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麗夏
麗夏
麗夏はサカタのタネから販売されています。
農林水産大臣賞を受賞した大玉トマトでもあります。
麗夏はサカタのタネの中で「王様トマト」に分類されています。
*王様トマトとはサカタのタネが開発したトマトで、
ほぼ完熟で収穫しても実が崩れない、青果物ブランドトマトです。
市場に出回っているトマトは青い状態で収穫しますが、
王様トマトはほぼ完熟した状態で収穫し販売します。
王様トマトは実がしっかりしているため、
輸送の段階でやわらかくなり傷むことはほとんどありません。
とくに麗夏は、熟度表で4段階以降の赤さで収穫して出荷しても、
輸送に耐え販売店に並ぶことができます。
王様トマトとして販売されている、このトマト麗夏、
栽培してみても面白いかもしれませんね。
[麗夏]サカタのタネ
■特徴
・りんか409と同じく、トマトモザイクウイルス、萎ちょう病、
半身萎ちょう病、葉かび病、斑点病、ネコブセンチュウ、
に対して耐病虫性を持っています。
・実がしっかりしていて、実が割れることが少ないです。
・大きさは220g程度と、他の大玉トマトと同じサイズです。
・実は高糖度で、甘みと酸味のバランスが良いです。
・生食のほかにスープや炒めたり火を通しても美味しいです。
樹上完熟にとても向いているトマトです
■栽培のコツ
・疫病、うどんこ病などは防除を徹底してください。
・元肥は少なめに、追肥は普通のトマトと同じように行います。
・第1花房開花ごろに定植を行いましょう。
若い苗を植えないようにしてください。
・5月の頭から6月の終わりまでに定植ができ、
6月の終わりから10月下旬まで収穫ができます。
・大玉トマトの基本を守っていれば簡単に栽培ができます。
・第1花房から第3花房はトマトトーンでホルモン処理を施すのが良く、
確実に実をつけるようにして、株を安定させるようにします。
・わき芽をはやめにかきとり、1本仕立てで栽培してください。
・水やりは植え付け時にはたっぷりと、その後は控えめにしてください。
・追肥は第1果がピンポン玉くらいの大きさになったら、
第1回目を行い、その後は20日おきを目安に行ってください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
りんか409
りんか409
りんか409、2007年にサカタのタネから発売されたトマトをご紹介します。
桃太郎などと同じ大玉トマトのひとつです。
りんかの特徴はいろいろありますが、
目玉は、大玉トマトの中でも水やりを押さえ、甘く育てられることです。
このことからフルーツトマトとして出荷される中では、
りんか409が多く使われています。
甘く育てると、サイズは中玉トマト程度ですが甘くて美味な品種になります。
他の大玉トマトに飽きた方はりんか409を栽培してみませんか?
[りんか409]サカタのタネ
■特徴
・トマトモザイクウイルス、萎ちょう病、半身萎ちょう病、
葉かび病、斑点病、ネコブセンチュウに対して耐病虫性を持っています。
・早い段階から実の肥大力が良く、多く収穫できます。
・空洞果、すじ腐れ果の発生が少ないため、良いものができます。
・実の形などは他の大玉トマトと同程度です。
・大きさは他の大玉トマトに比べ、220g~240gと大きめです。
・低温期でも色のつきが良く、全体が赤くなりやすく、
収穫も赤く熟してから収穫できます。
・手に持った感じではしっかりとした固さですが、
食味は高糖度でコクがあります。
・水っぽさが少なく、甘み、酸味のバランスが取れたトマトです。
・水やりを最低限にすることにより甘みが増します。
・早生品種で、夏秋の栽培に適しています。
・やや高めの温度での栽培に強いです。
■栽培のコツ
・元肥、追肥などは他の大玉トマトと同じように行ってください。
・定植は第1花房開花前から植えることができます。
・4月中旬から5月中旬にかけて定植ができ、
収穫は10月上旬または10月いっぱいまで収穫ができます。
・水やりは第1花房に実がつき、肥大する頃をめやすに行ってください。
生育初期からスムーズに生育ができるようにしましょう。
・追肥は第4花房の花が咲いたら行いましょう。
・花数が多くなる段も出てくるので、その際はいくつか花を切りましょう。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
小桃
小桃(コモモ)
小桃は、前にご紹介した千果、アイコと並んで人気があるミニトマト。
千果とちがってこちらはやや縦長のミニトマトです。
色はやや桃色で、かわいらしいです。
形はアイコに似ていますが、
アイコよりやや糖度が高いという特徴があります。
逆に、千果・アイコより1花房あたりの花の数が少なめです。
千果、アイコ・小桃とそれぞれ特徴があり、
味も甲乙つけがたいですが、どれもおいしいトマトです。
特に千果、アイコ、小桃は栽培が簡単なため、
これから家庭菜園をしたいという方にはぴったりです。
家庭菜園をしている方は自分の好みのトマトを探しながら、
全品種栽培して比べてみるのも楽しいですね。
いろいろなトマト栽培のきっかけとなればいいなと思います。
[小桃]タキイ種苗
■特徴
・早生品種ですが、千果よりは成長がやや遅めです。
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、斑点病、
サツマイモネコブ線虫に耐病虫性を持ちます。
・トマトモザイクウイルスには耐病性を持たないので、
栽培する際には接ぎ木苗を使用する必要があります。
・栽培が簡単。プランターや鉢植え向きです。
ハウスなど設備があれば一年中栽培ができます。
・糖度は8~10度、栽培によってはもっと甘くすることができます。
・果肉が厚く、ゼリーが少ないので甘みを感じられます。
・やや縦長のトマトですので食べやすく、ゼリーの飛び出しも少ないです。
・実の大きさは千果やアイコより大きく、20g~30gです。
・実が割れてしまうこと=裂果が少ないです。
ミニトマト アイコ
■栽培のコツ
・元肥、施肥は他のミニトマトと同じように行ってください。
・追肥は他のトマトに比べて早めに行ってください。
苗の勢いが弱い場合は各花房開花時期に追肥を行います。
強い場合は奇数花房開花時期に行ってください。
・特徴で説明した通り、接ぎ木苗を使用するのが良いです。
・4月中旬に定植すれば5月中旬から収穫ができます。
・千果よりヘタが取れやすいので気をつけてください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方