イタリアトマト 固定種
イタリアトマト、室内栽培
イタリアトマトは、高木農園が販売しているトマト品種です。
イタリアの名前がそのままついたイタリアトマトとは、
どのような特徴を持ったトマトなのでしょうか。
また、育て方のコツをご案内します。
[イタリアントマト]
◎イタリアントマトの中のイタリアトマト
イタリアトマトは、いわゆるイタリアントマトと呼ばれるトマトの1つです。
日本人がイメージするイタリアントマトは、
加熱用の品種で、ソースなどに使うとおいしいというトマトでしょう。
イタリアントマトは、イタリアでよく食べられているトマトを指すため、
加熱調理をしておいしい品種もありますし、生食でおいしい品種もあります。
そんな中で、イタリアトマトは、加熱調理をしておいしくなる品種です。
日本ではトマト=生食というイメージが強いですが、
海外だとソテーしてハンバーガーに入れたり、煮込んでソースにしたり、
品種の特性に合わせて使い方は様々です。
イタリアトマトの場合、フレッシュな状態で生食も可能ですが、
やはりどちらかというと、加熱調理をした時に、その魅力が出てきます。
生で食べる場合も、洗ったものをそのまま食べるよりも、
マリネやジュースなど一手間加えた方がおいしくなります。
もちろん、ソースやケチャップ、水煮、ピューレ、ソテーなど、
火を通して食べると絶品です!
◎イタリアントマト初心者にお勧め
イタリアントマトを育てたことがない初心者の方でも、
高木農園のイタリアトマトは育てやすいのでお勧めです。
1個が80g~100gほどと、中玉サイズくらいに育つため、
大玉タイプほど難易度が高くありません。
濃い赤色の皮の中には、旨みとコクの強い果肉がぎゅっと詰まっています。
また、豊産性のため、安定した収穫量が見込めます。
加工用トマトを出荷する場合でも、家庭菜園で加工用トマトを育てたい場合も、
お勧めできる品種となっています。
◎栽培方法は簡単
基本の栽培方法は、一般的な中玉サイズのトマトと同じです。
種まきの適期は2月~6月となっていますが、
育苗経験が浅い場合は、3月中旬以降に気温が上がって播種した方が確実です。
また、イタリアトマトは固定種のため、育てた株から採取した種を使い、
翌年にまた栽培することが可能なことも魅力的です。
固定種の場合は、種をとって播いて育てれば、親と同じ性質のものが育ちます。
何代も続けて自家採種したものを育てていけば、
育てている土地に徐々に慣れてきて、さらに育てやすくなってきます。
ただし、固定種は連作障害に弱い傾向があるので、
連作にならないように注意が必要です。
ぜひ、トマトソースを作ってみてください、美味ですよ~
■特徴
・真っ赤な卵形の実をしているイタリアントマトの1品種です。
・1個が80g~100gほどの中玉サイズに育ちます。
・旨みとコクが強く、加熱するとそれらが全面に出てきます。
・ソースやケチャップなど、加熱調理したものはもちろん、
サラダやマリネなど生食でもおいしく食べられます。
・育てやすく多収穫な品種で、イタリアントマト初心者の方にもお勧めです。
・固定種のため、自家採種してまた育てることができます。
■栽培のコツ
・育て方は、一般的な中玉トマトと同じです。
・固定種ゆえ、連作障害に弱い場合があるので、注意が必要です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき