トマト 栽培本 お勧め!
トマトは家庭菜園でも、たいへん人気の高い野菜です
おいしいトマトを育てるため、家庭菜園でもプロの農家でも、
トマトの栽培法を改めて確認すると良いですね。
トマトの育て方を深く知るには、栽培方法の本が欠かせません。
トマトの栽培に関するお勧めの本をまとめました。
■トマト 栽培本 お勧め!
◎新版 夏秋トマト栽培マニュアル:だれでもできる生育の味方・つくり方(農山漁村文化協会)
トマトを育てる時、とても気になるのは水や肥料の管理です。
トマトは家庭菜園で育てられる野菜の中でも、常にトップクラスの人気です。
いざ育ててみると、トラブルが多い気難しい野菜でもあります。
栽培中、トマトに何が足りないのか、あるいは多すぎるのかを知るのは、
素人には、かなり難しいことが多いでしょう。
そんな時、こちらの本はとても参考になります。
トマトが生育する過程で出す、水や肥料などの過不足による症状や、
生育診断の目安が、写真とともに掲載されています。
通常の管理としても、水やりや追肥などはもちろん、
気になるホルモン剤の利用に関しても、詳しく書かれています。
トマトを初めて育てる人も、トマトについてさらに詳しく知りたい人も、
読んで得をする情報や画像が満載です。
◎トマトの長期多段どり栽培:生育診断と温度・環境制御(農山漁村文化協会)
トマトを出荷目的で育てる時、ハウス栽培で本格的に行うのであれば、
多段どり栽培が大きく稼げると注目されています。
ハウス栽培では、いかに長期間トマトを収穫するかがカギになります。
光合成を促進する方法や、効率的な誘引方法などが、
写真を使って詳しく説明されています。
また、細かい温度調整など、ハウス栽培には欠かせない情報が満載です。
小規模な家庭菜園ではあまり縁がありませんが、ハウスを使って、
長期的に多収を目指すのであれば、一見の価値があります。
◎トマト オランダの多収技術と理論-100トンどりの秘密(農山漁村文化協会)
こちらの本では、今まで日本でのトマト農家が行ってきた技術とは、
少し異なる技術法を提唱しています。
同じハウス栽培であっても、日本とは異なるハウスの形状や、
管理方法が詳しく書かれています。
あくまでも翻訳本ですので、ところどころ難しい文言が出てきますが、
斜め読みができない分、時間をかけてしっかりと勉強することができます。
◎かんたん!水耕栽培 土をつかわないはじめての野菜づくり(新星出版社)
トマトは土栽培だけでなく、水耕栽培でも育てられます。
水耕栽培は、道具を準備することができれば、
庭のような土栽培をするスペースがなくても、野菜を育てることができます。
トマトだけでなく、様々な野菜やハーブの水耕栽培の方法を解説しています。
基本となる水耕栽培の方法を、写真を使って詳しく解説しているので、
初めて水耕栽培にチャレンジする方にも分かりやすいです。
手軽なペットボトル栽培と、ポンプを使った本格的な水耕栽培の方法が載っています。
トマトは、ペットボトル栽培とポンプ栽培の両方の記載があり、
難易度や栽培スペース、準備できる道具の範囲によって、
育て方が選べるのが嬉しいところです。
◎高品質・高糖度のトマトつくり-低水分管理のしくみと実際(農山漁村文化協会)
一昔前までは、トマトといえば、少し青臭いような香りと、
酸味の強い味のものが多かったように感じます。
ところが、最近ではトマトの品種改良とともに、
農家での栽培方法が変わってきたため、トマトは各段に甘くなりました。
トマトが嫌われていた大きな原因であって「青臭さ」も消えつつあることで、
トマトは好きな野菜にもランクインするようになってきたのです。
糖度の高いトマトを求め、家庭菜園でもプロの農家でも、
糖度を高める栽培法にチャレンジする方が増えているようです。
トマトの糖度を高める方法の中で有名なのが、水分を控える方法です。
ところが、この方法はトマトの水分管理を見極めるのが難しく、
水分不足に陥り、トマト自体が生育不良になってしまうことがあります。
けれど、多量の水分を与えていても、糖度が上がらずうまくいきません。
こちらの本では、低水分でのトマト栽培について、詳しく書かれています。
家庭菜園でも甘くておいしいトマトを育ててみたい方も、
トマト農家としておいしいトマトを育てたい方にも、読んでいただきたい一冊です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方