トマト 育て方

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トマト ネコブセンチュウ

読了までの目安時間:約 7分

 

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tomato

トマトがあいやすい害虫被害の中に、ネコブセンチュウがあります

 

 

ネコブセンチュウは、トマトだけでなく他の植物にも寄生するため、注意が必要です。

センチュウとは、漢字で「線虫」と書きます。
つまり細長い虫です。

 

センチュウにも種類があり、土の中で生活するもの、土の外で生活するもの、
植物の根を傷めるもの、そうではないものと様々です。

 

その中でもネコブセンチュウは、
被害が大きくなると、トマトが枯れてしまうこともある要注意なセンチュウです。

 

被害が出てしまった後は、駆除が難しくなるので、
できる限り予防しておくことが大切です。

 

 

[トマト ネコブセンチュウ]

 

 

■ネコブセンチュウとは?

 

ネコブセンチュウ自体は、細い体をした虫ですが、
被害を受けたトマトの株は、元気がなくなって、枯死することも少なくありません。

 

ネコブセンチュウは、トマトの根に寄生します。
寄生された部分は、ぼこっとコブのように隆起するため、
大きな被害が出た株を引き抜いてみると、
根にたくさんのコブが連なったようについているのが分かります。

 

コブができた部分は、水や養分を吸収して地上部に送るといった、
根としての正常な機能が働かなくなります。
なので、トマトの株は、徐々に体力を奪われ、枯れてしまうのです。

 

ネコブセンチュウが土中にいても、すべての株に被害が出るとは限りません。
複数のトマトを育てている場合、特定の株だけ極端に生育が悪くなることがあります。

 

他の原因も考えられますが、引き抜いて根にコブができていれば、
ネコブセンチュウの仕業であることが分かります。

 

また、ネコブセンチュウの被害を受けることで、
他の病気にかかりやすくなることもあります。

 

ネコブセンチュウに寄生されることで根が傷み、
その傷んだ部分から病気の原因菌が入り込むためです。

 

 

kobutorisou

コブトリソウ、種が売られています

 

 

■ネコブセンチュウ予防方法

 

ネコブセンチュウは、数が少ないうちは被害はあまり大きくなりません。
できるだけネコブセンチュウの株を減らすか、
トマトに近寄らせないようにすることが大切です。

 

・コンパニオンプランツ
ネコブセンチュウを忌避したり、駆除する力のある植物があります。
これらをトマトを育てる場所の近くで育てることで、ネコブセンチュウを遠ざけます。

 

マリーゴールドは、センチュウ類の忌避ができるハーブとして有名です。
トマトの近くに植えることで、センチュウを寄せ付けないようにします。

他には、コブトリソウタヌキマメエンバク類を育てることで、
ネコブセンチュウを駆除することができます。

 

・連作しない
何年も同じ場所でトマトを育てたり、
同じナス科の植物であるナスやジャガイモを育てていると、
それらを好むセンチュウ類が寄りやすくなります。

 

家庭菜園だとスペースが限られているため、
毎年場所を移動するのが難しいかもしれません。

 

その場合は、接ぎ木苗を使ったり、毎年消毒するなどして対応します。
被害が出てからでは、予防も難しいので、できる限りのことはしておきましょう。

 

・接ぎ木苗を植える
どうしても連作する必要がある場合は、
接ぎ木苗を作るか購入するのがお勧めです。

 

接ぎ木苗の台木に、センチュウ類に強いものを使うと被害を軽減できます。
普通苗に比べると、接ぎ木苗は少々値段が高いですが、
その分被害を受ける可能性が低くなると考えましょう。

 

・土壌消毒
ネコブセンチュウを予防するためには、土壌消毒も欠かせません。
土壌消毒と聞くと、薬剤や特別な作業が必要と思われがちですが、
意外と簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

ネコブセンチュウは、水に浸かったり、
熱をかけられたりすることで、数を減らすことができます。

 

暑い時期に、使っていない畑は、黒いビニールをかぶせておくことで、
中の土が熱せられて消毒することができます。

 

寒い時期には、土を掘り返して寒さに当てることでも消毒することができます。
もちろん土壌消毒用の薬剤を使っての消毒も可能です。

 

その場合、必ずネコブセンチュウを駆除できて、
使用できる作物の中にトマトの名前が登録されている薬剤を使うようにします。

 

 

sentyu
センチュウ (おもしろ生態とかしこい防ぎ方) 農文協

 

 

■ネコブセンチュウ駆除方法

 

