トマト栽培 2017年7月 その1
去年は、トマトの草勢が強すぎて、奇形果ができたり、うどんこ病が出ました。
今年は、元肥を控えめにしたところ、現在、トマトの肥料過多の兆候は出ていないです。
10種以上のトマトが、今のところ元気いっぱいです。
[トマト栽培 2017年7月 その1]
トスカーナバイオレット1段目が色づいてきました、とっても美しい色です
トスカーナバイオレットの2段目は、ダブル花房で楽しみです
シシリアンルージュも多産系のトマトです、
加熱するととってもおいしくて、ピザ、オムレツ、炒め物に抜群です!
アイコが色づいてきました、2本仕立てで開花・着果できました
>>ミニトマト アイコの育て方
オレンジ千果、毎日3~5個ずつ採れるので、便利で嬉しいです
近日、朝3時半起きです。
猫たちが、腹減った~、遊んでくれ~、と起こしにくるのです。
猫と遊びながら、早朝にトマト観察するのも楽しいです!
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき
トマト栽培 2017年6月 その1
[トマト栽培 2017年6月 その1]
千果シリーズは、安定して元気に育ってくれて、実りが良いですね。
酸味と甘さが程よいバランスで、とっても美味しいです。
人気があるのも、うなずけます。
オレンジ千果、我が家では、今年育てているトマトの初物です
シシリアンルージュ、10種類ほど育てている中で、いちばん元気です、こちらが第一花房
こちらが、シシリアンルージュの第三花房です、ダブる花房になっています
ソバージュ栽培=放任栽培が、できるので空き地があれば育ててみてください。
また、シシリアンルージュは、加工、調理用のトマトの代表品種です。
トマトソースを作るなら、シシリアンルージュを使ってみたいですね。
大人気のアイコです
毎年、育てていますが、草勢が大人しく育てやすいです。
今回、私は1株のみ2本仕立てにしてみました。
もう、結実しています。
雨にあまり当てず、水をあげすぎずに育てたほうが、
皮が薄くなり、甘みも出ます。
トスカーナバイオレットの第二花房、ダブルになっています
名前の通り、果実が美しい紫色になります。
さらに、とっても美味しいのですね。
こちらも、ソバージュ栽培(露地放任栽培)ができます。
皮が薄いので、裂果に気をつけます。
ミニトマトより大きく育っていて、今後がとても楽しみです。
*近日大玉もご紹介します。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき
オレンジチャーム
オレンジチャーム
オレンジチャームというミニトマト品種が人気です。
名前にオレンジと入っている通り、実の色は鮮やかなオレンジ色です。
トマトやミニトマトといえば赤色を思い浮かべますが、
オレンジ色のトマトというのも意外とあります。
最近ではスーパーに並んでいるミニトマトの中にも、オレンジ色のものがあるほどです。
家庭菜園で育てるのですから、オーソドックスな赤色のミニトマトも良いですが、
オレンジ色の少し珍しい品種を育ててみるのも面白いです。
オレンジチャームの実は、まん丸というより少し縦長で、
いわゆる腰高と呼ばれる形をしています。
育てている環境によっては、丸に近い形になることもあるようです。
大きさはだいたい1玉10g~15gくらいで、ミニトマトとしてちょうど良いサイズです。
一口で口に入れることができるので、洗って冷蔵庫に入れておけば、
おやつ代わりに気軽に口に入れて食べることもできます。
お弁当の彩りとして入れる場合も、良いポイントカラーになります。
最終的な色が赤くならないトマトは、収穫のタイミングが分かりにくいですが、
オレンジチャームなら、とてもわかりやすく収穫適期を逃しません。
緑色の実が、時間が経つとともにだんだんと黄色っぽい色になり、
その黄色が濃くなってきて、最終的にはオレンジ色になります。
このオレンジ色になったタイミングが収穫の適期です。
赤くないミニトマトは、赤いものに比べると味が落ちると思われがちですが、
オレンジチャームは赤いミニトマトよりも甘みが強いとされています。
特に夜に涼しくなる時期の実は甘みがとても強く、
まるでフルーツのような味わいと口当たりになります。
晴れた日の日中の気温が高く、夜間に涼しくなる気候が良いので、
秋トマトとしても威力を発揮します。
>>秋トマトの育て方
ミニトマトは一般的に種から育てる場合、
夏の収穫に間に合うように、種播きの時期がとても早くなります。
2月や3月と、発芽温度に達することが少ない時期に種播きをするため、
種播きから育苗するのは少し難しいところがあります。
オレンジチャームは、収穫を秋に合わせるため、4月頃から種播きを開始します。
4月に入れば、気温が徐々に上がってくる地域も多いため、
種播き~育苗の難易度は下がります。
種蒔きが遅いということは、定植のタイミングも他より遅くなるため、
春に収穫する前作との兼ね合いもつけやすいのが利点です。
一般的な品種も一緒に育てれば、夏~秋にかけて長期間の収穫が可能になります。
オレンジチャームは皮が薄く柔らかいので、裂果しやすいのがたまに傷です。
急激な水分の吸い上げによって裂果が増えるので、雨除けしたほうが良いです。
生育は比較的旺盛で、1段目と2段目は花房が1つしか出ませんが、
3段目以降は各段に花房が2つに分かれてダブルになることが多いです!
