トマト 育て方

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ラウンドレッド ミニトマト

読了までの目安時間:約 6分

 

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Round red Mini

ラウンドレッド ミニトマト

 

 

ラウンドレッドという真っ赤なミニトマトがあります。
1個は直径が2cm~3cmほどですが、
真ん丸な形でミニトマトらしい形をしています。

 

色は深い赤色で、完熟して真っ赤に色づくと、ルビーのような輝きがあります。
収穫した実をその場で口に入れれば、至福の時が味わえます。

 

もちろん冷やして食べても良いですし、美しい色合いを生かして、
サラダの彩りや料理の脇に沿えても素敵です。

 

お弁当にも入れることができますが、
他のごはんやおかずが熱いうちに入れてしまうと、
実が割れて果汁が漏れてしまうので、冷めてから入れましょう。

 

食事の合い間に食べると、口の中がさっぱりとします。
実は小さくてもとてもジューシーで、果汁がたっぷり含まれています。

 

甘みと酸味のバランスが良く、トマトの風味も豊かなので、
トマト好きにはたまらないコクとおいしさです。

 

日本では甘みの強い品種の人気が高まっていますが、
ほどよい酸味のあるラウンドレッドは、
甘みが強いにも関わらず酸味もあるので、味のバランスがとても良いです。

 

酸味があるために、いくつ食べても食べ飽きないのが特徴です。
一口サイズなので、1個丸ごと口にぽいっと放り込めば、
ジューシーで爽やかなミニトマトを楽しむことができます。

 

ラウンドレッドは、苗の販売よりも種の販売が主になります。
他の種に比べると少し高いのですが、
主に流通しているラウンドレッドの種子は、
有機種子なので、値段が高いのも頷けます。

 

家庭菜園で野菜を育てるなら、有機栽培や無農薬にこだわりたいです。
無農薬・有機栽培を目指しているのに、出所がはっきりしない苗や種だと、
完全な無農薬・有機栽培を行うことができません。

 

ラウンドレッドの種は、ヨーロッパの有機種子基準をクリアしているため、
有機栽培に適した種といえます。

 

ラウンドレッドは、味も見た目も良い上に多収穫なのも嬉しい特徴の1つです。

 

◎固定種なのも魅力
これだけ良い特徴のある品種は、育てにくかったりF1種だったりしますが、
ラウンドレッドは育てやすく、固定種の品種です。

 

固定種は、種をとって育てると、親と同じ性質の植物がまた育つということです。
ミニトマトの固定種は少なく、とても貴重です。

 

ラウンドレッドは固定種なので、育てたラウンドレッドの実から種をとり、
保存しておくことができます。

 

保存しておいた種を使って、翌年にもまたラウンドレッドを育てることができます。
家庭菜園で育てる場合、育てる側は初心者~上級者まで様々です。

 

それでもおいしい野菜を育てることができれば、
次の栽培への意欲と自信につながります。

 

ミニトマトは野菜の中でも比較的育てやすい野菜です。

 

けれどラウンドレッドは種から育てることが多いため、
栽培初心者には少し難しい場合があります。

 

種から育苗し、定植までこぎつければ、
ラウンドレッドは生育も旺盛で丈夫なので、実を収穫するのは容易です。

 

うまく育てることができれば、育苗から定植、栽培、収穫まで、
全部自家製で行うことができます。

 

さらに育てた株から種をとれば、
自家採種した種からまた苗を育てるというサイクルができあがります。

 

1段の花房に鈴なりに実がつくので、
全体的に色づいてから房のまま収穫する夢も叶います。

 

育て方としては、他のミニトマトと同じで問題ありません。
背が高くなるので、150cmのしっかりとした支柱を立て、
主軸が伸びたら誘引して倒れないようにしておきましょう。

 

 

[ラウンドレッド ミニトマト]

 

 

■特徴

 

・真っ赤な色が美しいミニトマトです。

 

・2cm~3cmほどの実がたくさんつきます。

 

・真ん丸なかわいらしい形をしています。

 

・多収穫で育てやすいので、初心者でも育てやすいです。

 

・甘みと酸味のバランスがとても良く、いくら食べても飽きません。

 

・固定種なので、育てた実から種をとり、次の栽培に使うことができます。

 

 

■栽培のコツ

 

・ミニトマトの基本的な育て方に準じます。

 

・背が高くなるので、支柱の準備を忘れないようにします。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト栽培Q&A

ミニトマト 肥料

読了までの目安時間:約 9分

 

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ミニトマトの肥料はどのようなものをいつ与えれば良いのでしょう?

 

 

ミニトマトは、ミニとついてはいますが、
実が小さいだけで樹がけっこう大きくなります。

 

しかも一房につく実の数も多いので、
肥料がたくさん必要だと思いがちです。

 

ところが、ミニトマトはもともと肥沃ではない土地で育っていたため、
あまり肥料が多すぎると、生育が良くなるどころか、
実付きが悪くなったり、病害虫にかかりやすくなったりします。

 

ミニトマトにはミニトマトに適した肥料を、
適切な時期に与える必要があります。

 

 

[ミニトマト 肥料]

 

 

■ミニトマトの肥料

 

ミニトマトに与える肥料には、2種類あります。

 

1つは植え付け前に施しておく「元肥」です。
もう1つは、生育途中に与える「追肥」です。

 

元肥と追肥は同じ肥料を使っても構いませんが、
一度に与える量が違うので気を付けるようにします。

 

肥料が少なすぎると、元気よく育たず、あまり実が収穫できないことがあります。
反対に多く与えれば、根が肥料焼けを起こしたり、
株が大きくなるばかりで、花や実がつかないといった症状が出てしまいます。

 

多すぎても少なすぎてもダメなのが肥料です。
ただし、もし迷った時には少ない量を与えるようにします。

 

少なく与えている場合は、肥料を追加することができますが、
多く与えてしまった場合は、過剰な分を取り除くのが難しいからです。

 

また、ミニトマトは肥料不足で調子が悪くなることはほとんどありません。
肥料を与え過ぎていることが、さまざまの問題を引き起こします。

 

 

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肥料が多すぎると奇形花が咲いてしまいます

 

 

■ミニトマトに合った肥料

 

肥料には、窒素・リン酸・カリという成分が主に含まれています。
窒素は枝や葉を育て、リン酸は花や実を育て、カリは根を育てます。

 

