トマト 育て方

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トマト 鉢の育て方

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ミニトマトはもちろん、大玉トマトも鉢栽培ができます

 

 

大玉トマトは、少し難しい部分もありますが、
こちらをご覧になって実践すれば大丈夫!

 

 

■トマト 鉢の育て方

 

1.鉢の選び方
立派なトマトを育てるためには、鉢も容量があるものを選びます。
鉢栽培は、地植えに比べると鉢は土の量が限られています。

 

土の容量が限られているということは、
根が張れるスペースも少ないということです。

 

トマトが伸び伸びと根を張り、元気に育つような鉢を選びましょう。
鉢のサイズは10号(直径30㎝)に1株が目安です。

 

浅い鉢より、深型の鉢を選びましょう。
ホームセンターや園芸店などでは、野菜用深型の鉢が売られています。

 

材質は素焼きやプラスチック、陶器などがありますが、
プラスチック製のものが軽くて扱いやすいのでおすすめです。

 

見た目や質にも配慮するのであれば、少し重いのですが、
通気性のよいテラコッタ、素焼き鉢などでも良いでしょう。

 

 

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今年は、10号(直径30㎝13リットル)を使いました

 

 

2.用土は?
用土は、市販されている野菜用培養土で充分です。

 

自分で用土を作る場合は、
小粒~中粒の赤玉土7、腐葉土2、バーミキュライト1を混ぜたもの使います。
元肥は、規定量よりやや少なめに調節します。

 

トマトは水はけの良い土を好みます。
市販の培養土であっても、水はけが悪いときは、
パーライトや川砂、赤玉土などを足して調整をしておきます。

 

また、トマトは生育途中でカルシウムが不足すると、
尻腐れ病という、実のお尻が腐ったようになる症状が出ることがあります。

 

植え付ける前に、苦土石灰を加えておくことで、
カルシウム不足になるのを予防することができます。

 

培養土の中には、すでに苦土石灰が加えられているものもあるので、
表示をよく確認しましょう。

 

また、最近ではトマト専用の培養土も市販されています。
そちらは、水はけや酸度の調整がされ、元肥も含まれていて便利です。
>>トマト栽培の用土

 

3.水の与え方
トマト栽培において、水の管理はとても重要です。
水が少なすぎると枯れてしまいますし、
反対に多すぎても過湿状態になってしまいます。

 

鉢で育てる時、苗を植え付けた時には苗に対して鉢がとても大きい状態です。
小さな苗に対して、土の量が多いため、土が乾きにくい時期です。

 

植物を育てる時の基本としては、
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。

 

けれどその方法だと、まだ鉢の中心では土が湿気ているのに、
また湿らせてしまうことになってしまいます。

 

そうなると過湿になり、根が傷んでうまく育たなかったり、
最悪の場合は、枯れてしまうことにもなります。

 

土の表面が乾いているなと感じたら、
鉢の中心まで乾いているかを確認しましょう。
指や箸などで、少し表土を掘り返して乾き具合を確認します。

 

乾燥していたら、鉢底から水が出てくるまで、
たっぷりと水を与えておきましょう。
慣れてくれば、表土を見ただけで乾き具合がわかるようになります。

>>トマト 水やりのコツ

 

4.支柱の立て方
鉢植えでトマトを育てるのにも、支柱は必ず立ててあげます。
苗を植え付けてすぐは、まだ根付いていないため、
風であおられやすくなっています。

 

根付くまでは、仮支柱を立てて風から守りましょう。
30cmほどの短い棒を用意し、苗に斜めになるようにさします。

 

紐やテープなどを使って支柱と苗を固定し、
茎がぐらぐらしないようにしておきます。

 

 

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仮支柱の立て方

 

 

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支柱の立て方の例

 

 

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あんどん仕立て

 

 

苗が根付いて育ってきたら、本支柱を立てます。
オーソドックスな仕立て方だと、真っ直ぐの長い支柱を1本から4本、垂直に立てて、
それに沿って誘引して、要所を紐で留めていきます。

 

支柱を立てる時には、立てる場所に注意します。
植え付ける時に、すでに一段目の花芽がついている場合、
花芽のついている方向と反対側に支柱を立てるようにします。

 

トマトは花芽を同じ側につけるので、花芽と反対側に支柱を立てることで、
実が大きくなった時に、支柱が邪魔にならないようにできます。 

 

また、株元すぐ近くに支柱を立てると、根が傷むことがあります。
株元から5cmほど離れた場所に支柱を立てると安心です。

 

他にも、あんどん仕立てや、らせん支柱で仕立てたり、

U字型の支柱を組み合わせてオベリスク風に、
仕立てる方法などもあります。

 

 

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トマト用らせん支柱 C)第一ビニール(株)

 

 

5.雨除け

雨除けをすることで、水分調整をしやすくし、
甘い実にでき実割れを防ぐことができます。

 

鉢植えは、鉢ごと軒下などの雨の当たらない場所に移動させるのが、
一番簡単な雨除けです。

 

鉢の移動が難しい場合は、支柱の上からビニールなどをかぶせて
雨が当たらないようにすることもできます。

 

支柱に透明のビニール傘をくくりつけても、雨除けにできます。
ただし、強風に弱いので注意して使います。

>>トマト 雨よけのしかたは?

 

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