トマト サントリー 育て方
サントリーフラワーズの本気野菜のトマトは、
3つの種類に分けられています
あまさセレクト、かんたんセレクト、欧州グルメセレクトの3つです。
他のトマトと違う甘さ、育てやすさ、加熱調理専用トマトです。
美味で個性的なトマトが多いので、
少し上級者向けでは? と思うかもしれません。
基本的な栽培方法を行えば、どの本気野菜トマトも育てられます。
サントリーの苗の特徴などをまとめて、育て方を紹介します。
[トマト サントリー 育て方]
■サントリーの苗の特徴
サントリーの苗は、
甘さが詰ったあまさセレクト、初心者でも育てやすいかんたんセレクト、
本場の味を再現できる欧州グルメセレクトに分けられています。
中でもあまさセレクトは、食感も食味もとくに際立った美味しさです。
どれも病気に対しての抵抗性があり、
ネマトーダに対しても耐病性があるので丈夫で育てやすいです。
トマト栽培の基本を守っていれば簡単に育てられます。
それでも不安な方は、かんたんセレクトのトマトから育てるのはいかがでしょうか?
サントリーからは生食用トマトだけではなく、
加熱調理に限定されたトマトも販売しています。
特に、調理用トマトは耐病性をしっかり持っていますので丈夫です。
調理用トマトの品種も豊富なので、一度は育ててみてください。
■トマト サントリーの品種
*青いリンクから各種の詳細説明をご覧いただけます。
◎あまさセレクト
・純あま
・ハニーイエロー(イエロートマト)
・リッチゴールド(オレンジトマト)
◎かんたんセレクト
・ルビーノ
◎欧州グルメセレクト
・ボンリッシュ
・ルンゴ
・ズッカ
・ロッソロッソ
それぞれ異なる特徴を持ったトマトを紹介しました。
紹介していない品種にも魅力的なトマトがたくさんあります。
■トマト サントリー栽培の注意点
基本的な栽培は、一般のトマトと同じように育てます。
品種によっては、容器栽培より地植え向けのものもあります。
一部品種は抵抗性、耐病性などが記載されていませんので、注意します。
また、抵抗性、耐病性があるから、といって放っておくと、被害が出ます。
病気が発生する条件の影響を受けにくい、
ということを頭に入れて栽培します。
魅力いっぱいのサントリーの本気野菜、育てる楽しみが詰まっています。
http://www.sakataseed.co.jp/product/search/word.php?width=300&id=87
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト 育て方 イエロー
シンディーオレンジは、綺麗でおいしいです!
トマトは赤い色だけではなく、
鮮やかな黄色のイエロートマトも人気でです。
イエロートマトの育て方は、どのようにすれば良いのでしょう?
基本的な育て方は普通のトマトと変わりませんが、
品種ごとの特徴を知っておくと便利です。
同じ系統でオレンジ色のトマトも魅力的、ご紹介していきます。
[トマト 育て方 イエロー]
■イエロートマト・オレンジトマトの特徴
黄色のトマトは赤いトマトより酸味が少ないのが特徴です。
品種によっては赤いトマトより糖度が高いものがありますが、
あまり変わらないか、やや低いです。
その分酸味が抑えられているので、糖度以上に甘みを感じます。
赤いトマトと違ってイエロートマトとオレンジトマトは、
ベータカロテンとリコピンの含有量が多く、栄養的にも注目されています。
しかしイエロートマトにも弱点があります。
実が割れてしまうことが多く、水やりの管理が難しいことです。
普通に水管理をしていればおいしいイエロートマトができます。
基本的な施肥量や追肥、育て方は普通のトマトと同じです。
さて、イエロートマト、どんな品種があるのでしょうか?
