トマト栽培 失敗しない 5つのコツ

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トマト栽培 失敗しない5つのコツ

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最初は、アイコなどミニトマトが育てやすいです

 

 

コツがわかれば、中玉、大玉も育てられます

 

 

トマトは家庭菜園で人気が高く、初心者でも育てやすいので、
初めて育てる野菜に選ばれることも多いです。

 

けれど、いざ育ててみると、思ったよりも収穫できなかったり、
栽培途中で枯れてしまったりと、うまくいかないことも多いです。

 

トマト栽培で失敗しないためには、どうすれば良いのでしょうか?

トマト栽培で失敗を重ねた園芸仲間4人が考え抜いて、
5つのコツをまとめましたので、ぜひ実践してみてください。

 

 

[トマト栽培 失敗しない5つのコツ]

 

 

トマトに限らず、植物も生き物なので、基本通りにいかないことも多いです。
けれど、基本やちょっとしたコツを覚え実践することで、
失敗せずにたくさん収穫できる可能性が高くなるのも事実です。

大成功は、目前です!

 

 

第一花房に蕾があるか、開花している苗を植え付けます

 

 

1. 定植時期を見極める

 

トマト栽培を失敗しないための第一歩は、定植時期の見極めです。
種を播いて自分で育苗する場合も、苗を購入する場合も、
トマトに適した定植時期を守ることは、共通しています。

 

基本の定植時期としては、1段目の花のガクが割れた頃~開花した頃です。
これよりも早い段階の苗は若苗と呼ばれ、遅い苗は老化苗と呼ばれます。

 

若苗は株を大きくしようとする力が強すぎ、樹ボケを起こす可能性が高くなります。
*樹ボケとは、茎や葉が茂り、花付きや着果が悪くなることです。

 

反対に老化苗は、小さなポットに長く植えられていたため、
根が傷んで生育不良になる可能性があります。

 

1段目の花が咲く頃の苗は、ちょうど栄養生長と生殖生長のバランスが良く、
定植後も株が暴れる心配が少ないのです。
*栄養生長と生殖生長については、
>>トマト 一番花をご覧ください。

 

また、ポットの中の根も状態が良いので、根傷みの心配もありません。

 

ただ、トマトの品種や作型によっては、推奨される定植時期が異なる場合があります。
若苗定植が推奨されている品種であれば、
品種に合わせて若苗を準備して定植する必要があります。

 

 

赤丸で囲った花や実は生殖生長、それ以外の茎葉を伸ばすのは栄養生長です

 

 

2. 初期生育のバランスを見る

 

苗を定植した後、次はいつ実がつくのかが楽しみになります。
たくさんの実をつけたところを早く見たくて、
早い段階から水や肥料をたっぷり与えたくなりますが、ここは我慢です。

 

植え付けてすぐの苗に水や肥料を多く与えると、栄養生長に傾きやすくなります。

 

トマトの生長には、栄養生長生殖生長という2つの生長があります。
栄養生長は枝葉を伸ばして株を大きくするもので、
生殖生長は花を咲かせて実をつける生長です。

 

トマトは株を大きくしつつ、花を咲かせて実も太らせるため、
栄養生長と生殖生長のバランスが崩れると、その後の生育もうまくいきません。

 

しかも、初期生育でバランスが崩れると、正常な状態に戻るまで時間がかかり、
けっきょく栽培終了までうまくいかずに終わるということも少なくありません。

 

定植をした後は、ある程度育つまで肥料は不要ですし、

水も控えめにするのが鉄則です。

 

 

根が未熟な時期にたくさんの水や肥料を与えると、

根が元気に伸びず、頑張りの利かない根になってしまいます

 

 

3. 定植後1ヶ月は根張りの時期

 

トマトの1段目が開花したくらいの苗は、植え付けをした後すぐには、
根がまだ植え付けた場所になじんでいません。

 

根はまだ若い状態なので、地上部の株を生長させて実をつけるには、未熟な状態です。

 

未熟な時期にたくさんの水や肥料を与えると、
トマトは自分で頑張って根を張る必要がないと判断し、
浅い場所に細根を広げるだけになります。

 

根が浅いと、どうしても地表近くの温度変化や乾湿に敏感になり、
調子を崩しやすくなります。

 

しっかりとした太い根が深くまで伸びていることで、
地表近くの乾湿の影響を受けにくくなります。

 

深くまで根を伸ばすためには、初期生育の段階で厳しく栽培します。
ただし、定植後すぐに水のない状態にすると、弱々しい苗はすぐに枯れてしまいます。

 

根を深くまで伸ばすためには、深い場所に水分を溜めておくのがお勧めです。
溜めておくといっても、タンクを土に埋めるわけではありません。

 

畝を立てた後、畝間に水が溜まるほど水を流し、土に水分を吸わせておきます。
水分は下へ下へと流れていくため、地表が乾いているように見えても、
下の方はまだ湿っている状態となります。

 

定植前に水を溜めた状態にしておけば、定植後に水を与えなくても、
下から上がってくる湿気によって、ある程度は苗も育ちます。

 

また、地表近くが乾いた状態になったとしても、深いところに水分があるため、
トマトの根は自然と下へと伸びていきます。

 

定植後1ヶ月は、苗もまだ小さいので、水もたっぷり与えたくなりますが、
この方法では、甘やかさずに厳しく育てることも大切です。
厳しく育てた分、収穫できるようになった後も、スタミナのある強い株に育ちます。

 

 

1段目に着果した実が肥大し、3段目の花が咲き始めたら、必ず追肥します

 

 

4. 追肥開始を遅らせない

 

適期に定植をした苗が順調に生育すれば、
1段目に着果した実の肥大が盛んになる時期と、
3段目の花が咲く時期がちょうど重なります。

 

つまり、開花と肥大が重なり、しかも株もまだまだ成長して、
次の段の準備を行っている時期となるため、最もトマトが旺盛に生長します。

 

この時に水や肥料を切らすと、
それまで元気だった株が途端に弱って枯れることもあるので、要注意です。

 

3段目の花が咲き始めたら、必ず追肥を開始します。
ここまでは最初に土に加えておいた元肥と、
トマト自らが光合成した養分でも十分生長できます。

 

けれど、ここから先はトマトが必要とする養分が急激に増えるため、
肥料切れの症状が出やすくなります。

 

追肥の効果をうまく出すためにも、灌水は必要不可欠です。

 

多少乾燥気味に管理したとしても、最低限の水分を与えることで、
肥料が水に溶けだして吸収できる状態となるので、
無理な水分制限はやめておきましょう。

 

 

3段目以降が開花し、株が安定してきたら、草勢を少し強めに管理

 

 

5. 草勢強めで突き進む

 

3段目以降の栄養生長と生殖生長が安定すれば、そのトマトはもう大丈夫です。
基本の管理を続けていくことで、寒さに当たって枯れるまでは、
株の生長を続けて実の収穫も続けられます。

 

初期生育での管理を徹底し、旺盛期の肥料の管理がうまくいけば、
トマト栽培は成功したと言えるでしょう。

 

初期生育で草勢を強めるのは樹ボケの危険性がありますが、
3段目以降が開花し、株が安定してきたのであれば、少し草勢を強めに管理します。

 

草勢を強めに維持することにより、株の勢いが弱まって調子を崩す心配もなく、
その勢いのまま生長を続けて良い実をつけるようになります。

ここまでの管理ができるようになるには、ある程度経験も必要になりますが、
トマトとうまく付き合っていけば、どう管理すれば良いのかが見えてきます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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