シシリアンルージュ
シシリアンルージュ
シシリアンルージュ(sicilian-rouge) 、
加工、調理用のトマトの代表種ではないでしょうか。
中玉トマトに分類されるこのトマト、調理用といったらこれです。
以前はそこまで知名度が無かったのですが、
最近になって知名度も上がり人気が出てきた品種です。
普通の栽培で育つほか、
ソバージュ栽培=放任栽培にも適しているので省力化にもなります。
実際ほとんど手を入れなくてもちゃんと実をつけてくれました!
食味は、皮が薄く、中の繊維質がやわらかいため、
オリーブオイルなどとよく絡みます。
またうまみ成分であるグルタミン酸を多く含むため、
そのままでも十分美味しいですがちょっとひと手間かけて、
塩とオリーブオイルだけで炒めて食べると美味しいですよ。
今日のつまみがない! というときに簡単につくれるおつまみです。
トマトソースなどを自作したいけど、
缶のものじゃなくて生のトマトを使って作りたい!
という方は栽培して、シシリアンルージュに魅了されてみませんか?
[シシリアンルージュ]
草勢が強めで、育てやすいです
■特徴
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに、
耐病性を持っています。
・ヘタが取れやすいですが、元々取れやすい品種です。
・耐暑、耐寒性があるので季節を問わず栽培できます。
・普通のトマトに比べて収穫、成長の回転がはやいので、
多くの収量を見込めます。
・糖度は約7度で一般的な中玉トマトよりも糖度は控えめです。
・早生品種です。また枝が伸びやすいです。
・縦長のトマトで、花数は1花房あたり20程度で、実の重さは約30gです。
加熱するとさらにおいしくなるトマトはお料理に嬉しい!
■栽培のコツ
・基本は普通のトマトと変わりありません。
・追肥はしっかりと行ってください。
・たまに尻腐れ果が出ることがありますが、
その場合はカルシウムを追肥してください。
・ヘタが取れやすいことから、収穫前に実が落ちてしまうことがあります。
手を入れる際は気をつけてください。
・水の吸収が急激なため、実が割れやすいので気をつけます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方