肥料はメーカーや種類により、窒素・リン酸・カリの配合率が変わります。
中には窒素だけ、リン酸だけといった単成分のものもあります。

 

それぞれに役割があるため、植物が株を大きくしたり、
実をつけるのに必要なだけ含まれているものを選ぶ必要があります。

 

ミニトマトの場合は、窒素・リン酸・カリが8:8:8:のように、
同等に含まれている肥料が基本となります。

 

あるいは、花付きと実付きを良くするため、
リン酸が少し多めのものでも構いません。

 

絶対に避けた方が良いのは、窒素が多い肥料です。
窒素は枝や葉を育てて株を大きくしますが、
株を大きくすることに養分を使い、実付きが悪くなってしまいます。

 

ミニトマトは実を収穫するために栽培する植物なので、
実が収穫できなければ残念ですよね。

 

窒素が多い肥料は、木ボケ=実付きが悪い症状が出やすいので、必ず避けます。

 

また、肥料には有機質肥料と無機質肥料(化成肥料)があります。
有機質肥料は、油カスや骨粉など、有機質な原料でできています。

 

無機質肥料は、化学合成された肥料です。
有機質には有機質の、無機質には無機質の良いところ、悪いところがあります。

 

有機質肥料の方が、実を甘くできるといったこともよく聞きますが、
環境や育て方、品種によって効果も違ってくるので、
一概にどちらが良いということはありません。

 

 

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果実の大きさも揃いにくくなります

 

 

■元肥

 

元肥は、苗を植え付ける前に施す肥料です。
地植えにする場合は、植え付けの2週間前までに土作りを終えておきます。

 

土作りの方法は、大玉トマトや中玉トマトと同じです。
掘り返して耕した土に、苦土石灰と堆肥に加え、
元肥も一緒に加えて土とよく混ぜておきます。

 

ミニトマトの苗を植え付けた時、根が肥料に直接触れると肥料焼けを起こします。
元肥が一部分に固まっていると、その部分の肥料濃度が高くなり、
肥料焼けを起こしやすくなるので、全体にまんべんなく混ざるようにしておきます。

 

元肥は1㎡あたり120gくらいが基準です。
ただ、肥料の種類によっては少し増やします。

 

化成肥料のように、溶けやすく効きが早い肥料の場合は、基準の120gで大丈夫です。
有機質を含んだ、効果がゆっくり出るような肥料の場合は、
基準よりも少し多い150gほど加えるようにしましょう。

 

鉢やプランターでミニトマトを育てる場合は、培養土を使うことが多いかと思います。
市販されている野菜用の培養土や、大玉トマト・ミニトマト専用の培養土であれば、
すでに元肥が含まれているので、わざわざ加える必要はありません。

 

培養土に元肥が含まれているにも関わらず、
そこにさらに肥料を足してしまうと、肥料過多となって生育に支障が出ます。

 

 

■追肥

 

植え付けからしばらく経ち、株が大きくなって実が付く頃になると、
元肥として加えた肥料の効果が切れてきます。
元肥が切れてくる頃を狙って与えるのが追肥です。

 

地植えにしている場合は、1段目の実が少し色づく頃に最初に追肥を行います。
その後は20日~30日に1回くらいのペースで追肥を行います。
1回の追肥で与える肥料は、1㎡あたり20gが目安です。

 

ミニトマトを鉢やプランターで育てている場合は、
水を与えた時に容器の底から水が出てくるまで水を与えます。

 

この時、余分な水と一緒に、水に溶けた肥料成分まで流れています。
そのため、容器栽培の方が、肥料成分をとどめておく力が弱くなります。

 

最初の追肥は、1段目の実が膨らみ始めた頃が目安です。
その後は、2週間に1回くらいのペースで追肥を行うので、
地植えよりも追肥の間隔が狭くなります。
1回に与える肥料は、1株あたり10gが目安です。

 

ミニトマトの地植え、容器栽培どちらも、追肥を定期的に行っていても、
葉の色が薄くなるなど、肥料不足のサインが出ることがあります。

 

その場合は、即効性のある液体肥料を使って様子を見ます。
液体肥料は、規定通りかやや薄めに作るのがポイントです。

 

肥料不足のサインが出ているからと、濃度を高くしてしまうと、肥料焼けを起こします。
また、液体肥料を与える時は、水やりの代わりにすることも大切です。
液体肥料を与えた後に水やりをすると、与えた液体肥料が水で流されます。

 

肥料切れのサインだと思っていても、原因が肥料不足ではない可能性もあります、
必ず調子の悪い原因を見極めてから、追肥を行いましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 肥料

ミニトマト わき芽かき

読了までの目安時間:約 11分

 

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ミニトマトのわき芽、最初はこのように小さいです

 

 

ミニトマトの育て方の要に「わき芽かき」という作業があります。
わき芽かきは、トマトを育てる時にとても大切な作業です。

 

わき芽かきを怠れば、トマトに無駄な養分を使わせてしまい、
さらに、株が伸び放題になり収集できないこともあります。

 

こちらでは、ミニトマトのわき芽かきに関するポイントを、
図版と画像を用いて、わかりやすくご紹介します。

 

 

[ミニトマト わき芽かき]

 

 

■ミニトマトのわき芽かきとは?

 

ミニトマトだけでなく、大玉や中玉のトマトを育てる時にも、
わき芽かきという作業があります。

 

トマトの種類が変わっても、同じようにわき芽を摘む品種が9割以上です。
ミニトマトの場合も、茎と葉の付け根から発生するわき芽を摘むのが、
わき芽かきという作業で、花房がたくさんであので見逃しやすいです。

 

レジナのような矮性化されている低い株の場合は、
わき芽もほとんど発生しないため、
わき芽かきの作用が不要な場合もあります。

 

 

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まだ小さなわき芽

 

 

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どんどん苗が大きくなると見落としがちなわき芽

 

 

■わき芽の発生する場所

 

わき芽は、主枝として伸びる中心の枝につく葉の付け根から発生します。
定植できるくらいに生長した苗では、すでにわき芽が発生している場合もあります。

 

株が小さく、まだ気温が低いなど、生育スピードが遅い段階であれば、
わき芽の発生も緩やかで、わき芽が伸びるスピードもゆっくりなので、
焦らずじっくり観察してわき芽かどうかを判断できるかと思います。

 

わき芽を確認することができれば、後は意外とすぐに見分けがつくようになります。
わき芽を見つけるのも、わき芽を摘むのも、慣れてくると意外に簡単です。

なので、ありったけのわき芽写真を掲載しました!

 

 

 

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花房の下、とくに第一花房の下のわき芽(赤い部分)は強く、よく伸びます
これだけ伸ばすと、トマト苗にかなりのダメージを与えます。

 

 

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わき芽の摘み方

 

 

■わき芽をかく方法

 

わき芽を摘む時、どのように摘めば良いか分からないということもあるでしょう。
手でちぎったり、ハサミで切ったりと、わき芽を取る方法はいくらかありますが、
適切なわき芽の摘み方は、指で摘む方法です。

 

主枝と葉とがV字になっている部分から発生したわき芽を、まずは指でつまみます。
つまんだ状態で、V字の奥か手前に引っ張ると、わき芽が葉の付け根部分から取れます。

 

上方や横方向に引っ張るだけでは、わき芽をかくことはできません。
無理をするとちぎれて、組織を傷つけてしまいます。

 

また、ハサミで切ると、切り口はきれいですが、わき芽が付け根から取れません。

 

またハサミについている雑菌が切り口から入り込んでしまうこともあるので、
ハサミはできるだけ使わないようにします。

 

わき芽が育ち過ぎていて、手で摘むのが難しい場合は、
消毒したハサミを使って切り取るようにしましょう。

 

 

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このくらいの大きさで摘みます、週に2回は観察して摘みましょう

 

 

■わき芽を摘む大きさは?

 

わき芽を見分けるのにも慣れてくると、
ごくごく小さいうちからわき芽を見つけられるようになってきます。

 

育て方の説明には「わき芽は小さいうちに摘む」と書かれていることが多いですが、
実際にはどれくらいのサイズで摘むのが良いのでしょうか。

 

主枝と変わらないくらいに育ってしまったものは、完全に摘み遅れている状態です。
かといって、指でもつまめないほど小さいうちでは、摘むのに苦労します。

 

無理にわき芽を摘もうとすると、爪などで余計な傷をつけてしまいます。
余計な傷は、傷がつくだけなら問題ありませんが、
そこから病気の原因となる菌が侵入することもあるため、注意が必要です。

 

大きく育ったわき芽は、いち早く摘み取る必要があります。
では、小さいわき芽はいつ頃から摘めば良いのかというと、
指でつまめるようになった、3~5㎝くらいです。

 

わき芽かきは、たいてい指でつまんで摘み取ります。
指でもつまめないような小さなわき芽は、そのままにしていても害はありません。
もう少し大きくなって、指でつまめるようになったら早めに摘み取ります。

 

 

■わき芽かきをする時間帯と天気

 

いくら丁寧に作業を行っても、わき芽を摘んだ場所は傷となります。
そこに雨が降ってくると水が溜まり、菌が侵入しやすくなります。

 

また夜の間に夜露が溜まることもあるので、
できるだけ夜や雨が降る前には傷口が乾くようにします。

 

わき芽かき作業は、時間帯でいえば、午前中にするのが望ましいです。
水やりをしたついでなどに見回り、わき芽かきができそうな部分があれば済ませます。

 

午前中にすることで、夜までには傷口が乾き、余分な水分や菌が入り込みにくいです。
天気は晴れている方が乾きやすいので、晴れた日の午前中に作業を行うのが理想的です。

 

 

 

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このくらいまでわき芽が生長してしまったら、2本仕立てにしてもいいですね

 

 

■わき芽かきに失敗したら

 

まだ主枝・葉・わき芽の見分けがつけられない時、
わき芽ではなく主枝を摘んでしまうことがあります。

 

主枝を摘んでしまうと摘芯をしたのと同じ状態となり、
主枝はそれ以上伸びなくなります。

 

主枝が伸びなければ、それ以上花房もつかないことになるので、
失敗するとショックは大きいですよね。

 

けれど心配は無用です。
例え主枝を間違って切ってしまったとしても、
まだまだミニトマトを育てることは可能です。

 

主枝がなくなってしまったら、次はどんどん出てくるわき芽の出番です。
元気の良いわき芽を伸ばし主枝の代わりに育てます。

 

わき芽はそのまま伸ばすと、主枝と同じように花房をつけるようになります。
最初はわき芽であったものも、育てていれば主枝になることができるのです。

 

ただし、新しい主枝にしたわき芽以外のわき芽は、わき芽かきをしておきます。
主枝がなくなったからといって、わき芽をすべて育ててしまうと、
養分が分散して実付きが悪くなります。

 

 

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ミニトマト栽培の初期であれば、挿し木をして苗を増やせます

 

 

■わき芽の利用法

 

わき芽かきをして摘み取ったわき芽は、通常であればそのまま処分しますが、
たまにひっそりと育った大きなわき芽がとれることがあります。

その場合、そのまま処分しても構いませんが、
挿し木をして株を増やすこともできるのです。

 

トマトは挿し木がしやすくシーズン初めにすると収穫に間に合います。
花房直下の強いわき芽を挿し木にすると成功率があがります。

 

主枝を摘芯した時の生長点の部分も使えますが、
わき芽は後からどんどん発生するので、
一度挿し木に失敗しても、次々と挿し穂を確保することができます。

 

ただ、そのためだけにわき芽を大きく育てていると、
肝心の主枝についた実の育ちが悪くなるので、ほどほどにしておきましょう。

 

15cm以上に育ったわき芽を摘むか、消毒したハサミで切り取り、
挿し木をする用土を入れたポットや鉢に挿します。

 

あとは、発根して新芽が出てくるまで、あまり乾かないように管理するだけです。
水挿しによる発根もできるようですが、土に挿す方が成功率が高いように思います。

 

発根に成功した株は、ポットや小さい鉢だと、すぐに根詰まりを起こすので、
地植えにするか、大きな容器に植え替えて育てましょう。

 

わき芽を挿し木して増やした株も、親株と育て方は同じで構いません。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト わき芽かき・摘心の方法

ミニトマトの病気

読了までの目安時間:約 7分

 

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ミニトマトは、大玉トマトや中玉トマトに比べると育てやすく、
トマトの中でも初心者向きといわれています

 

 

育てやすいミニトマトですが、育て方を間違えていたり、
栽培環境が悪ければ、病気にかかります。

 