すでに被害が出てしまってからは、駆除する方法がありません。
トマトのシーズンが終わってから、一度土壌消毒をし、
予防方法を実践することが一番の近道です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 病害虫 生理障害

ルンゴ 結実

読了までの目安時間:約 4分

 

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RUNGO
ルンゴ、美味しいです♪

 

 

■ルンゴ 結実

 

ルンゴ、他のトマトと同じようにプランターで育てています。
サントリーフラワーズから出ている品種で、サンマルツァーノタイプのトマトです。

 

同系統のもので育てているのは、
シシリアンルージュサンマルツァーノリゼルバです。

 

この二つは小玉~中玉トマトくらいの大きさなのですが、
ルンゴは大きくなりそうな予感がしていました。

 

植えつけたのが5月27日、次に作業をしたのは6月8日で、観察もしました。

 

植えつけが遅かったのは、苗を買ってくるのが遅かったからです。
どのトマトを植えようかな、と思っているうちに日が経ってしまい……。
面白そうなルンゴを購入し植えつけました。

 

土は他のプランターと同じように、
市販の培養土に、トマト専用肥料を一握り程度混ぜました。

 

植え付けて、水やりをたっぷりとして、支柱を立てて仮誘引もしました。
6月8日より前に、第1花房が咲ききったので、トマトトーンを散布しました。
トマトが元気に生育には、第1花房の着果は重要ですからね!

 

と、6月8日のルンゴはこうなりました。

 

 

RUNGO01
ルンゴ 6月8日

 

 

生育がとても旺盛です。

 

遅く植えつけたとは思えない育ち方をしています!
葉も大きいです!
苗自体もすごいしっかりしています。

 

この日は仮誘引を直して、誘引をしなおしました。
誘引位置は、第1花房下の葉の下です。

 

第2花房までしっかり見えていますし、
茎もしっかりしているので、こちらも誘引をしました。
また、目立つわき芽もとりました。

 

ルンゴの実もしっかりついています。

 

 

RUNGO02
ルンゴの実

 

 

予想以上に大きいです。
予感はしていましたが、この時点で、
既にシシリアンルージュやサンマルツァーノリゼルバくらいの大きさになっています。

 

いったい、どのくらいの大きさになるのでしょうか。
サントリーフラワーズの写真を見てもかなり大きくなるようです。

 

あまり果実が大きくなると、尻腐れ果になりやすいので
早い段階で手を打ちたいところです。

 

まだ、気が早いかもしれませんが、収穫が楽しみです。

 

*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 栽培記録

黒トマト プランターへ植え付け

読了までの目安時間:約 4分

 

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■黒トマト プランターへ植え付け

 

黒トマト、順調に育っています。

 

 

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黒トマト 5月24日

 

 

青々としていて、茎もしっかりとしています。
1株だけ取り出してみました。

 

 

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同じく 5月24日

 

 

この時点では、第1花房が確認できなかったので、
植え付けることは、しませんでした。

 

しっかりと確認できるまでは待つつもりでしたが、どんどん日が経っていきま、
青々とした葉の色が薄くなってきたので、植えることにしました。

 

6月10日にプランターへ植え付けをしました。
この1株だけは、ベランダで育てます。

 

黒トマトは、山にある畑、ベランダのプランター、庭の畑の3箇所で育てます。
山の畑は雨除けを、プランターは容器栽培として、
庭の畑は山の畑と土が違うので、どのように育つか、その違いが楽しみです。

 

 

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プランターへ植え付け 6月10日

 

 

黒トマトのために、あけておいた場所へ植え付けました。
土は市販の培養土を、肥料はトマト専用肥料を一握り程度混ぜてあります。

 

植え付けた場所はルンゴの横で、ルンゴの生育が非常に旺盛ですが、
負けないように頑張って育ってほしいです。

 

第1花房は少しだけ見えていました。

 

 

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第1花房

 

 

植え付ける段階まで、持っていくのが難しかったです。
苗と苗の間が狭すぎたのか、縦に伸びる一方で、花芽すら見えなかったのです。
色もどんどん薄くなってしまいました……。

 

でも、他のトマト苗も間延びしてから植えて、順調に生育しているので、
黒トマトも同じように育ってくれると願っています。

 

本当は、5月中には植えられるだろう、と思っていたのですが、
思い通りに行かず、種まきが遅かったことも反省材料です。

 

トマトの種からの育苗は、本当に難しいです。
去年は発芽すら危うかったので、2回目にしては上出来!

 

今後は、種まき、育苗をもっと上手にできるようにしたいです。

 

*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 栽培記録

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