>トマトの摘果
4.水やりは乾き気味に
植え付け直後から、
植えつけて2週間くらいの水やりはたっぷりと与えます。
その後は水やりを控えめにします。
毎日たっぷり水を与えると、実が割れてしまったり、
湿度が高く根が腐ったり病気になりやすいです。
トマトは過湿に弱く、乾燥には割と強いので
葉の元気が少しなくなってきたと感じたら水をあげます。
>>トマト 水やりのコツ
5.追肥は適切な量を
トマトは肥料が多いと葉が丸まって、茎ばっか太くなりますし
逆に少ないと生育が悪くなったり、尻腐れ果が多くなります。
追肥のタイミングや量を間違えないようにしましょう。
接ぎ木苗は、病気にかかりにくく育てやすいです
6.接ぎ木苗を使う
接ぎ木苗は、少し値段は高いのですが、
接ぎ木苗で栽培すると、病害虫に強く育やすいのでお試しください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト 無農薬栽培
桃太郎のいちばん大きな実をタバコガにやられました(6月6日)
トマトを育てていると、
どうしても農薬を使う場面が出てきてしまいます。
無農薬で、なるべく農薬を使わずに栽培することはできます。
そのためには、何をするべきなのでしょうか?
無農薬栽培の方法についてご説明します。
[トマト 無農薬栽培]
■無農薬栽培とは?
名前の通り、農薬を使わずに栽培することです。
近年、野菜の残留農薬について注目されていて、
無農薬で栽培し、販売されている作物もあります。
農薬は毒劇物に分類されるものもありますが、
希釈倍率や散布回数を守れば影響はありません。
それでも不安な方や、どうしても農薬を使いたくないという方は、
無農薬で栽培してみましょう。
いきなり農薬をゼロに減らすのは難しいです。
自分で工夫して、だんだんと農薬を減らし栽培するのも楽しみです。
■無農薬栽培の準備
・苗の準備
苗を用意するときは、なるべく接ぎ木苗を使いましょう。
病気に耐性がありますので、病気にかかりにくくなり、
農薬を撒く回数がかなり下がります。
また、近くに草が生えていたり、
残さ置き場、資材置き場がある場所は避けるようにしましょう。
・畑、土の準備
病気の原因となるので、植え付け場所の連作は避けるようにします。
地植え栽培では、ワラやマルチを敷いて泥はねを防いだり、
前年に、畑を冬の霜と寒さで凍らせたり、
太陽熱で、土の消毒ができていればさらに良いです。
また、簡易ハウスなど作れるようであれば用意します。
・コンパニオンプランツの用意
トマトの株と株の間にコンパニオンプランツの植物を植えて病害虫を予防できます。
アスパラガス、ニラやネギ、マリーゴールドなどを用意しましょう。
キュウリにうどんこ病が出てきました
■無農薬栽培で使えるもの
無農薬栽培で、活用できるものは何でしょうか?
・コンパニオンプランツ
病害虫の予防になります。
・天敵
テントウムシはアブラムシを食べます。
アブラバチ、ヒラタアブも効果があります。
・粘着補虫テープの利用
コナジラミ、アブラムシがくっつきます。
・粘着くんを使う
農薬に分類されますが、人体に影響がないデンプンを主成分とした農薬です。
アブラムシ、コナジラミ、ハダニなどに効果があります。
■栽培方法
基本的な栽培は一般的なトマトと同じように行います。
トマトの苗の株間は、やや広めにとって、風通しの良い環境を作ります。
日当たり、排水性なども、できるだけ良い状態にしてください。
わき芽かきなど、傷口から菌が入るような作業は慎重に行います。
清潔な手やハサミを使い、使った後はよく洗い流しましょう。
肥料は、与えすぎに気をつけ適切な量を与え、病害を防ぎます。
また、収穫が終わった花房の下までの葉は全部切り取るようにします。
トマトの苗を元気に育て、病気の発生源を作らないことが、とても大切です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト 袋栽培
↑クリックで拡大
そのまんまトマト畑は便利です
鉢もプランターもない、
そのようなときは培養土の袋でも栽培できます。
培養土の袋はあらかじめ肥料が入っていますし、
袋の上部を開けるだけで植え付けができます。
基本的な栽培は一般的なトマトと変わりません。
手軽に栽培してみましょう。
[トマト 袋栽培]
■用意するもの
・配合された培養土(20~30リットル)
あらかじめ配合された培養土であればそのまま植え付けができます。
最初に育つための肥料=元肥も入っている培養土を選びましょう。
・支柱
・誘引するための紐(麻紐など)
・針金
・追肥用の肥料や液体肥料
最近は、袋栽培専用のセットが売っています。
支柱なども入っているのセットもあり便利です。
手作りの栽培袋(培養土の袋を利用)
■栽培の方法
基本的な栽培は鉢、プランター栽培と同じです。
こちらも合わせてご覧ください。
>>トマト プランターの育て方
>>トマト 鉢の育て方
苗の選び方は、茎がしっかりしていて、
葉の色が濃く、間伸びしていない元気な苗を選びましょう。
詳しい苗の選び方についてはこちらをご覧ください。
>>トマト 苗の選び方
植え付け、わき芽かきなども同様に行います。
大玉トマト、中玉トマトの場合は、必要に応じて摘果を行いましょう。
袋栽培の場合は、第3花房までで摘芯することが多いです。
それ以上育てる場合は追肥が必要になります。
針金、支柱などで補強すると安心です
■支柱立て
袋栽培専用の袋なら、支柱を挿す部分がありますので、そこに挿します。
無い場合は、苗のそばに挿して立ててください。
苗用の支柱の立て方は1本仕立てが良いです。
袋は以外と小さいので、無理せずに1本にしましょう。
■水やり
もともと、トマトはそれほど水は必要としないので、
土の表面が乾いて、触ってみて乾いていたらたっぷりと水をあげます。
