強力米寿 収穫と鳥害対策
■強力米寿 収穫と鳥害対策
こんにちは、Senaです。
フルティカやホーム桃太郎が収穫を迎えましたが、
強力米寿も続いて収穫開始です!
他のトマトが収穫できたのが6月29日頃でした。
その時、強力米寿は肥大していて、青いままで色はついていませんでした。
次に観察したのが7月4日。
まだ青々としていました。
強力米寿 栽培開始
こんにちは、Senaです。
ホーム桃太郎、フルティカと同じように、
強力米寿も栽培開始です!
■強力米寿 栽培開始
今回は3品種に絞り、王道の2品種と、
昔ながらのトマトを味わえる強力米寿です。
強力米寿は家庭菜園でも農家でも人気があり、
夏や秋に育てるトマト品種として有名です。
強力米寿の特徴はこちらです。
・生育旺盛でスタミナがある
・耐暑性があり、チッソの吸収がやや強い
・着果が良く揃いも良い
特徴だけ見ると、少しプロ向けかなと思いますが、
生育が旺盛で栽培後半までバテずに育ち、
肥料の吸収も良く、着果性が良く、
実の揃いも良いので育てやすいと思います。
栽培の特徴は上記の感じですが、
トマトの味の特徴はというと、昔ながらの酸味がある風味で、
果肉が厚く、ジューシーな食感が特徴的です。
最近のトマトにはない風味を持っているトマトなので、
たまには選んでみても良いと思います。
栽培は、ホーム桃太郎、フルティカと同様に地植え栽培で行い、
雨よけや風除け無しでそのまま育ててみます。
土作りは今年はしっかりと行い、土壌改良をしたり、
肥料を十分に入れておきました。
植え付け前にはマルチングをし、保温と雑草の防止をしました。
強力米寿、もしかしたらですが、育てるのが初めてか、
2回目くらいかもしれません。
あまり育てたことの無い品種なので、立派に育てられたら嬉しいのですが。
植え付けは5月25日に行い、
2日後の27日に写真を撮ったり観察をしました。
植え付けた時から思っていたんですが、
苗屋やホームセンターによるのかわかりませんが、
名前のプレート? 品種が書いたものがないんですね。
ただの黒ポリポットで売られていた記憶があります。
自分で名前を書いて挿しておくと忘れなくて良いかもしれません。
苗の状態ですが、
やや葉が黄色くなっているように感じます。
ホーム桃太郎やフルティカと比べると少し色が薄いんです。
生育は旺盛だそうなので、これからの生育に期待です。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき
強力米寿
強力米寿
昔から家庭菜園している方は、こちらをご存知なのでは?
「強力米寿」
古い品種で、1970年に発表されました。
強力米寿→サターン→桃太郎、
とトマトは移り変わってきました。
強力米寿は1970発売、サターンは恐らく1980年代前後発売、
その後、桃太郎(桃太郎自体は1985年発売)の改良品種に移行します。
桃太郎は当時甘いトマトとして売っていたので、
昔ながらの酸味のある味で主流だったのは、
この強力米寿とサターンだったと思われます。
また、桃太郎は甘みを目指した品種ですので、
強力米寿とサターンの二つはまったく別の方向性だと考えられます。
強力米寿は酸味がしっかりしていて、
サターンよりも昔ながらのトマトという感じです。
市場に回っていたのも、強力米寿が主流でした。
その後、似た風味のサターンを経て、
改良を重ねて酸味を抑え、甘いトマトの、
桃太郎ファイトが主流となっています。
市場に出回るトマトのほとんどが青い時期に収穫して、
追熟で赤色にさせています。
このため、味、風味がないトマトが回っていたとのこと。
しかし現在、各種苗メーカーが改良に改良を重ね、
青いまま収穫しても美味しく食べられるようになっています。
この強力米寿も、今はほとんど流通していません。
なぜなら、酸味が強いものを売るくらいなら、
桃太郎などの甘い品種を作ったほうが消費者に喜ばれるからです。
しかし強力米寿の種、苗は、今でも売られています。
懐かしい昔ながらのトマトを栽培してみませんか?
知らない方は日本トマトの歴史を味わってみませんか?
[強力米寿]タキイ種苗
■特徴
・夏秋トマトの名品種です。
・トマトモザイクウイルス、萎ちょう病、斑点病に耐病性を持っています。
・耐暑、耐病性で作りやすいです。
・サターンよりも酸味が強く、メリハリのある味です。
・大玉品種で、実は約210gになります。
・色は赤、または桃色でとても美しいです。
・株の育ちが良く、実のつきが良いので花が落ちることは少ないです。
・後半、スタミナ不足になりがちですが、こちらはスタミナがある品種です。
・雨避け栽培で作りやすいので適しています。
・完熟しても、ヘタの部分が青いことがありますが、完熟しています。
■栽培のコツ
・元肥及び施肥、追肥は他のトマトと同様で良いです。
・肥料を吸収する力が強いのでチッソ肥料は少なめにしてください。
・定植する際には、必ず第一花房が咲いた状態で定植します。
・第一花房はトマトトーンなどのホルモン処理を行って、
確実に実をつけさせてください。
・中間地で4月下旬あたりに定植すれば6月下旬から収穫ができます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方