トマト 一番果

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トマト 一番果はどうする?

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ズッカの一番果、一般に200~300g、大きいと1000gになるそうです、草勢が強いのでこのまま育てます

 

 

トマトの苗を植え付ける時、すでに1段目の花の蕾がついている、
あるいは開花している状態であることが多いです。

 

トマトの一番花を着果させるとその後の生長も良くなります。
>>トマト 一番花

 

この一番最初に着果した一番果は、
どのようにするのが一番良い方法なのでしょうか。

 

 

[トマト 一番果はどうする?]

 

 

■トマト 一番果が実ったら

 

野菜を栽培する時、一番果をどうするのかは、野菜によって異なります。
夏野菜であれば、ナスやピーマン、キュウリなどが代表的ですが、
これらの一番果は小さいうちに収穫するのが基本となっています。

 

では、トマトの場合はどうなのでしょうか。

 

一番果をどうするかは、大きく分けると4つの方法があります。

 

 

桃太郎ファイト、こちらも草勢が強いので様子を見てみます

 

 

1. 摘花する
1段目の花房の花が咲いたら、実がつく前に摘花する方法です。
花を摘んでしまうのは、とてももったいないように感じますが、
一番果が着果する頃は、まだトマトの株が小さいです。

 

この小さいうちに実をつけさせると、体力を使ってしまい、
その後の生育が落ちる可能性が出てきます。

 

花のうちに摘み、余計な体力を使わせず、最初に株を育てるという方法です。
摘花することで、トマト自身が危機感を覚え、
さらに花をたくさん咲かせなければと思わせる方法でもあります。

 

2. 摘果する
一番果は養分が集中するため、大きくなるまで育てると、
体力を使いすぎてその後の生育に影響する可能性があります。
そのため、着果したことを見届けた後、小さいうちに摘み取ってしまうのです。

 

トマトは1段目の房に着果させることで、生殖生長に傾きやすくなるため、
2段目以降の実付きが良くなると言われています。

 

そのため、1段目には必ず着果させるよう、指示している栽培書も多いのです。
着果させて生殖生長に傾け、
さらに体力を維持するために小さいうちに摘果することで、
株がある程度大きくなってから、しっかりと収穫を開始できます。

 

 

ボンリッシュの第一花房、とても美しい実です、房ごと採ることはできません(汗

 

 

3. 房ごととる
摘花や摘果のように、部分的に摘むのではなく、
1段目の花房をすべて切り取るという方法があります。

 

房ごととることで、株を大きくすることに体力を使わせるため、
株を十分に大きくしてから着果させるので、
栽培初期の株への負担がかなり軽減できます。

 

ただし、2段目以降の着果を確実にしなければ、
樹ボケを起こして収量が激減する可能性があります。

 

4. そのまま育てる
着果した一番果は、しっかりと収穫サイズになるまで育て、
赤く熟してから通常と同じように収穫する方法です。
摘花も摘果もしませんが、意外とこの方法で育てている方が多いです。

 

 

シンディースイートアイコの第一花房

 

 

■トマト 一番果 どの方法が良い?

 

これだけ選択肢があると、どれを選んで良いのか迷います。
4つの選択肢の中で、正しい方法がどれかという正解はありません。

 

その人の栽培方針によって、正解が変わってくるからです。
一番良いのは、一通り試してみて、
一番結果が良かった方法を続けてみるということです。

 

もしかすると、品種や地域、天候によって、

合う方法と合わない方法があるかもしれません。
そういった意味でも、やはり一概にこれが正解ということはないのです。

 

個人的な経験でいうと、トマトはとても丈夫な植物なので、
特に何もしなくても、ある程度の収穫ができます。

 

一番果の摘花や摘果、房ごととるといった作業をしなくても、
水や肥料の与え方、脇芽かきなどの作業を怠らず、
トマトが好む環境で育てれば、特に問題なく育つことが多いです。

 

無理に房ごととるようなことをすると、栽培経験の少ない人では、
逆に失敗につながる可能性が高くなります。

 

着果しすぎた時に、草勢維持のために摘果を行うのは、必要なことですが、
一番果を無理に取り除かなくても、トマトは育ちます。

 

着果後の水や肥料、脇芽かきなどの管理によって、草勢の強弱や花付き、実付き、
実の肥大性が変わってくるので、そちらの管理に傾注した方が良さそうです。

 

家庭菜園であれば、5段目~6段目くらいまで着果し、
実が収穫できれば成功と考えられています。

 

トマトを観察しつつ、トマトに合わせた栽培をすると面白味も増してきます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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トマト栽培Q&A

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