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フルーツゴールドギャバリッチ
フルーツゴールドギャバリッチ
フルーツゴールドギャバリッチは、
フルーツルビーEXと同じデルモンテから販売されている品種です。
こちらも中玉トマト、色はオレンジ色です。
フルーツゴールドギャバリッチ、なんとも発音しにくい名前ですが、
名前にもしっかりとした意味があるのです。
このトマトにはアミノ酸の一種である、
「GABA(ギャバ)」が普通のトマトより多く含まれています。
GABA含有量が多い唯一のトマトとのことです。
このことから、品種名に「ギャバ」が含まれています。
GABAは健康機能性成分として近年注目を集めています。
トマトは全般的にこのGABAが含まれて居ますが、
より多くのGABAを含む品種がフルーツゴールドギャバリッチ。
健康食品の素材としても注目を集めています。
また、フルールゴールドギャバリッチは、
ジュースにもなっています。
農家が独自に製造しているジュースで、
群馬県の「かたしなや」で販売されています。
他のトマトと差別化を図るために、
品種開発が行われた成果のトマトと言えます。
フルーツルビーEX同様にやや高めの値段となり、
通販などで購入することができます。
是非栽培してみてください。
ジュースも美味しく体に効く!
[フルーツゴールドギャバリッチ]日本デルモンテ
■特徴
・フルーツルビーEXと同じくキュウリモザイクウイルスに対して、
予防接種を行っているため抵抗性があり、接ぎ木を使用しているため、
その他病害に強いです。
・フルーツルビーEXと同じく栽培がしやすいです。
・中球トマトでオレンジ色のトマトです。
・普通のトマトより多くGABAを含んでいます
・糖度が高く、フルーツ感覚で食べられます。
なめらかな果肉が特徴ですが、皮が固めです。
その他特徴もフルーツルビーEXと殆ど同じ特徴を持っています。
詳しくはフルーツルビーEXを参照してください。
>>フルーツルビーEX
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通の中玉トマトと同様に行ってください。
・4月下旬から5月いっぱいに定植すれば7月の頭から収穫ができ、
10月中旬まで収穫することができます。
・収穫する際にヘタのやや上の節のところから、
ポロリと取れますのでハサミなどは必要ありません。
逆に言うと、熟しているもの落ちやすいので気をつけてください。
・尻腐れが起こったら追肥してください。
栽培方法などもフルーツルビーEXと同じように栽培します。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
強力米寿
強力米寿
昔から家庭菜園している方は、こちらをご存知なのでは?
「強力米寿」
古い品種で、1970年に発表されました。
強力米寿→サターン→桃太郎、
とトマトは移り変わってきました。
強力米寿は1970発売、サターンは恐らく1980年代前後発売、
その後、桃太郎(桃太郎自体は1985年発売)の改良品種に移行します。
桃太郎は当時甘いトマトとして売っていたので、
昔ながらの酸味のある味で主流だったのは、
この強力米寿とサターンだったと思われます。
また、桃太郎は甘みを目指した品種ですので、
強力米寿とサターンの二つはまったく別の方向性だと考えられます。
強力米寿は酸味がしっかりしていて、
サターンよりも昔ながらのトマトという感じです。
市場に回っていたのも、強力米寿が主流でした。
その後、似た風味のサターンを経て、
改良を重ねて酸味を抑え、甘いトマトの、
桃太郎ファイトが主流となっています。
市場に出回るトマトのほとんどが青い時期に収穫して、
追熟で赤色にさせています。
このため、味、風味がないトマトが回っていたとのこと。
しかし現在、各種苗メーカーが改良に改良を重ね、
青いまま収穫しても美味しく食べられるようになっています。
この強力米寿も、今はほとんど流通していません。
なぜなら、酸味が強いものを売るくらいなら、
桃太郎などの甘い品種を作ったほうが消費者に喜ばれるからです。
しかし強力米寿の種、苗は、今でも売られています。
懐かしい昔ながらのトマトを栽培してみませんか?
知らない方は日本トマトの歴史を味わってみませんか?
[強力米寿]タキイ種苗
■特徴
・夏秋トマトの名品種です。
・トマトモザイクウイルス、萎ちょう病、斑点病に耐病性を持っています。
・耐暑、耐病性で作りやすいです。
・サターンよりも酸味が強く、メリハリのある味です。
・大玉品種で、実は約210gになります。
・色は赤、または桃色でとても美しいです。
・株の育ちが良く、実のつきが良いので花が落ちることは少ないです。
・後半、スタミナ不足になりがちですが、こちらはスタミナがある品種です。
・雨避け栽培で作りやすいので適しています。
・完熟しても、ヘタの部分が青いことがありますが、完熟しています。
■栽培のコツ
・元肥及び施肥、追肥は他のトマトと同様で良いです。
・肥料を吸収する力が強いのでチッソ肥料は少なめにしてください。
・定植する際には、必ず第一花房が咲いた状態で定植します。
・第一花房はトマトトーンなどのホルモン処理を行って、
確実に実をつけさせてください。
・中間地で4月下旬あたりに定植すれば6月下旬から収穫ができます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ブラックプリンス
黒いトマトを、見たことありますか?
見た目はちょっと不気味ですが、味はおいしい!
ブラックプリンス、元々はシベリア原産大玉トマトで、
世界を代表するトマトの一つです。
見た目は黒、というより茶色に近いです。
栽培が困難な部類に入り、栽培農家もほとんどいない上に、
市場に出回ることが少ないのでレアなトマトです。
しかし最近ブラックプリンスジュースという、
1万5千円のジュースが発売されましたね!
何故この価格かというと、とにかく栽培が難しく、
場合によっては二週間程度くらいしか収穫ができません。
苗も、ホームセンターではまず売っていないと思います。
通販でも、あまり見かけません。
食味は甘みと酸味のバランスが非常に良く、
皮が薄く、実も非常に柔らかいため食べやすいです。
見た目から敬遠されがちですが、味見して気に入る方が多いようです。
価値が高いこのトマトを育てて、リッチな気分を味わいませんか?
[ブラックプリンス]
■特徴
色が黒い(茶色い)です。
固定種ですので、自宅での種の採取ができます。
完熟したトマトをジップロック等に入れ、温かい場所においておきます。
しばらくするとカビが生え、ドロドロになってくるので、
ドロドロになったら水で丹念に洗い流し、種を乾かしてください。
乾燥が不十分だと種からカビが生えてきてしまいます。
採取後は種をビンなどに入れ、冷蔵庫に保管してください。
■栽培のコツ
・基本は普通のトマトと同様です。
・病気に非常に弱いので注意してください。
また連作も控えるのがコツです。
・成長も弱弱しいですが温かい目で見守ってあげてください。
・ハウス栽培など、気温が上がる場所だと、
枯れてしまう場合があるので注意してください。
・皮が薄いため、実が割れやすいので水やりには注意します。
・大玉トマトですが、普通のトマトより、
1房あたりの実の数を3つ、または4つ程度と少な目にします。
最初は上手く育ってくれないことが多いですが、
みごとに育つと、感動が大きいトマトです♪
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方