中玉トマトの育て方
シンディオレンジ、果物のような食感と甘さ、色も美しい
中玉トマトは、ミニトマトよりも実が大きく、
大玉トマトよりも育てやすいとして、
たいへん人気が高まっています。
[中玉トマトの育て方]
■中玉トマトの育て方
中玉トマトは、ミディトマトと呼ばれることもあります。
中玉トマトの品種も増えてきていますが、
ホームセンターでは「フルティカ」や「レッドオーレ」が人気です。
人気の中玉トマトですが、大玉トマトより育てやすく、
栽培方法は、大玉やミニトマトとほとんど同じです。
フルティカ、中玉の中でかなり甘く口当りも良く美味
・中玉トマトはプランターでも育てやすい
トマトには、大玉・中玉・ミニとありますが、
基本の育て方はすべて同じです。
それぞれに株間や追肥のタイミングなどが少し違うだけです。
中玉トマトは、大玉トマトよりも実が小さいため、育てやすいです。
ミニトマトに比べると実が大きくなるので、食べ応えも期待できます。
糖度が高いものも多いので、生食に向いているのも嬉しいところです。
大玉トマトよりもプランター栽培に向くのも、中玉トマトの特徴です。
裂果しにくい品種も増えてきています。
植え付け時期、植え付け方、水やり、追肥、好む土や環境、
支柱の有無など、育てる上での作業も必要な道具も、
大玉トマトやミニトマトと変わりはありません。
敢えて言えば、難易度の高い大玉トマトのように育てれば、
美味しくたくさんの果実の収穫が期待できます。
強い雨が降っても、今回の中玉品種は裂果しないのが嬉しいです
・中玉トマトの実を大きくするには?
他のトマトと同じように育てることができる中玉トマトです。
ですから、脇芽かきをこまめにして摘芯をしっかりやります。
一つだけ育てる上でのポイントがあります。
そのポイントが摘果です。
ミニトマトよりも大きい実が収穫できる中玉トマトですが、
ミニトマトのように摘果せずに、そのまま大きくしてしまうと、
中玉トマトの1つ1つが小さくなる品種があります。
中玉トマトを育てているのに、
ミニトマトサイズのものしか収穫できないのは、
摘果をしなかったことが原因の可能性が高いです。
中玉トマトの実が思ったよりも小さい場合は、
試しに摘果をしてみましょう。
実際には、中玉トマトの摘果作業は、
絶対に必要なものというわけではありません。
すべての実が十分に大きく育っている場合は、
よく養分が回っているということですので、
無理に摘果をする必要はありません。
また、収穫する個数を減らしたくない、
実が小さくも構わないという場合も、摘果の必要はありません。
大玉トマトの場合は、一段に残す実の数は3個~4個ですが、
中玉トマトの場合はそれよりも少し多い4個~6個が目安です。
形が悪かったり、育ちが悪く小さいものを摘果するようにします。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方