イエローアイコは育てやすいですね
■イエロートマト・オレンジトマトの品種
[イエロートマト]
・初心者向け
いずれも病害に耐性を持っていますので
初心者でも簡単に栽培することができます。
イエローアイコ(ミニトマト)
イエロートマトの王道!アイコの黄色版です。
アイコとほぼ同じ育て方で良く、栽培しやすいです。
皮がやや硬く、実が割れる心配がありません。
アイコよりやや糖度が落ちます。
ハニーイエロー(ミニトマト)
地植え栽培、プランター栽培の両方の栽培に適していますので、
初心者のかたには育てやすい、美味な品種です。
栽培は普通のミニトマトと同じように栽培してください。
フルーツイエローEX(ミニトマト)
普通のミニトマトより小さく、実も割れにくいです。
・中級者向け
トマト栽培に慣れてきて、もっといろいろなトマトに挑戦してみたい!
という方にオススメです。
桃太郎ゴールド(大玉トマト)
桃太郎シリーズ唯一のイエロートマト!
大玉トマトの中でも食味が良いです。
こちらも桃太郎シリーズと同じ育て方で、栽培がしやすいです。
場所によっては、栽培がやや難しいので注意が必要になります。
クックゴールド(中玉~大玉トマト)
果肉が厚く、加工に適しています。
生食、加熱処理のどちらでも美味しく食べられます。
・甘いトマト品種<
ハニーイエロー
フルーツイエローEX
桃太郎ゴールドも大玉種のなかでは栽培しやすいです
[オレンジトマト]
・初心者向け
シンディーオレンジ(中玉トマト)
サカタのタネから発売されており、入手が容易で、
いろいろな病害に耐性を持っているので栽培がしやすいです。
皮がややしっかりしていますが、甘みが強いのでフルーツ感覚で食べられます。
フルーツゴールドギャバリッチ(中玉トマト)
GAVAが多く含まれている唯一の品種です
日本デルモンテから販売されています。
皮がややしっかりしているので実が割れにくいです。
・中級者向け
バレンシア(大玉トマト)
入手するのが難しく、病害に対して弱いので栽培に気配りが必要です。
皮が薄く、甘みと酸味のバランスがとれているのが特徴です。
・甘いトマト品種
ピッコラカナリア(ミニトマト~中玉トマト)
トマトモザイクウイルスにしか耐性を持っていないので栽培には注意します。
オレンジ色のトマトの中でも酸味が少なく、甘みが強いのが特徴です。
■収穫時期
・イエロートマト
青いうちに収穫してしまうと若干の青臭さが残ります。
ヘタの際までしっかり黄色になってから収穫しましょう。
・オレンジトマト
こちらもヘタの際まで着色するまで待ちます。
オレンジトマトは緑から黄色、黄色からオレンジ色に着色してから収穫します。
色の変化も楽しめます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
トマト 鉢の育て方
大玉トマトは、少し難しい部分もありますが、
こちらをご覧になって実践すれば大丈夫!
■トマト 鉢の育て方
1.鉢の選び方
立派なトマトを育てるためには、鉢も容量があるものを選びます。
鉢栽培は、地植えに比べると鉢は土の量が限られています。
土の容量が限られているということは、
根が張れるスペースも少ないということです。
トマトが伸び伸びと根を張り、元気に育つような鉢を選びましょう。
鉢のサイズは10号(直径30㎝)に1株が目安です。
浅い鉢より、深型の鉢を選びましょう。
ホームセンターや園芸店などでは、野菜用深型の鉢が売られています。
材質は素焼きやプラスチック、陶器などがありますが、
プラスチック製のものが軽くて扱いやすいのでおすすめです。
見た目や質にも配慮するのであれば、少し重いのですが、
通気性のよいテラコッタ、素焼き鉢などでも良いでしょう。
2.用土は?
