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フラガール
フラガール
フラガールは、トキタ種苗が改良して作ったミニトマトの品種です。
ゆったりとしたダンスのイメージがあるフラの名がつけられたフラガールとは、
どのような特徴を持ったミニトマトのなのでしょうか。
また、育て方には何かコツがあるのでしょうか。
ハウスに支柱を立てました
■ハウスに支柱を立てました
こんにちは、Senaです。
ハウスで育てているホワイトトマト、元気です!
ハウスという狭い空間の中、今日、支柱を立てました。
トマト 5月25日
考えてみたら、ハウスでトマトを栽培するときは、
支柱を斜めにクロスさせる形で立てることが多かったのです。
いわゆる合掌式ですね。
トマトの地植え栽培、プランター栽培を主にするようになってからは、
直立式の支柱が一番多いです。
トマト品種の丈や、栽培のスペースで使い分けるようにしています。
今回、ハウスで栽培していますが、
スペースが狭く、植え付けも1条植えにしてあるので、
直立式を採用します。
トマト苗植え付け前から支柱をどう立てるか考えておくのが良いです。
最初から支柱の立て方を考えておいたほうが、トマト苗にも負担がかかりません。
植えてから、どのように支柱を立てるか考えるのは、少し難しいです。
こだわりが無ければ、臨機応変に使い分ける、
ということもできるのですね。
トマトの全体像は別日に写真を撮りました。
トマト 6月1日
支柱を縦に差し込んだ後、
横に支えの支柱を通す形です。
縦に差し込む支柱は、なるべく深くまで差し込みます。
浅いと、栽培後期になってくると、トマトの着果や葉の重さに耐え切れず、
倒れてしまうこともあります。
支柱が少し曲がっているのは、長年使っている支柱で、
劣化や、差し込むときの負担がかかり曲がってきてしまいました!
使う支柱は真っ直ぐの物のほうがいいですよ。
横に3本ほど、写真のように通しておけば、丈夫になります。
また、一番下の部分は短い支柱を斜めに通し、
少しでも足元が丈夫になるようにしてみました。
1本仕立ての場合は写真のように行い、
2本仕立て、3本仕立てにする場合、
その分支柱が増えることになるので、株間を広めに取ると後が楽です。
写真の反対側、左のほうの畝も同じ構造になっています。
支柱を立てたことで、トマトが倒れずに、
真っ直ぐ生長できるようになりました。
トマトの花も咲いて、揃ってきたらホルモン処理をしようと思います。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき
トマトプランター栽培 肥料が!
■トマトプランター栽培 肥料が!
こんにちは、Senaです。
前回の記事の続きです。
植え付けたトマト、ずいぶん生長しました!
第1花房も咲いて、順調な滑り出しです。
トマト 6月2日
しかし、6月2日の時点で、なんとなく肥料過多気味かなと思っていたのです。
>>トマト 肥料過多
トマトで栽培初期に肥料過多になるのは、
割とよくあることだと思います。
今まで、トマトを何年も栽培してきたのですが、
だいたいが肥料過多気味になっていたのを覚えています。
6月5日によく観察してみると、
ハッキリと肥料過多の影響が出ています。
トマト 6月5日
この写真だけでも分かりますね。
よく、葉をご覧になってください。
そして、茎もかなり太くなってしまっているんですね。
茎が太くなってしまうだけなら、私はあまり気にしないです。
>>トマト 茎が太い
葉の部分だけ、少し拡大して見てみましょう。
トマト 葉の様子
葉の先端、生長していく部分の葉が丸まっているのが分かりますか?
写真は、桃太郎ゴールドの葉の部分です。
この品種だけではなく、他の品種も葉が丸まっています。
特にミニトマトは丸まり方が強かったです。
この状態になるのは、肥料過多が原因です。
中でも、チッソ過多によって起こる現象です。
もし、この状態になったら、病気かも? と不安にならずに、
肥料過多、病気より良い! ということで安心してください。
チッソ過多によって、葉が丸まってしまうのはどうして?
という疑問が湧いてきた方が多いのではないでしょうか。
チッソという成分は、葉の生育に大きく影響する栄養です。
肥料に含まれる、特に化成肥料の8-8-8と書かれたり、
バランスよく入っている成分はチッソ、リン酸、カリです。
(通称N-P-Kですね。)
そして、よく言われるのは、
チッソは葉肥え、リン酸は花肥え、または実肥え、
カリウムは根肥え、と呼ばれます。
言葉の通り、チッソ成分は葉に、リン酸は着果に、
カリウムは根に影響します。
農業に熟知している方は、この成分を絶妙にコントロールしている、と思います。
こちらから先は、参考程度に読んでくださると幸いです。
家庭菜園では、難しいことだと思いますが、
N-P-Kを吸収する成分が、野菜や生長過程によって異なります。
例えば、プロの方がトマトを栽培する場合、
トマトを1000kg収穫するための肥料吸収の量というのは、
カリウム>チッソ>リン酸
となります。
チッソよりカリウム(K2O)を多く吸収します。
その他、カルシウム(CaO)、マグネシウム(MgO)などを吸収します。
カルシウムは着果後、
大玉トマトによくある生理障害の尻腐れを少なくします。
しかし、逆に肥料が少なすぎても障害が出てきます。
>>トマト 肥料不足症状
チッソ欠乏は葉の全体が黄色くなり、
リン酸欠乏も葉に症状が出ますが、紫色になることがあります。
カリウム欠乏は、こちらも葉に症状が出るのですが、
葉の周辺から黄色くなります。
病気では? と疑う前に、
肥料過多や肥料欠乏の可能性も考えて良いと思います。
チッソ成分は、葉の生育に大きく影響する栄養と書きましたが、
葉の生育に重要なチッソよりも、
根の生長に関わるカリウムのほうが吸収の量が多い、ということです。
今回、私が使ったのは一般的な、バランスよく含まれている肥料でしたので、
リン酸よりチッソ成分のほうが多い、
または同量含まれているということになります。
試してみようという方は、チッソ成分、リン酸成分、
カリウム成分が異なる肥料で、
そのほかは同一条件で栽培してみると興味深いと思います。
長くなりましたが、肥料過多になってしまった対処方法として、
特にプランター栽培では、水やりの頻度を増やす方法があります。
水分過多になることもありますが、
水分過多にならない程度に水を与えることにより、
過剰な肥料が流れやすくなります。
流れてしまった肥料成分は、後で追肥で補うこともできますので、
もし肥料過多、葉が丸まってしまったら、水やりの頻度を増やしてみてください。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき
タグ :トマトプランター栽培 肥料