そのため、1段につく実が20個~30個と多く、たくさん味わうことができます。
葉色が濃く、オレンジ色の実とのコントラストがキレイなので、
実が木についた状態で目でも楽しむことができます。
[オレンジチャーム]
■特徴
・1玉10g~15gでミニトマトとしてちょうどよい大きさをしています。
・皮はキレイなオレンジ色をしています。
・甘みが強く、糖度は8度~10度です。
・酸味が柔らかいので甘みを強く感じます。
・夜間に気温が下がる時期に特に甘みがのるので、秋トマト栽培もお勧めです。
・実の形は丸~やや縦長をしています。
・皮が薄く柔らかいので、一口で食べても皮が口に残りません。
■栽培のコツ
・秋収穫を目指した方が味が良いので、4月頃から種播きを開始します。
・育苗、定植後も一般的なミニトマトと同じ育て方で問題ありません。
・皮が柔らかいので裂果しやすいため、雨除けをしておくのがお勧めです。
・生育は旺盛で、3段目以降の花房が二股になることが多い品種です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
トマト 育て方 イエロー
シンディーオレンジは、綺麗でおいしいです!
トマトは赤い色だけではなく、
鮮やかな黄色のイエロートマトも人気でです。
イエロートマトの育て方は、どのようにすれば良いのでしょう?
基本的な育て方は普通のトマトと変わりませんが、
品種ごとの特徴を知っておくと便利です。
同じ系統でオレンジ色のトマトも魅力的、ご紹介していきます。
[トマト 育て方 イエロー]
■イエロートマト・オレンジトマトの特徴
黄色のトマトは赤いトマトより酸味が少ないのが特徴です。
品種によっては赤いトマトより糖度が高いものがありますが、
あまり変わらないか、やや低いです。
その分酸味が抑えられているので、糖度以上に甘みを感じます。
赤いトマトと違ってイエロートマトとオレンジトマトは、
ベータカロテンとリコピンの含有量が多く、栄養的にも注目されています。
しかしイエロートマトにも弱点があります。
実が割れてしまうことが多く、水やりの管理が難しいことです。
普通に水管理をしていればおいしいイエロートマトができます。
基本的な施肥量や追肥、育て方は普通のトマトと同じです。
さて、イエロートマト、どんな品種があるのでしょうか?
イエローアイコは育てやすいですね
■イエロートマト・オレンジトマトの品種
[イエロートマト]
・初心者向け
いずれも病害に耐性を持っていますので
初心者でも簡単に栽培することができます。
イエローアイコ(ミニトマト)
イエロートマトの王道!アイコの黄色版です。
アイコとほぼ同じ育て方で良く、栽培しやすいです。
皮がやや硬く、実が割れる心配がありません。
アイコよりやや糖度が落ちます。
ハニーイエロー(ミニトマト)
地植え栽培、プランター栽培の両方の栽培に適していますので、
初心者のかたには育てやすい、美味な品種です。
栽培は普通のミニトマトと同じように栽培してください。
フルーツイエローEX(ミニトマト)
普通のミニトマトより小さく、実も割れにくいです。
・中級者向け
トマト栽培に慣れてきて、もっといろいろなトマトに挑戦してみたい!