用土は、市販されている野菜用培養土で充分です。
自分で用土を作る場合は、
小粒~中粒の赤玉土7、腐葉土2、バーミキュライト1を混ぜたもの使います。
元肥は、規定量よりやや少なめに調節します。
トマトは水はけの良い土を好みます。
市販の培養土であっても、水はけが悪いときは、
パーライトや川砂、赤玉土などを足して調整をしておきます。
また、トマトは生育途中でカルシウムが不足すると、
尻腐れ病という、実のお尻が腐ったようになる症状が出ることがあります。
植え付ける前に、苦土石灰を加えておくことで、
カルシウム不足になるのを予防することができます。
培養土の中には、すでに苦土石灰が加えられているものもあるので、
表示をよく確認しましょう。
また、最近ではトマト専用の培養土も市販されています。
そちらは、水はけや酸度の調整がされ、元肥も含まれていて便利です。
>>トマト栽培の用土
3.水の与え方
トマト栽培において、水の管理はとても重要です。
水が少なすぎると枯れてしまいますし、
反対に多すぎても過湿状態になってしまいます。
鉢で育てる時、苗を植え付けた時には苗に対して鉢がとても大きい状態です。
小さな苗に対して、土の量が多いため、土が乾きにくい時期です。
植物を育てる時の基本としては、
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
けれどその方法だと、まだ鉢の中心では土が湿気ているのに、
また湿らせてしまうことになってしまいます。
そうなると過湿になり、根が傷んでうまく育たなかったり、
最悪の場合は、枯れてしまうことにもなります。
土の表面が乾いているなと感じたら、
鉢の中心まで乾いているかを確認しましょう。
指や箸などで、少し表土を掘り返して乾き具合を確認します。
乾燥していたら、鉢底から水が出てくるまで、
たっぷりと水を与えておきましょう。
慣れてくれば、表土を見ただけで乾き具合がわかるようになります。
4.支柱の立て方
鉢植えでトマトを育てるのにも、支柱は必ず立ててあげます。
苗を植え付けてすぐは、まだ根付いていないため、
風であおられやすくなっています。
根付くまでは、仮支柱を立てて風から守りましょう。
30cmほどの短い棒を用意し、苗に斜めになるようにさします。
紐やテープなどを使って支柱と苗を固定し、
茎がぐらぐらしないようにしておきます。
仮支柱の立て方
支柱の立て方の例
あんどん仕立て
苗が根付いて育ってきたら、本支柱を立てます。
オーソドックスな仕立て方だと、真っ直ぐの長い支柱を1本から4本、垂直に立てて、
それに沿って誘引して、要所を紐で留めていきます。
支柱を立てる時には、立てる場所に注意します。
植え付ける時に、すでに一段目の花芽がついている場合、
花芽のついている方向と反対側に支柱を立てるようにします。
トマトは花芽を同じ側につけるので、花芽と反対側に支柱を立てることで、
実が大きくなった時に、支柱が邪魔にならないようにできます。
また、株元すぐ近くに支柱を立てると、根が傷むことがあります。
株元から5cmほど離れた場所に支柱を立てると安心です。
他にも、あんどん仕立てや、らせん支柱で仕立てたり、
U字型の支柱を組み合わせてオベリスク風に、
仕立てる方法などもあります。
5.雨除け
雨除けをすることで、水分調整をしやすくし、
甘い実にでき実割れを防ぐことができます。
鉢植えは、鉢ごと軒下などの雨の当たらない場所に移動させるのが、
一番簡単な雨除けです。
鉢の移動が難しい場合は、支柱の上からビニールなどをかぶせて
雨が当たらないようにすることもできます。
支柱に透明のビニール傘をくくりつけても、雨除けにできます。
ただし、強風に弱いので注意して使います。
野菜栽培の道具
さあ、これからトマトや夏野菜を育てようという時、
そして、できれば秋植え野菜も育てたいとき、
いったい何が必要なのか迷います。
全部そろえたと思っていても買い忘れがあったり、
必要かと思ったものがいらなかったり……。
苗、培養土、肥料以外に必ず必要なもの、
持っていると便利なものを集めました。
[野菜栽培の道具]
■必ず必要なもの
・鉢、プランター
鉢やプランターなどで容器栽培を行う場合は、不可欠なものです。
トマトやナス、キュウリ、夏野菜全般に大きく育つものが多いので、