ここではミニトマトがかかりやすい病気をご紹介します。

 

また、ご紹介した病気以外はかからないというわけではありません。
ミニトマトがかかる可能性のある病気は、
大玉トマトや中玉トマトと共通と考えておきましょう。
*あわせてこちらをご覧ください。
>>トマトの病気

 

 

■ミニトマトの病気

 

・うどんこ病
葉の表面に、うどん粉をふったような白いカビが発生する病気です。
うどんこ病は、色々な植物がかかる可能性のある病気ですが、
ミニトマトがかかる時には、2種類の症状が出ます。

 

1つ目は、うどん粉をふったような白いものが葉の表面に発生するパターンです。
ひどくなれば、葉の表面だけでなく、葉柄やヘタなどにも白いものができます。

 

最初は白いカビが点々と葉に出ますが、
徐々にこれが大きくなっていき、葉全体に広がります。
白いカビができた部分の組織は黄色く変色し、だんだんと弱っていきます。

 

2つ目は、白いカビはほとんど発生しません。
かわりに、葉の表面が黄色く変色したり、葉の裏面が薄い赤褐色に変色します。

 

これは菌が葉の表面で菌核を作らず、葉の内部で繁殖して蔓延するためです。
この場合は、葉の表面に1つ目のようなカビはほとんど発生することはありません。

 

症状に2つのパターンがあるのは、うどんこ病の菌が2種類あるためです。
いずれも乾燥して風通しの悪い環境になると発生しやすいので、
乾燥し過ぎないよう気をつける必要があります。

 

ミニトマトは少し乾燥気味に育てますが、過乾燥は良くありません。
水を与える時、葉の裏に葉水を与えるなどして、乾燥しすぎるのを予防します。

 

また、株間が狭かったり、株が大きくなって葉が多くなると、
風通しが悪くなってうどんこ病が発生しやすくなります。

 

株間は十分にとっておき、葉が多くなって風通しが悪いと感じたら、
不要な葉を摘んでしまうようにします。

 

 

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うどんこ病にかかったトマトの葉

 

 

・黄化葉巻病
この病気は、1998年に見つかった新しい病気なので、
もしかすると聞いたことがない方も多いかもしれません。

 

症状としては、葉の葉脈以外の部分が、
色抜けしたように黄色く変色し、葉の縁が内外に巻きます。

 

おもに生長点付近の株の上部にある葉から症状が出ます。
症状が出た部分よりも上は、葉が縮れたようになり、
節間も極端に狭くなって、全体的に縮こまったようになっていきます。

 

その後は生育が悪くなり、花や実がついてもすぐに落ちてしまいます。

 

この病気はウィルス性の病気で、虫の媒介によって感染します。
媒介する虫は、タバココナジラミという害虫です。

 

黄化葉巻病の感染を予防するためには、
このタバココナジラミを株に寄せないようにすることが一番です。

 

タバココナジラミは、黄色い色に寄っていく性質があるため、
黄色い色をしたテープを近くに設置しておき、
そこに寄せ付けることでミニトマトに近寄らせないようにする方法があります。

 

・青枯病
青枯病は、梅雨明けくらいから起こりやすくなる病気です。
高温になると症状がでやすくなります。

 

晴れた日の日中、葉が萎れたようになるものの、夜には元に戻ります。
翌日、また日中に葉が萎れて夜に戻るを数日繰り返します。

 

その後は、ミニトマトの株は、長く生きることはなく、
葉が萎れた状態から戻らなくなって枯れてしまいます。

 

症状が出てから枯れるまでの進行が早く、
まだ株が青いうちに枯れてしまうため、この名前がついています。

 

青枯病がミニトマトに感染するのは、わき芽をかいた後や、
収穫、葉かきした後などにできた傷口からです。

 

感染した株を触った手や、処分した時に使ったハサミなどを、
消毒せずにそのまま健全な株に使うと、そこから菌が入り込んで感染します。

 

道具を使う時、特にハサミなど傷をつける道具を使う時は、
あらかじめ消毒してから使用した方が安全です。
*ライターで軽くあぶったり、アルコール(消毒用エタノール)で消毒します。

 

青枯病は、感染すると治療できずに枯れてしまう厄介な病気です。
できる限り感染を防ぐためにも、できる限りのことをしておきましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 病害虫

ミニトマト アイコの育て方

読了までの目安時間:約 9分

 

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アイコ、雨除け無しでも裂果せず甘く育ちました

 

 

ミニトマトのアイコは、とても人気がありますね。
園芸店やホームセンターなどでも、苗をよく見かけます。

 

アイコはもともと、育てやすく、実がたくさんつき、
味も良く、糖度は普通に育てて9度以上と甘く、
フルーツトマトとしても美味といった特徴があります。

 

基本的な育て方としては、その他のミニトマトと同じですが、
育てやすくおいしいアイコを、さらにおいしくするコツをご紹介します。

 

 

[ミニトマト アイコの育て方]

 

 

■水やりの加減

 

トマト全般にいえることですが、トマトはあまり水を欲しがりません。
そのため、雨の当たる畑で育てる場合は、水やりの必要がほとんどありません。

 

雨除けをしていたりして、なかなか雨が当たらない場合は、
土の乾燥具合によって水やりが適宜必要になります。

 

鉢やプランターで育てている場合は、地植えよりも乾燥しやすくなるので、
地植えよりも水やりの頻度が高くなります。

 

アイコは他のミニトマトに比べると皮が少し硬く、
急な雨などによって大量の水分を吸いあげてしまっても、
裂果がとても少ないという特徴があります。

 

しかし、基本的な水やりの方法は、他のミニトマトと同じです。
裂果しにくい特性があるだけで、しないわけではないので、
雨除けをしておくと、裂果もなく、より糖度が増します。

 

 

■収穫のタイミング

 

アイコは1段につける実の数がとても多く、まさに鈴なり状態になります。
鈴なりのミニトマトを、房ごと収穫したい! という方も多いのではないでしょうか。

 

ただし、房ごとの収穫は、房の付け根と先端とで、熟度が違ってしまいます。
ミニトマトは房の付け根の花から開花し、先端に向かって徐々に開花します。

 

開花した順番に着果するので、実が大きくなり色づくのも、付け根の方が早いです。
当然、熟度も付け根側の方が早くなるので、
同じたタイミングで収穫すると、付け根と先端とで熟度が変わってくるのです。