という方にオススメです。
桃太郎ゴールド(大玉トマト)
桃太郎シリーズ唯一のイエロートマト!
大玉トマトの中でも食味が良いです。
こちらも桃太郎シリーズと同じ育て方で、栽培がしやすいです。
場所によっては、栽培がやや難しいので注意が必要になります。
クックゴールド(中玉~大玉トマト)
果肉が厚く、加工に適しています。
生食、加熱処理のどちらでも美味しく食べられます。
・甘いトマト品種<
ハニーイエロー
フルーツイエローEX
桃太郎ゴールドも大玉種のなかでは栽培しやすいです
[オレンジトマト]
・初心者向け
シンディーオレンジ(中玉トマト)
サカタのタネから発売されており、入手が容易で、
いろいろな病害に耐性を持っているので栽培がしやすいです。
皮がややしっかりしていますが、甘みが強いのでフルーツ感覚で食べられます。
フルーツゴールドギャバリッチ(中玉トマト)
GAVAが多く含まれている唯一の品種です
日本デルモンテから販売されています。
皮がややしっかりしているので実が割れにくいです。
・中級者向け
バレンシア(大玉トマト)
入手するのが難しく、病害に対して弱いので栽培に気配りが必要です。
皮が薄く、甘みと酸味のバランスがとれているのが特徴です。
・甘いトマト品種
ピッコラカナリア(ミニトマト~中玉トマト)
トマトモザイクウイルスにしか耐性を持っていないので栽培には注意します。
オレンジ色のトマトの中でも酸味が少なく、甘みが強いのが特徴です。
■収穫時期
・イエロートマト
青いうちに収穫してしまうと若干の青臭さが残ります。
ヘタの際までしっかり黄色になってから収穫しましょう。
・オレンジトマト
こちらもヘタの際まで着色するまで待ちます。
オレンジトマトは緑から黄色、黄色からオレンジ色に着色してから収穫します。
色の変化も楽しめます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
小桃
小桃(コモモ)
小桃は、前にご紹介した千果、アイコと並んで人気があるミニトマト。
千果とちがってこちらはやや縦長のミニトマトです。
色はやや桃色で、かわいらしいです。
形はアイコに似ていますが、
アイコよりやや糖度が高いという特徴があります。
逆に、千果・アイコより1花房あたりの花の数が少なめです。
千果、アイコ・小桃とそれぞれ特徴があり、
味も甲乙つけがたいですが、どれもおいしいトマトです。
特に千果、アイコ、小桃は栽培が簡単なため、
これから家庭菜園をしたいという方にはぴったりです。
家庭菜園をしている方は自分の好みのトマトを探しながら、
全品種栽培して比べてみるのも楽しいですね。
いろいろなトマト栽培のきっかけとなればいいなと思います。
[小桃]タキイ種苗
■特徴
・早生品種ですが、千果よりは成長がやや遅めです。
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、斑点病、
サツマイモネコブ線虫に耐病虫性を持ちます。
・トマトモザイクウイルスには耐病性を持たないので、
栽培する際には接ぎ木苗を使用する必要があります。
・栽培が簡単。プランターや鉢植え向きです。
ハウスなど設備があれば一年中栽培ができます。
・糖度は8~10度、栽培によってはもっと甘くすることができます。
・果肉が厚く、ゼリーが少ないので甘みを感じられます。
・やや縦長のトマトですので食べやすく、ゼリーの飛び出しも少ないです。
・実の大きさは千果やアイコより大きく、20g~30gです。
・実が割れてしまうこと=裂果が少ないです。
ミニトマト アイコ
■栽培のコツ
・元肥、施肥は他のミニトマトと同じように行ってください。
・追肥は他のトマトに比べて早めに行ってください。
苗の勢いが弱い場合は各花房開花時期に追肥を行います。
強い場合は奇数花房開花時期に行ってください。
・特徴で説明した通り、接ぎ木苗を使用するのが良いです。
・4月中旬に定植すれば5月中旬から収穫ができます。
・千果よりヘタが取れやすいので気をつけてください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方