トマト マリーゴールドの効果

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トマト マリーゴールドの効果

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マリーゴールドはいろいろな植物と相性が良くコンパニオンプランツに活用されています

 

 

Q:トマトを育てる時、
マリーゴールドを混植するとコンパニオンプランツになると聞きました。

マリーゴールドは、どのような効果があるのですか?

 

A:センチュウ抑制や害虫の忌避があります。

 

 

[トマト マリーゴールド]

 

 

トマトに限らず、コンパニオンプランツと呼ばれる植物を混植することで、
様々な効果が得られるといわれています。

 

マリーゴールドはその代表的な植物です。
独特の香りがするため、害虫の忌避などの効果があります。

 

ただコンパニオンプランツと呼ばれている植物であっても、相性があるので、
組み合わせによっては期待した効果が得られなかったり、逆効果になることがあります。

 

そのため、コンパニオンプランツを選ぶ時は、よく調べてからにする必要があります。

 

トマトの場合、マリーゴールドを混植することで、
コンパニオンプランツとしての効果が得られます。

 

ただ、マリーゴールドが絶対的に良いというわけではないので、
マリーゴールドが持つ効果や、使い方を知っておきましょう。

 

・センチュウ抑制
トマトに限らず、センチュウによる被害を受ける作物が多数あります。

 

センチュウは土の中にいて、根などに寄生して食害します。
根が傷むため、地上部にも影響が多く出て、最悪は枯死することもあります。

 

マリーゴールドは、そんなセンチュウを抑制できる効果があります。

 

実はマリーゴールドには、センチュウを死滅させる成分が含まれています。

マリーゴールドの根にセンチュウが寄生することで、寄生したセンチュウは死にます。

 

周りにいるセンチュウを完全に死滅させることはできませんが、
それでも抑制にはなります。

 

・害虫忌避
マリーゴールドには、センチュウのように土中にいる害虫以外にも、
地上の害虫を忌避する効果もあります。

 

マリーゴールドには独特の香りがあるため、
これがアブラムシやコナジラミを忌避するといわれています。

 

・緑肥になる
栽培が終わった後は、細かくしたマリーゴールドを土にすきこむことができます。
こうすることで緑肥になるだけでなく、土中に残ったセンチュウをさらに抑制できます。

 

・品種に注意
マリーゴールドといえば、黄色やオレンジの花が印象的です。

 

花はとても愛らしいのですが、残念ながらこの黄色やオレンジの花が咲くと、
かえって虫を寄せ付けてしまうことがあります。

 

特にタバコガなど、トマトに被害を出す害虫が寄ることがあるので、注意が必要です。

 

マリーゴールドにも色々と品種があります。
アフリカンマリーゴールドと、フレンチマリーゴールドの2種類に分かれています。

 

一般的にはアフリカンマリーゴールドの方が、害虫の忌避効果があるといわれています。
けれど、花が咲いてしまうと新たな害虫が寄ってきてしまいます。

 

そんな時は、フレンチマリーゴールドの1品種である、
エバーグリーンという品種がお勧めです

 

エバーグリーンは花が咲かない品種なので、花に寄ってくる害虫を回避できます。

 

少し珍しい品種なので、近場の園芸店に取り扱いがない場合は、
インターネット通販を利用すると良いでしょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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