トマトを連作するには|プランター栽培
プランター栽培、フルティカ
トマトは、プランターや鉢などを使った、容器栽培もできます。
そのため、家庭菜園で夏野菜を育てる時には、トマトが多く選ばれます。
そんなトマトですが、毎回同じプランターを使って、連作することもあります。
トマトをプランター栽培で連作するには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
プランター栽培 摘葉と気根
■プランター栽培 摘葉と気根
こんにちは、Senaです。
プランターで栽培しているトマト、
摘葉を始めているところです。
前回記事は、こちらです。
今年の暑さで、夕方にはトマトは萎れてしまいます。
プランタートマト 7月18日
暑いので、土の温度も上がってしまいます。
昼間に水やりをしてしまうと、土の温度が高いため、
水が浸みるまでの間にお湯になってしまいます。
涼しくなってから水やりをしたほうが良いですね。
>>トマト 水やりのコツ
そして、どの品種も第1花房の収穫が終わりかけなので、
第1花房から下の葉を全て落とします。
>>トマト 摘葉の方法とコツ
イエローアイコ 摘葉
少し寂しくなりますが、こんな感じです。
収穫が終わった段から順番に行います。
ミニトマト、中玉トマト、大玉トマトの全てで大事な作業です。
反対側のシンディースイートも摘葉しました。
シンディースイート 摘葉
赤くなった実がついていますが、
収穫間近なので摘葉しました。
ここまで赤くなっていれば摘葉しても大丈夫だと思います。
摘葉の目的は主に過繁茂の防止、通気性の確保、病気予防があります。
過繁茂によって通気性が悪くなり、
通気性が悪くなると病害が出てくることもあります。
マルチを使わない栽培では、泥はねも病害の原因にもなります。
大玉トマトの場合、葉を残したまま収穫中期~後期になってくると、
尻腐れ果が増えることがあります。
摘葉をすることで尻腐れ果を防げます。
葉を摘むことで、葉に送られる養分が実だったり、
必要最低限の葉に養分が送られるので大事な作業です。
品種によって、摘葉するかしないかが分かれますが、
私はどの品種も摘葉をしています。
どんどん摘葉していくので、収穫が終われば最後は主枝だけ残ります。
後処理をするときに主枝だけだと処理しやすいです。
摘葉をしたことで少し見やすくなったトマト、
アイコもそうですが、大玉トマトの麗月、茎から根が出ていました。
麗月 7月18日
調べてから知ったのですが、この根は気根と呼ばれているそうです。
栽培が進むにつれて、土からうまく養分や水分を吸収できない時に出てきます。
水を切って栽培している時にも出てきます。
今までの経験上、気根の発生は地植え栽培より、
プランターなどの容器栽培に多く見られる印象です。
我が家のようにトマトを甘くするために水を切っている栽培の時は、
特に問題ないそうです。
少し不気味に見える気根、よほどのことが無い限りは
気にしなくてだいじょうぶです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト プランター栽培の収穫
■トマト プランター栽培の収穫
プランターに植えつけたトマトたちの収穫が始まりました。
プリンセスロゼ、アマルフィの誘惑の数個は既に収穫しましたが、
全体的に収穫が近くなって来ました。
一部のトマトは2段目で摘芯して、捻枝をしているので
ぐねぐねと曲がっていますが、大丈夫だと思います。
プランターのトマトたちがうっすらと色づき始めました。
7月6日 ピッコラカナリア 色づく
7月6日を境に、次々と色づき始めました!
7月11日 シシリアンルージュ
シシリアンルージュは、捻枝が一番やりやすかったです。
この後はまた捻枝の作業が待っていますが、収穫が先みたいです。
シシリアンルージュも、実が着いている段は両方とも色づき始めています。
こちらはプリンセスロゼ、他のトマトよりも色づきが早いです。
収穫間近というよりは、収穫開始に近いです。
7月6日に色づきを確認したピッコラカナリア。
もうここまで色がつきました!
他のトマトも収穫へと向かっています。
一番大きいルンゴもうっすらと。
7月11日 ルンゴ
ルンゴは予想以上に大きくなりました。
ルンゴは尻腐れが多かったです。
これは、実が大きいので、その分養分が分散するから仕方ないと思っていました。
が、どんどん尻腐れが増えてしまいました。
追肥のほかに、方法はないのか? と思い調べてみると、
トマトの尻腐れ予防のスプレーがあるようなので、早速買いました。
住友化学園芸から販売されています。950mlで800円前後。
このスプレーは、開花直後から果実直径4cmくらいに散布します。
実が大きくなってからでは、効果が薄れるようです。
農家さんでは、尻腐れ防止や、尻腐れが出てきてから、
追肥ではなく葉面散布でカルシウムを与えるそうです。
もしかしたら、葉に吹きかけても効果があるのかもしれません。
今のところ、効果の実感はありませんが、
大玉トマトや黒トマトも尻腐れになりやすいので、
そちらでも試してみようと思います。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方