イタリアントマトの品種
イタリアントマトの種や苗は、楽天市場にも多くあります
イタリアントマトと聞いて、どのようなトマトをイメージしますか?
イタリアといえばパスタ、パスタといえばトマトとなれば、
パスタソースなど加熱調理するトマトをイメージする方が多いでしょう。
日本ではトマトといえば生食が基本となっていますが、
イタリアではどうなのでしょうか。
また、イタリアントマトという品種があるのでしょうか。
[イタリアントマトの品種]
■イタリアントマトとは?
日本ではトマトといえば、生食することが多いです。
近年は欧米やヨーロッパの食文化も知名度が高くなってきたため、
トマトを自宅で加熱調理して食べる人も増えてきました。
イタリアでも、実際には加熱調理するだけではありません。
日本のようにサラダなどに入れて生食することもあれば、
生は生でも、マリネなど一工夫して食べることもあります。
もちろん、スープやパスタなどのソースにすることも多いです。
日本ではイタリアントマト=加熱調理用トマトと思われることも多いですが、
イタリアでも栽培されている品種をイタリアントマトとするならば、
生食用のものも多数あります。
■イタリアントマトの品種
現在、日本で流通しているイタリアントマトは、意外とたくさんあります。
海外の種苗会社から販売されているものもあれば、
日本の種苗会社が販売しているものもあります。
まずは、現在流通しているおもなイタリアントマトの品種をご紹介します。
・Franchi社
Franchi社は、イタリアの種苗会社です。
こちらからは、ミニトマトのレッドチェリー、
加熱調理用のサンマルツァーノとローマVFです。
レッドチェリーは、日本でもよく見かけるタイプの、
丸くて赤いミニトマトで、生食用となります。
サンマルツァーノとローマVFは、どちらも加熱調理用のトマトですが、
サンマルツァーノはパスタソース、ローマVFはケチャップに向いています。
・HORTUS社
HORTUS社も、イタリアの種苗会社で、
Franchi社と同じように、日本でたくさん種が流通している会社です。
こちらから販売されているイタリアントマトはたくさんあります。
イタリアントマトの代表であるサンマルツァーノを始め、
クオーレ・ディ・ブーエ(牛の心臓)、マーマンダ、ペトメック、
ボルゲーゼ、ローマ、キャンベル、サンピエール、フィオレンティーノ、
ロマネスコ、レッドチェリー、リオグランデなどです。
Frannchi社と同じ品種もいくつかありますが、
取り扱っている品種がFranchi社よりも多いのが特徴です。
種自体は、ホームセンターでも販売されていることが多いですし、
ネットなら簡単に手に入ります。
日本では希少な品種を育ててみるのも、楽しみの1つです。
自家製のトマトソースは美味しいです♪
・高木農園
高木農園はトマトだけでなく、海外の種を色々と取り扱っています。
取り扱いのあるイタリアントマトは、イタリアトマト、牛の心臓、
サンマルツァーノ、シシリアンルージュ、ボンジョールノなどです。
イタリアトマトという品種は、サンマルツァーノとよく似ていますが、
生食でもおいしく食べられる品種とのことです。
サンマルツァーノがF1品種なのに対し、
イタリアトマトは固定種となっているので、
イタリアでは古くから栽培されている品種なのかもしれません。
ボンジョールノは、いかにもイタリア風な名前ですが、
イタリアでは「ポモドーロ」と呼ばれているそうです。
ボンリッシュ、育て方も優しく、味も最高でした
・サントリー
サントリーは飲み物だけでなく、植物の苗もたくさん取り扱っています。
サントリーの本気野菜に含まれている欧州グルメシリーズの品種が、
イタリアントマトとなっています。
サントリーから販売されているイタリアントマトの品種としては、
ロッソロッソ、ルンゴ、ボンリッシュ、ズッカです。
ロッソロッソはグリルトマトと呼ばれ、炒め物に使ったり、
バーベキューの時にグリルして食べるとおいしい品種だそうです。
ルンゴとボンリッシュは、どちらも加熱調理用のトマトで、
煮込みがおいしい品種です。
ズッカは生食用のトマトで、あっさりとした食味ではあるものの、
サラダやマリネにするとおいしいトマトに変身するという品種です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき