トマト 育て方

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トマト 萎ちょう病

読了までの目安時間:約 8分

 

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トマトがかかる病気の中に、萎ちょう病(萎凋病)という病気があります

 
園芸を初めて間もない方などは、聞き慣れない名称かもしれません。

トマト以外にも、ナス、ジャガイモもかかる可能性のある病気です。
萎ちょう病は、感染してしまうと、たいへん厄介な病気の一つです。

感染しないように事前に対策を知り、感染してしまった時のために、
症状と対策を覚えておきましょう。

 

 

[トマト 萎ちょう病]

 

 

■萎ちょう病の症状

 

萎ちょう病の最も分かりやすい症状は、萎れの症状です。
トマトの株のどちらか片側の、下方の葉が萎れる現象が出ます。

 

不思議なことに、夜になるとその葉は萎れが治り、元に戻ります。
ところが、また朝になって気温が上がってくると、葉が萎れてしまいます。

 

これを何度か繰り返しているうちに、
葉の色がだんだんと薄くなり、黄色っぽく変わっていきます。

 

さらに症状が進むと、下の方にだけ出ていた症状が、
上の方にも出るようになってきます。

 

そのうち、最初に症状が出始めた葉は、
元に戻ることがなくなり、枯れて落葉します。

 

また、よく見ると株元から萎れの症状が出て黄変した葉のあたりまで、
茎が硬くなっているのが分かると思います。

 

トマトの地上部は見るからに葉が萎れたり、
茎の繊維が硬くなるなどの症状が出るため、すぐに分かります。

 

ところが、感染して症状が出るのは地上部だけではなく、根にも現れます。
感染してすぐの頃は、根にはあまり変化が見られません。

 

トマトの萎ちょう病の症状が進むと、根のところどころが茶色く変色し、
最終的には全体的に茶色くなってしまいます。

 

根や葉、茎に異常が出ることから、株全体の生育が悪くなります。

何株か同じ品種のトマトを育てている時、他よりも生育の遅い株があれば、
上記の症状がないかチェックしましょう。

 

 

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萎ちょう病の菌は、土中に数年も潜んでいます

 

 

■萎ちょう病の原因

 

萎ちょう病の原因となる菌は、カビの仲間です。
高温の時期に感染し、発病することが多いため、
高温期に植え付け・生育するトマトは、栽培中常に感染する可能性があります。

 

以前に萎ちょう病に感染した場所には、原因菌が土の中に潜んでいます。
萎ちょう病の原因菌は、土の中に長く存在し、数年経ってからでも感染します。

 

トマト、ナス、ピーマンなどナス科の連作をすることにより、
原因となる菌が年々増えていき、感染率が上がり、
感染してまた菌が増えるという悪循環に陥りやすくなります。

 

連作をする場合は、萎ちょう病に耐性のある接ぎ木苗を育てたり、
土壌を消毒してから栽培するようにします。

 

萎ちょう病の原因となる菌は、根にできた傷から侵入します。
水はけの悪い土で育てていると、根が傷むこともあるため、感染率が上がります。

 

他にも、土寄せや中耕をする時、追肥の時など、乱暴に株元を触ると根が傷みます。
こういったことによってできた傷からも、萎ちょう病の原因菌は侵入します。

 

トマトの根が病気に感染しないためにも、生育のためにも傷つけないように扱いましょう。
また、連作をすることで、センチュウ被害に合うことがあります。

 

センチュウによる根への攻撃で傷が入り、
そこから菌が侵入することもあるので注意が必要です。

 

また萎ちょう病は、種子による感染も確認されています。
自分で種を採って翌年も同じトマトを栽培する場合は、
萎ちょう病に感染していない株から種を採取するようにします。

 

 

■萎ちょう病にかかったら

 

萎ちょう病は、残念ながら発病した後は薬剤を使っても完治が難しい病気です。
萎ちょう病に感染すると、生育も著しく悪くなり、着果不良も頻発するようになります。

 

そのため、感染後は満足に生育し、収穫量をあげることができません。
そればかりか、長くその場所に居座ることで、菌の数を増やしてしまいます。

 

トマトが萎ちょう病に感染したと分かったら、
感染した株を周辺の土ごと掘り上げて処分します。

 

感染株を畑に残したり、中途半端に地上部だけ刈り取って処分すると、
どこかに残った菌が繁殖し、周りの株に感染して広がっていきます。

 

感染株を処分する時は、必ず根から掘り上げるようにし、
掘り上げた株はその場に残さず処分しておきます。

 

・まずは予防を
感染してからの治療が難しい萎ちょう病を制するためには、
感染しないことが最大の防御となります。
萎ちょう病に感染しないために有効なポイントをご紹介します。

 

◎効果的予防策
・以前に感染した場所は消毒をする
・容器栽培の場合は、新しい用土を使う
・水はけの良い土を使う
・植え付けや栽培中の手入れの時、根を傷めないようにする
・連作を避ける
・連作する場合は接ぎ木苗を利用する

 

土壌消毒をする場合、冬の寒さを利用した消毒法や、
太陽の熱を利用した消毒法なら、簡単で薬剤も使わないのでお勧めです。

 

薬剤を使って消毒をする場合は、ガスタードキルパーベンレート
などの薬剤を使うことができます。

 

トマトの接ぎ木苗であれば、何でも良いというわけではありません。
接ぎ木苗であっても、良苗でなければ、植えてもうまく育つことができません。

接ぎ木苗で病気に耐性があり、良い苗のポイントをクリアした苗を選びましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方

 

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トマト 病害虫

ベネチアンサンセット

読了までの目安時間:約 4分

 