苗の葉のしおれも水やりのサインです。
朝に水やりをして、夕方にしおれてきたら、
夕方も水やりをするようにしてください。
■追肥
先ほど書いたように、袋栽培は第3花房までで収穫を終えることが多いです。
それ以上収穫したい場合は、第3花房の花が咲いたころから追肥をします。
追肥の量は、化成肥料一握り程度です。
これを2週間を目安に行ってください。
*写真協力 C)ガーデニングどっとコム
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト栽培キット
トマト栽培キット(楽天市場)
トマト栽培は、家庭菜園でも、とても人気がありますね。
最近では、さらに気軽にトマト栽培を始められるよう、
様々な種類の栽培キット、セットが販売されています。
しっかりとした大玉トマトを始め、
可愛らしいミニトマトやハート型のミニトマトを育てるキットや、
室内に飾っても楽しめるインテリア性の高いものまであります。
ここではお勧めのトマト栽培キットをご紹介します。
■トマト栽培キット
こちらは不織布でできたプランターと土のセットです。
普通、プランターというとプラスチック製のものを思い浮かべますが、
こちらは不織布を使って作られているため、
軽い上に使わない時はぺたんこにたたむことができます。
使用していない時は、省スペースで収納できるのでとても便利です。
大玉トマトやミニトマトが、1株ちょうど育てられる、
サイズの大きさに作られているので、サイズ選びに迷いません。
不織布プランターの側面には水抜き穴がきちんと開いているため、
過湿によってトマトが傷むのを防いでくれます。
こちらのお店では、不織布プランター・鉢底石・トマト専用培養土・
組み立て式支柱がセットになっています。
苗はセットになっていないので、好きな苗を購入して育てることが可能です。
トマト栽培といえば、鉢やプランターが必要になりますが、
こちらは培養土の入っている袋がそのまま鉢の代わりになる優れものです。
トマトをイメージした袋は可愛らしいので、テンションが上がります。
トマトに最適な土、トマトに最適な肥料、トマトに必要な支柱と、
すべてトマト栽培にとって必要なものなので、ひとそろいあるととても便利です。
苗は付属されていないので、お好きな苗を植え付けて育てることができます。
土の量が少し少ないため、ミニトマト栽培の方がお勧めだそうです。
トマトにとまと(培養土、鉢代わりの袋)・肥料・支柱・結束帯がセットに含まれています。
ハート型のミニトマトが栽培できるキットです。
ミニトマトを育てるキットは色々ありますが、
最近は雑貨店などにも置かれる、インテリア性の高いものが出ています。
こちらの商品もその1つで、麻布で作ったようなミニトートバッグを、
鉢カバーのようにして、ミニトマトを育てます。
室内はもちろん、屋外に置いていても素敵です。
ベランダに棚を設置し、育てれば、おしゃれな雰囲気になります。
ベランダマルシェのシリーズには、プチトマト以外にも、
ミズナやコナスなどもあるので、シリーズで集めて育てても楽しそうです。
種から育てるため、じっくりと育てたい方にお勧めです。
トートバッグ・防水ライナー(鉢代わり)・膨らむ土・種・説明書のセットです。
ブリキの缶で育てるキットです。
トマト単体で育てるキットが多い中、
こちらはハーブとミニトマトを同じ容器で一緒に育てることができます。
ココヤシを粉砕して作った膨らむ土に種を播き、ハーブとミニトマトを育てます。
種類がいくつかあり、ミニトマトはミニトマト&スイートバジルか、
ミニトマト&コリアンダーが選べます。
1つの容器で両方育てるとなると不安になりますが、
固形の土がそれぞれに分かれているため、根が喧嘩することもありません。
長方形のブリキ缶もかっこよく、育てている間も、
育て終わった後もインテリアとして置いておけます。
ブリキ缶(鉢代わり)・膨らむ土・種・説明書がセットになっています。
室内、ベランダどちらでも映えます。
手軽に水耕栽培ができるキットとして人気の高いペットマトシリーズに、
新しくグリーティングができました。
ペットマト本体を水に入れたペットボトルに挿すことで、
本体が水を吸いあげて植物を育ててくれるシステムです。
必要な時に水や液体肥料を足して育てるため、気軽にチャレンジできます。
種から育てるのは難しそうと感じるかもしれませんが、
常に水分が上がって乾くことがないので、
発芽できない原因である乾燥を回避することができます。
ペットマトの中でも、こちらのグリーティングは、
本体をパッケージのまま切手を張って投函すれば、
郵送されるようにデザインされています。
ペットマト本体(組み立て式)・パッケージ・種・アップサンド・
微粉肥料・軽量スプーンがセットになっています。
準備するのは空のペットボトルと水だけなのも嬉しいところです。
ミニトマトを栽培するキットは、コンパクトな矮性品種を育てるのが基本です。
こちらは矮性ではなく、普通の背丈が高くなるミニトマトを栽培するためのキットです。
かなり本格的な水耕栽培キットなので、他と比べると値段が高いですが、
専用の液体肥料を薄めた養液に常に酸素が入るよう、
循環器などもセットに含まれています。
ここまで本格的なキットを一から少しずつ買おうと思うと、難しいですが、
こちらは初心者用のセットなのですぐに栽培を始めることができます。
うまく育てれば、土栽培よりもたくさん収穫できるのも魅力です。
本体・肥料・栽培鉢・培地・空気混入器・循環ポンプ・うき・
支柱支持枠・説明書がセットになっています。
支柱は付属されていませんので、必要になった時に準備が必要です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方