 

付け根の実が完熟した状態で収穫すれば、先端の実がまだ完熟しておらず、
反対に先端の実が完熟したタイミングで収穫すれば、
付け根の実が熟しすぎている状態になります。

 

熟しすぎたアイコは、皮が柔らかすぎたり、逆に皮が硬くなりすぎたり、
味も薄く甘みも酸味もなく、味気なくなります。

 

熟度が浅い実も、追熟できますが、樹上で熟した実よりも旨みが少なくなります。

アイコを房ごと収穫するのも、一度体験すると面白いですが、
できれば熟した実から順次収穫するのがお勧めの収穫法です。

 

 

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色づいていくのがきれいなアイコ

 

 

■日によく当てる

 

アイコは裂果が少ないという嬉しい特性がありますが、
その特性のためかやや皮が厚く、硬くなりやすい傾向があります。

 

生食することの多いミニトマトは、皮が硬いと口に残り、
小さなお子さまには食べにくいこともあります。

 

皮が厚く硬くなる原因の1つに、着果から完熟までの期間が長いことがあります。
ミニトマトが着果し色がつくまでの時間は、日当たりと大きな関係があります。

 

日当たりが悪いと、色づくまでの時間が長くなり、皮が硬くなっていきます。
反対に日当たりが良く、色づくまでの時間が短ければ、
皮は比較的薄く、柔らかいうちに収穫することができます。

 

アイコを日当たりの良い場所で育てていたとしても、
雨や曇りなど、天気の悪い日が続くと、日照不足と似たようになります。

 

また、ベランダで育てていると、開けた場所で育てるよりも日当たりが悪くなります。
地植えの場合は、植え付けた後に場所を変えることができませんが、
鉢やプランターであれば、移動が可能です。

 

時間帯によって日当たりの良い場所も変わることがあります。
できるだけ日当たりを確保するため、時間ごとに場所を変えるのも1つの方法です。

 

 

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イエローアイコも美味です!

 

 

■草勢のコントロール

アイコはとても育てやすい品種ですが、それだけ生長に勢いがあります。
主枝の生長も早いですし、わき芽も次から次へと発生します。

 

生長が早いということは、それだけ株を大きくすることに養分を使います。
そのため、伸びるだけ主枝を伸ばし、発生するだけわき芽を育てていると、
過繁茂になって花付き・実付きが悪くなり、風通しも悪くなってしまいます。

 

当然、実の味も落ち、病害虫に弱くなるため、過繁茂には注意が必要です。

 

アイコを育てる時、支柱を立てて主枝を誘引しますが、
主枝が支柱のてっぺんまできたら、必ず摘芯して頭を止めておきます。

 

こうすることで、それ以上主枝が伸びることがなく、
上へ伸びる養分を他に回すことができます。

 

同じように、わき芽も小さいうちに摘むことが大切です。
気を抜くと、あっという間にわき芽も大きくなってしまい、そこに花が咲きます。

 

花がたくさん咲いて着果すれば、それだけ養分が分散します。
アイコを育てる時は、放任せず主枝は支柱の高さで摘芯し、
わき芽を早めに摘んでおくことで、草勢を落ち着かせることがポイントです。

 

 

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花房の向きに注意して植え付けます

 

 

■花房の向き

 

トマトは、花房がつく方向が決まっています。
アイコの苗を植え付ける時、すでに花芽がついたものを植えますが、
この時に花房の向きに注意します。

 

どれだけ生長しても、花房がつく方向は同じです。
そのため、花房を手前側に向けることが大きなポイントです。

 

花房を後ろに向けてしまうと、日陰になって実の生長が遅くなることがあります。
また、壁際で育てていると、花房を後ろにしてしまうと、
花房が長く伸びるアイコは、壁と花房がぶつかってしまいます。

 

花房の方向を少し注意するだけで、実の生長が違ってくるので、
花房が必ず手前側になるように植えましょう。

そうすると、栽培管理の作業もしやすくなります。

鉢植えの場合は、鉢ごと回転させることで、花房を手前にできます。

 

プランターで複数株栽培している場合は、花房の方向を同一にしないと、
生育に差が出たり、途中で花房同士が触れて傷む原因になります。

 

同じプランター内の株は、いずれも手前側に花房がくるように植え付けます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 育て方

ミニトマト 受粉

読了までの目安時間:約 4分

 

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tomato (1)

ミニトマトも人工授粉すると、たくさん実ります

 

 

ミニトマトでも、受粉の仕方は普通のトマトと同じです。

 

トマトは、一番花=最初に咲く花の受粉がとても大切ですし、
実をつけるのには受粉が必要なので人工受粉をして着果させましょう。

 

 

[ミニトマト 受粉]

 

 

■ミニトマトの人工受粉

 

ミニトマトは、トマト同様、1株あれば実をつけることができます。
花の中に雌しべと雄しべがあり、
花粉が雌しべにつくことにより受粉が完了します。

 

地植え栽培でもプランター栽培でも、自然環境で、
ミニトマトが実をつけるのは虫や風が受粉させてくれるからです。

 

地植え栽培は虫や風がある状況なので花粉が雌しべにつき、受粉します。
それでも確実に実をつけるためには、人工受粉が必要になります。

 

ミニトマトをプランターで栽培していて、近くに虫が飛んでいない場合は、
受粉がしにくいので、人工受粉をすると着果が確実です。

 

特に、一番最初につく花には確実に実をつけたいので、
ミニトマトの人工受粉をしましょう。

 

一番花の重要性については、
>>トマト 一番花をご覧ください。

 

 

tomato-itibanka

一番花に着果させると、その後の収穫が良くなり安定します

 

 

■ミニトマトの人工受粉の方法

 

1.筆やめん棒を使う
ミニトマトの花に筆やめん棒を入れ、少し動かして花粉を雌しべにつけます。
この時、強い力で動かすのではなく、軽くやさしく円を描くように動かしてください。
強い力で動かしてしまうと、花が痛む原因になります。

 

2.指ではじく
道具が無い方は指ではじきましょう。
軽くはじく程度で良いです。
強すぎると花が落ちてしまうので注意します。

 

3.ブロワー(送風機)を使う
送風機で風を使って受粉させましょう。
プランター栽培で、ベランダで育てている場合は、
扇風機なども代用できます。
ミニトマトを風で花を揺らして受粉させます。

 