鉢なら8号以上、プランターなら大型で深い野菜用プランターを用意しましょう。
・鉢底石
鉢やプランターで育てる場合、容器の底に鉢底石を敷きます。
発泡スチロールを大きめに砕いたものでもかまいません。
鉢底石を敷くことにより、排水がよくなり、
根腐れなど過湿によって起こる障害を軽減できます。
他にも植物を育てるのであれば、
大袋を購入しても無駄にはなりません。
少量で済む場合は、100円均一などで少量入りのものが販売されています。
FISKARSのスコップは使い勝手が良いです C)ブルーミングスケープ
・スコップ
培養土を鉢に入れたり、苗を移植したりする際に必要になります。
1つあると他の植物を育てる時にも使えるので、用意しておくと便利です。
最近では軽くて丈夫なプラスチック製のスコップもあります。
ただし、直射日光に弱かったり、ふとしたことで割れることがあるので、
金属製のスコップよりは耐久性に劣ります。
金属製のスコップは丈夫ですが、
時々洗って手入れをしてやることをおすすめします。
定期的に手入れをすることで、錆が出にくくさらに長持ちします。
・ハサミ
野菜は、生長してくると枝も太くなってきます。
あまり固い枝ではありませんが、太さがあって繊維が強くなるので、
剪定用小型ハサミを準備しておきましょう。
さらに、誘引する際に紐などを切るための、
園芸用のハサミも準備しておくと便利です。
・ジョウロ
野菜の種や苗にに水を与えるのに、必ず必要なのがジョウロです。
ホースがあっても、シャワーがついていない場合は、
ジョウロで水を与えた方が無難です。
ホースから直接水を与えると、
水の勢いが強すぎて土がえぐれてしまったり、
花や小さな実が飛んでしまったりすることがあります。
水栓にシャワー付ホースをつないで使う場合は、
ジョウロはなくても構いません。
・支柱
野菜が生長して背が高くなってくると、支柱が必要になってきます。
支柱をせずにそのままに放任しておくと、
風にあおられたり、自重で折れてしまうことがあります。
真っ直ぐの棒状の支柱でも良いですし、
あんどん仕立て用の輪のついた支柱でもどちらでも使えます。
夏野菜たりは、意外と背が高くなる野菜です。
いずれの支柱を用意するにしても、
充分な長さのものを準備するようにしましょう。
・麻紐、ビニタイ
背丈が伸びてきたら、支柱に誘引するようになります。
誘引する際は、麻紐などの紐で結ぶか、園芸用のビニタイを使います。
他にも、大きな洗濯バサミのようなクリップ式のものもありますので、
値段や使い勝手で選ぶようにしましょう。
・クワ
地植えにして野菜類を育てる場合、
土を耕して畝を作るのに必要になってきます。
敷地が狭く、大きなクワは持て余す場合は、手グワを使っても構いません。
ただし、手グワは通常のクワに比べて金属部分が短く、
一回で深く掘ることができません。
耕す際には注意して、しっかりと土をほぐすようにしましょう。
■あると便利なもの
・防虫ネット
苗を植え付ける頃、アブラムシなどの害虫が飛来することがあります。
見つけ次第捕殺する方法でも良いですが、
防虫ネットをかぶせておくことで、害虫の侵入を防ぐことができます。
また植え付け直後に気温が下がることがあっても、
防虫ネットで覆うことで多少の寒さから苗を守ることができます。
・薬剤
病害虫の予防や治療のための薬剤、
実付きをよくするための薬剤など色々あります。
必ず必要というわけではありませんが、
総合的に効く病害虫用の薬剤スプレーは1本あると便利です。
FISKARSのガーデンクマデは、お子さんがいる家庭では安心です
・小さいクマデ
野菜を育ててしばらくすると、最初は柔らかかった土の表面が、
だんだんと締まって固くなってきます。
特に容器栽培をしていると、土の表面が硬くなると、
必要な水分や空気が土の中にうまく入らなくなってきます。
また、野菜の追肥を行う時にも、土と肥料を軽く混ぜてなじませた方が、
土の上にただ乗せるよりも効果があります。
そんな時に、小さなクマデがあると、
小さなスペースでも気軽に土の表面を耕すことができます。
必ず必要なものではありませんが、あると便利です。
また、ガーデニング手袋もいくつかあると、
作業が楽にできて、傷や荒れから手を守ってくれます。
100均のガーデニング手袋は、良くできていて気軽に使えます。
>>トマトのお勧め種と苗を見てみる