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Venetian Sunset

ベネチアンサンセット

 

 

ベネチアンサンセット、マウロの地中海トマトから紹介します。
こちらはグリーンゼブラ同様にゼブラ模様をしています。

 

グリーンゼブラと違い、ベネチアンサンセットは、
赤色とオレンジ色のゼブラ模様で夕焼け色をしています。

 

若いうちは緑のゼブラ模様をしていて、
熟していくにつれオレンジ色になっていきます。

 

中玉トマトですが栽培の仕方によっては大玉トマト並みに大きくなります。
基本的には水を切って栽培する必要があるので栽培がやや難しいです。

 

若どりして緑色のうちに収穫してサラダにするとシャキシャキとした食感。
完熟してから食べると果肉がやわらかく美味で色も食感も楽しいトマトです。

 

また、熟してから収穫し、中身をくりぬいて器にしても見た目も楽しめます。
苗は、現在、通販のみで入手できます。

 

グリーンゼブラと一緒に栽培して色の違いを楽しむのも良いかもしれません。
上級者向けですが、面白いトマトなのでぜひ挑戦してみてください。

 

 

Green zebra
グリーンゼブラ

 

 

[ベネチアンサンセット]

 

 

■特徴

 

・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。

 

・一般栽培では80g~100gになります。
水を切って収穫すると40g~50g程度の大きさになります。

 

・糖度が5度程度です。

 

・甘みよりやや酸味が強いです。

 

・皮がやわらかいので実が割れやすいです。

 

・花粉の発生が良いので実のつきが良いです。

 

■栽培のコツ

 

・元肥、施肥は中玉トマトと同じで良いです。

 

・水を切っての栽培が前提となります。

 

・実が割れやすいので水管理には気をつけるようにしてください。
水が多いと実が割れる原因になってしまいます。

 

・収穫が遅すぎると実が柔らかくなるので適期に収穫します。

 

・ベネチアンサンセットは、サラダ用が美味です。
中玉トマトより大玉トマトという感覚で栽培し、水を切って育てます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方

 

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トマト 品種

トマト 育て方のコツ

読了までの目安時間:約 5分

 

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コツを覚えていろいろなトマトを育てよう!

 

 

トマトが美味しくできない、うまく育たない、育て方のコツを知りたい!
そんな方にはこちらを読んで栽培してみてください。

 

 

トマトがおいしく栽培できるようにトマトの育て方のコツをご紹介します。
トマトをよく観察して、トマトが良く生長できるように導きましょう。

コツは大きく分けて4つのポイントがあります。

 

一つ一つをしっかりと行い、トマトをよく観て栽培を行います。
トマトを観察することはおいしいトマトを作るためにとても重要です。

 

では、トマトの育て方には、どのようなコツがあるのでしょうか?

 

 

■トマト 育て方のコツ

 

1.一番花には必ず実をつける!
まず、これが第一条件となり、一番重要なポイントです。
トマトは特に、栄養生長と生殖成長のバランスを取ることが大事です。

どちらかに偏ってしまうと、そのまま生長してしまいます。

 

この一歩として、一番花に実をつけます。
そして、その第一花房の実がピンポン玉くらいの大きさになる時に、
栄養生長と生殖生長がつりあっていると、
その後も良い品質のトマトが収穫できますし、収穫量も多くなります。

 

では、栄養生長と生殖成長のバランスはどうやって取るのでしょうか?

定植後に株の生長が暴走しないように管理しつつ、
水を適度に与えるだけで良いのです。

 

定植後に水を与えずに栽培すると株が小さいまま育ってしまい、
栄養生長と生殖生長のバランスがとれていません。

 

逆に水が多すぎると株が栄養生長に偏ってしまいます。

定植後のトマトをはよく観察して水を与えましょう。

>>トマト 一番花

 

 

wakime

脇芽をこんなに伸ばすと養分不足になります

 

 

2.わき芽をしっかりと取る
わき芽を伸ばしたままにすると、養分が実にまわらなくなります。
養分が実に回らないと、おいしいトマトができません。

 

トマトはわき芽がたくさん出ますが、
花房の下のわき芽は特に伸びやすいので注意してください。

 

わき芽が小さいうちは手で、大きくなって手で取れなくなったら、
無理して取らずに綺麗に洗ったハサミを使って切ります。

 

大きいわき芽を無理に手で取ってしまうと
株を傷つけてしまったり、折れたり菌が入ってしまいます。
わき芽は小さいうちに発見し、取るようにしてください。
>>トマト わき芽かき・摘心の方法

 

3.水やりを適切に
植え付け直後はたっぷりと、
その後の水やりは、多すぎず、少なすぎず、を心がけましょう。

 

第一花房の実がピンポン玉くらいになるまでは適度に与えます。
水が多すぎると株ばかり育ってしまいます。

 

また、実が割れやすくなったり、味が薄くなったりします。
少なすぎると生育が悪くなったり、一番上の成長点が枯れてしまいます。

 

水やりの目安は土の表面を少し掘って中が乾いてきたら、
実がついてからは葉がしんなりとしおれてきたら水を与えましょう。
>>トマト 水やりのコツ

 

 

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肥料を与え過ぎても、うどん粉病などにかかりやすくなります

 

 

4.追肥を適切に
一番目の追肥は第一花房のトマトがピンポン玉くらいになったら始めます。
栄養生長と生殖生長のバランスが決まる時に、追肥を行います。

 

肥料切れを起こすと、カルシウム欠乏で尻腐れ果が出てきたりしてしまいます。
追肥はしっかりと行いましょう。
>>トマト 肥料の与え方と時期

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方

 

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トマト栽培Q&A

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