4.ホルモン剤を使う
トマトトーンと呼ばれるホルモン剤を使います。
ミニトマトの花が4つ程度、それ以上咲いてから使います。

 

使うときは葉や茎に当たらないようにしましょう。
また、同じ花に再度トマトトーンを散布してしまうと、
空洞果ができたり薬害が起こるので、散布した後は目印をつけましょう。

*プロは食紅を混ぜています。

 

詳しい受粉の仕方は、
>>トマト 受粉のコツをご覧下さい。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方

 

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トマト栽培Q&A

ミニトマト 地植えの育て方

読了までの目安時間:約 12分

 

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■トマト 栽培スケジュール

 

Schedule4

 

 

■トマト 栽培データ

 

英名・学名 tomato・solanum lycopersicum
形態 多年草 (日本では一年草)
原産地 南アメリカの高原地帯
草丈/樹高  50cm~200cm
開花期 4月中旬~7月
花色 黄色
栽培難易度(1~5)  2
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途  初心者向き、暑さに強い

 

 

minitomato007

栽培したミニトマトは、ほんと、美味しいです!

 

 

ミニトマト、しっかりと赤くなるまで樹上で熟すと、
味が濃く、とってもジューシーで美味、栄養価も高いです。

毎朝赤くなった実を数えつつ収穫するのも楽しみの一つになります。

 

 

■ミニトマト 地植えの育て方

 

・種まきからの場合
ミニトマトは種からも育てることができます。
種まきの適期は2月中旬~3月中旬です。

 

セルトレイか3号~4号ポットに種まき用の用土を入れ種まきをします。
発芽までは用土が乾かないように注意しながら管理しましょう。
セルトレイの場合は途中でポットに植え替え、引き続き育苗します。

 

1つのポットに複数の芽が出てきた場合は、
生育の良い方を残して間引きするようにします。
*トマトの種まきの詳細はこちらをご覧ください。
>>トマト 種からの育て方

 

 

・苗を選ぶ場合
ミニトマトの苗が店頭に並び始めたら、
苗がたくさんあるうちに購入するようにしましょう。

 

苗選びが遅くなると、選ぶほどの苗が残っていないことがあります。
遅霜の心配がなくなったら、ポイントを押さえて、
元気な苗を早めに選ぶようにしましょう。

 

・葉の色が濃く、ツヤがある
・茎が太く全体にがっしりしている
・害虫がついていない
・花がついている
・徒長していない
*トマトの苗選びの詳細はこちらをご覧ください。

>>トマト 苗の選び方

 

 

・植え場所(栽培環境)
風通しがよく、できるだけ日当たりの良い場所で育てるようにします。
どうしても終日、日の当たる場所が確保できなかった場合は、
一日に5時間以上日の当たる場所であれば育てられます。

 

・畑の準備
苗を植え付ける2週間以上前までに、土作りと畝を作っておきましょう。
まずは、植え付ける場所をよく耕します。

 

深さは30cm以上、広さは1株あたり40cm、
複数の株を育てる場合は株間を35cm~40cm、
とる計算で広さを決め、しっかり耕します。

 

耕したところに、1㎡あたり堆肥を3kg~4kg、苦土石灰を120g~150g、
化成肥料を120g加えてよく混ぜておきます。
土を混ぜ終えたら、幅100~120cm、高さ20cmほどの畝を作ります。

 

 

tomatojiueune
畝の作り方

 

 

・植え付け
まずは植え付ける位置にポットのままの苗を仮置きして、
どの場所に植え付けるのかを決めます。

 

ポット苗にはあらかじめ水を与えて置き、
植え付けた時に根鉢が崩れないようにしておきましょう。

 

仮置きした場所に、根鉢がすっぽりと入る程度の植え穴をあけ、
穴に水を入れて染みこませておきます。

 

ポットから苗を抜き、根鉢を崩さないように植え穴に入れて、
畝より根鉢の表面がやや高いくらいの高さになるように植えつけます。

 

すべての苗を植え付けが終わったら、
全体にたっぷりと水を与えておきましょう。

 

 

tomatonae-uekata
トマト苗の植え付けのしかた

 

 

・支柱立て
苗の植え付けが終わったら、支柱を立てておきましょう。
30cmほどの短い支柱を仮支柱として立てる場合は、
苗に対して斜めに挿して紐で結んでおきます。

 
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垂直式支柱、斜めにも支柱を添えて強くします

 

 

gassyosiki

合掌式支柱だと、安定感が強いです

 

 

200cm以上の長い支柱を立てる場合は、根を傷めないように、
苗から少し離れた場所にしっかりと支柱を挿しこみます。
支柱に苗を紐などで誘引しておきましょう。

 

誘引するときは、茎が傷んだりしないよう、支柱ときつく結び合わせず、
支柱と苗の間を八の字に交差させて余裕を持たせるようにします。

 

・水やり
与える水の量を少なくすれば、実の中の水分量が減って、
味が濃く甘くなると言われています。

 

けれど、初心者の方は、失敗すると枯れてしまうこともありますので、
あまり無理をしない水管理をしましょう。

 

苗を植え付けて2週間くらいまでは、まだ根付いていない状態ですので、
あまり土を乾燥させすぎないように注意します。

 

雨が降れば雨だけでも足りることがありますが、
土が乾燥している場合には、水をたっぷり与えるようにします。

 

根付いた後、一段目の実が着果するまでは、
水を控えすぎないように注意します。

 

すでに根付いているので、降雨だけでも問題ありませんが、
雨の降らない日が続いたり、土が乾燥し過ぎた場合は、
水をたっぷりと与えます。

 

一段目の実が着果したら、徐々に水を与える頻度を下げます。
葉が少ししんなりしてきたタイミングで、水を与えるようにします。

 

この頃、雨などで急激に土が水分を含むと、
根がたくさん水を吸い上げてしまい、実が割れることがあります。

 

畝の両側に支柱を立て、上にビニールをかぶせることで、
簡易の雨除けにすることができます。

 

 

ameyokesiki (2)

雨除け支柱

 

 

・追肥
一段目の実に色がつき始めたら、最初に追肥を行います。
1㎡あたり20g程度の化成肥料を与えましょう。

その後は20日~30日おきに追肥を繰り返します。
途中で肥料切れを起こしてしまうと、
実が小さくなったり、花付きが悪くなったりすることがあるので、
定期的な追肥を忘れないようにしましょう。

 

 

tomato1

脇芽かきの方法

 

 

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摘芯の方法

 

 

・脇芽かき・摘芯
ミニトマトには、芯止まり性のものと、非芯止まり性があります。
一般に栽培されるトマトは、非芯止まり性で、
芽かきをして、支柱を用い一本仕立てにします。 

 

2種の見分け方としては、一段目と二段目の花の間に葉が何枚あるかです。
葉が1枚か2枚しかないものは芯止まり性のミニトマトです。

 

葉が3枚あるものは芯止まり性のミニトマトではありません。
芯止まり性かどうかで、摘芯や仕立て方が変わってきますので注意します。

 

 

tomato-kabo1

花房の数え方

 

 

・非芯止まり性ミニトマト
芯止まり性でないミニトマトの場合は、一本仕立てにします。
200cm以上の長い支柱を用意し、しっかりと土中に挿しこんで立てます。
七段目の花房がつくまで支柱に誘引しながら育て、
七段目の花房のところで摘芯します。

 

六段目の花房と七段目の花房の間の葉は、
六段目の花房の日よけとして残しておくようにします。

 

摘芯した箇所より下から伸びる脇芽は、見つけ次第摘み取るようにします。
芯止まり性でないミニトマトは、各段の花房のすぐ下から伸びてくる、
脇芽は勢いがあるので特に注意して摘むようにします。

 

・芯止まり性のミニトマト
芯止まり性のミニトマトは、二段目の花房以降は、
枝の伸びが悪くなり、花がつかなくなります。

 

その代わり、一段目の花房のすぐ下から伸びる脇芽は勢いがあるため、
今度はこちらを主軸として育てます。

 

この脇芽も二段目以降は伸びが悪くなり、
一段目の花房のすぐ下の脇芽が勢いよく伸びてきます。

 

芯止まり性のミニトマトの場合は、
こうして一段目の花房のすぐ下から伸びる脇芽を伸ばして、
更新しながら育てていきます。

 

そのため、横へ横へ伸びる傾向があり、あまり高い支柱は必要ありません。
伸ばす脇芽以外の脇芽は、5cmほどになる前に必ず摘むようにします。

 

・誘引
主幹が伸びてきたら、その都度支柱に紐などで誘引するようにします。
台風などで強風が吹くと、背の高くなったミニトマトは、
主幹ごと折れてしまうことがあります。

 

できるだけ風にあおられないよう、
伸びたら必ず誘引するようにしましょう。

 

 

tomato (10)

オレンジピコも色が綺麗で美味しかったです

 

 

・収穫
充分に実が色づいたら、収穫します。
着果した順に色づいていくので、
ハサミを使って熟したものから収穫しましょう。

 

・病害虫
立枯病やうどん粉病などにかかることがあります。
いずれもミニトマトと同じナス科の植物を連作していると出やすくなる病気なので、

連作しないようにするか、連作障害に強い接ぎ木苗を育てるようにします。

 

葉の裏や新芽などにアブラムシがつくことがあります。
放っておくとあっという間に繁殖してしまうので、
見つけ次第粘着テープなどで捕殺するようにしましょう。

 

 

■ミニトマト 地植え 育て方のコツ
1.良い苗を選び植え付ける
2.追肥と水やりのタイミングを良くする
3.連作障害に注意する 

 

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トマト 育て方

ミニトマト プランターの育て方

読了までの目安時間:約 13分

 

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yellowaiko001

イエローアイコも美味しくて多収穫!

 

 

■トマト 栽培スケジュール

 

Schedule4

 

 

■トマト 栽培データ

 

英名・学名 tomato・solanum lycopersicum
形態 多年草 (日本では一年草)
原産地 南アメリカの高原地帯
草丈/樹高  50cm~200cm
開花期 4月中旬~7月
花色 黄色
栽培難易度(1~5)  2
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途  初心者向き、暑さに強い

 

 

aiko

ミニトマト、家庭菜園産は美味しいです!(去年育てた アイコ)

 

 

ミニトマトは、品種が多く、背丈のあまり出ない矮性のものから、
背丈が伸び、鈴なりにたくさんの実がなるミニトマトまで、さまざまです。

 

庭や畑が狭いから育てられないと諦めていたかた、
生育スペースに合わせた品種を選んでチャレンジしてみませんか?

 

 

■ミニトマト プランターの育て方

 

・種まきからの場合
ミニトマトは種から育苗し、定植することができます。
2月中旬~3月中旬が種まきの適期です。

 

セルトレイか3号~4号サイズのポットに種まき用の用土を入れ、
セルトレイなら1穴に1粒、ポットなら1つに2粒~3粒の種をまきます。

 

発芽するまでは用土が乾かないように管理します。
種まきの適期は、ミニトマトにとってはまだ寒い時期です。

 

ビニールをかぶせるなどして加温すると、発芽がよくなります。
発芽した後、セルトレイものは用土を入れたポットに植え替えます。

 

ポット植えのもので、複数の芽が出たものは、
生育のよいものを残して、あとは間引きましょう。

*トマトの種まきの詳細はこちらをご覧ください。
>>トマト 種からの育て方

 

 

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良い苗の選び方

 

 

・苗を選ぶ場合
どのような植物も、苗の時点で元気がなかったり、
病害虫にかかってしまっている植物は、
いくら世話をしても育たないことが多いです。

 

ミニトマトも同じことがいえますので、
いくつかの苗を選ぶポイントを頭において、
元気な苗を選ぶようにしましょう。

 

・子葉(双葉)が残っていて、本葉が8枚以上あるもの
・全体にがっしりしていて、徒長していない
・葉が変色したり、縮れたりしていない
・害虫がついていない
・蕾か咲いている花がついている
・ポットの底穴から見えている根が白い


*トマトの苗選びの詳細はこちらをご覧ください。

>>トマト 苗の選び方

 

・植え場所(栽培環境)
トマトは太陽の光が大好きです。
日当たりの悪い場所で育てると、実がきれいに赤くならなかったり、
収穫できる量が極端に減ってしまったりします。

 

また、病害虫防止のため、風通しの良い場所で管理するようにしましょう。
とはいえ、ベランダなど、日光が当たる時間が短いこともありますね。

 

そういった場合は、半日以上日当たりのある場所であれば、
収量が多少減っても育てることができます。

 

・プランターの準備
ミニトマトの品種によって、プランターを選びます。
もちろん、手持ちのプランターに合わせて品種を選んでも良いです。

 

ミニトマトの中でも、背丈も低く根張りがあまり広くない、
レジナなどの矮性品種であれば、標準プランター、
長さ65cm、高さ約20cm、奥行き22cm、15リットルで、
3株~5株ほど植え付けることができます。

 

背が高く育つタイプのミニトマトなら、
一般的なプランターでも育てられますが、
より根張りのスペースが広い深型の菜園プランターがおすすめです。

 

長さ70cm、高さ29cm、奥行き40cm、50リットルくらいの深型菜園プランターなら、
2株~4株育てることができます。

 

 

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2015年5月5日に植え付けました(大型プランター)

 

 

・植え付け
ミニトマトは排水性の良い土を好むため、
プランターの底が隠れる程度に、鉢底石を敷きます。

 

その上から市販の野菜用培養土を、縁から2cm~3cmほど下まで入れます。
植え付ける苗には、植え付ける時に根鉢が崩れないよう、
あらかじめ水を与えおきましょう。

 

*用土を自作する場合はこちらをご覧ください。
>>トマト栽培の用土

 

土を入れたプランターに、ポットごと苗を仮置きし、
どのあたりに苗を植え付けるかを決めます。

 

植え付ける場所にスコップなどで根鉢がすっぽり入る穴をあけ、
その植え穴に水を入れてしみこませます。

植え穴にも水をしみこませておくことで、根付きがよくなります。

 

ポットをはずした苗を植え穴に入れたら、
プランターの用土の表面より、
根鉢の表面がやや高くなるように植え付けます。

 

この時、根鉢=苗をやや高めに植え付けるのがコツです。 

全ての苗を植え付けたら、
最後にプランターの底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えましょう。

 

・支柱
矮性品種を育てる場合、支柱は必要ありません。

 

背の高くなる品種の場合は、160cm以上の支柱を用意し、
植え付けた後に立てておくようにします。

 

苗のすぐ近くに支柱を立てると、根を傷めることがあるので、
少し離れた場所に支柱を立てます。

 

 

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トマト支柱の立て方

 

 

苗がぐらつかないよう、支柱と苗を紐などで結びます。
この時、あまりきつく結ぶと苗を傷めることになるので、
紐を八の字にして支柱と苗の間に余裕をもたせるようにします。

 

トマトは、雨に弱く裂果する場合があるので、
軒下で栽培するか、雨除けを作ってあげると良いです。
*あいこなど雨に強い品種を選んでも良いでしょう。

 

 

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雨除けの作り方(横から見た図)

 

 

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市販のトマトの雨よけセット C)メーカー直販 第一ビニール(株)

 

 

・水やり
植え付けから2週間ほどは、まだ根付いていない状態なので、
あまり乾燥しないように注意します。
土の表面が乾いていたら水をたっぷり与えます。

 

それを過ぎたら、少し水やりの頻度を下げます。
土の表面が乾いていても、中心はまだ湿っていることがあります。

 

特に深型の大きなプランターで育てていると、
土の量がそれだけ多く、乾きにくいです。

 

土の表面が乾いていても、指先で軽く掘って触り、
土が湿っていたら水やりの必要はありません。

 

土中も乾いているようでしたら、
プランターの底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

 

◎水やりのコツ
トマトの株の一段目の実が大きくなってきたら、

さらに水を与える量を減らします。

 

土が乾いているかどうかではなく、
葉の状態を見て、水を与えるかの判断をします。

 

ミニトマトの葉が少ししおれたようになって、
土も乾いているようであれば、水を与えます。

 

また大雨に遭うと、水分が多すぎて実が割れることがあるので、
雨の当たらない場所にプランターごと移動させるか、
雨除けをしておくのが安心です。
*トマトの水やりの詳細はこちらをご覧ください。
>>トマト 水やりのコツ

 

・追肥
一段目の実が大きくなり始めたら、追肥をスタートします。

2週間~3週間に1回くらいのペースで、
規定通りに薄めた液体肥料を水代わりに与えます。

 

土の量やミニトマトの状態によって、肥料の効き具合が違います。
葉が少し黄色くなったり、肥料切れのサインが出たら、
追肥を行って様子をみるようにします。

 

 

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脇芽の摘み方、5㎝以下の小さいうちに摘むのが良いです

 

 

・脇芽摘み

葉の付け根から脇芽が伸びてきます。
脇芽を伸ばしてしまうと、養分が分散してしまい、
実がうまく育たなくなることがあります。

 

脇芽をみつけたら、大きく育ってしまう前に、
手で摘み取るようにしましょう。

菌が入りにくい晴れた日に作業します。

 
tekisin

摘芯のしかた

 

 

・摘芯
ミニトマトの仕立ては、一本仕立てが基本です。
支柱の高さまで主軸が伸びたら、先端を切って摘芯をします。

 

・誘引
ミニトマトが伸びたら、その都度支柱に紐などで誘引します。
夏場には台風がきて強風が吹くことがあり、
トマトがぽっきり折れてしまうことが少なくありません。

 

伸びたら伸びた分、しっかりと支柱に誘引しておき、
風にあおられないようにしておきます。

 

 

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収穫! 美味しいですよ♪

 

 

・収穫
実が赤くなったら、いよいよ収穫です。
鈴なりになったものを房ごと豪快に収穫しても、
赤くなった順に1個1個収穫していっても楽しいです。

 

・病害虫
苗を植え付けてすぐの頃にアブラムシがつくことがあります。
放っておくとあっという間に増えてしまうので、
見つけたら粘着テープなどで捕殺するようにします。

 

また、あまり乾燥させすぎると、ハダニが発生することがあります。
過度の水やりは禁物ですが、

時々葉の表面や裏に葉水を与えるようにすると、予防になります。

 

また、ミニトマト自身が不要と判断した葉が、
下の方から黄色くなっていきます。

 

傷んだ葉をそのままにしておくと、

風通しが悪くなって、病気の原因になることがあるので取り除きます。

 

■ミニトマト プランター 育て方のコツ

1.雨のあたらない場所で育てるか、雨除けをする
2.追肥は様子をみながら定期的に行う
3.脇芽は育つ前に摘み取る 

 

■参考

・甘いトマトを育てるには?

・トマト プランターの育て方(大玉)

 

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