美味しいトマトの見分け方

トマトの育て方.com

美味しいトマトの見分け方

読了までの目安時間:約 8分

 

スポンサードリンク

トマトは一年中スーパーにありますが、旬は夏です

 

 

夏の太陽の光をいっぱいに受けて真っ赤に熟れたトマトは、
旨みと甘みがあってとてもおいしいです。

 

けれど、スーパーに並んでいるトマトの中でも、
できるだけおいしいトマトを買いたいですよね。

美味しいトマトの見分け方をご紹介します。

 

 

[美味しいトマトの見分け方]

 

 

■トマトを品種で選ぶ

 

実は、トマトはとても品種の多い野菜です。
日本でも品種改良が進んでいて、毎年新品種が登場するほどです。

 

しかも近年は、輸入されたトマトもスーパーに並ぶことが増えてきたため、
取り扱われているトマトの品種数も増えてきました。

 

どれも同じように見えて、品種によって意外と違いがあるものです。

まずは好みの品種を探してみるのがお勧めです。

 

日本では桃太郎と呼ばれているトマトが主流です。
丸みを帯びた形をしていて、ややピンクがかった赤い色をしています。

 

他にもファーストトマトと呼ばれているものも多く流通しています。
ファーストトマトは、桃太郎と違ってお尻の部分が尖っているのが特徴です。

 

最近は、トマトを品種ごとに並べ、それぞれの特性を書いていることも多いので、
品種違いを買って食べ比べしてみると良いでしょう。

 

 

桃太郎は大玉トマトの中では、育てやすく美味しいです

 

 

■美味しいトマトの見分け方

 

たくさんの品種があるトマトですが、おいしいトマトを見分ける方法は、
共通していることが多いです。

 

水に入れた時に、沈んだ方が甘いという見分け方もありますが、
スーパーの店内でこんなことをしていては、店員に叱られてしまいます。

 

見た目や軽く触っただけで分かる、美味しいトマトの見分け方をご紹介します。

 

・色が均一
トマトの実を全体的に見た時に、色ムラが少ないものが良いトマトです。
トマトは品種によって、着色の仕方が異なります。

また、ヘタの周りのグリーンが残りやすい品種と、そうでない品種があります。

 

全体的に色がよく回っているのに、ヘタの部分だけグリーンが残っているものは、
グリーンが残りやすい品種なので問題ありません。

 

 

ヘタが、このように立ち上がってピンとしているトマトが新鮮です

 

 

・ヘタが新鮮
トマトはヘタの部分で新鮮さを見ることができます。
現在は流通経路が発達したこともあり、
収穫したトマトが店頭に並ぶまでの時間が短くなりました。

 

一昔前までは、緑色の状態でトマトを収穫し、
店頭に並べるまでの間に追熟させる方法が主流となっていました。

 

トマトの糖度は、収穫した時から上がることも下がることもありません。

 

つまり、まだ甘みののっていない青い状態で収穫したトマトは、
追熟をして赤くなっても、甘くなるわけではないのです。

 

ヘタの部分が新鮮で、青々としていて反り返っているものは、
収穫してからまだ時間がそれほど経っていません。

 

ヘタが新鮮なのにキレイに着色しているということは、
枝につけた状態で熟してから収穫していた証拠です。

 

・形が丸っこい
桃太郎とファーストトマトの形が異なるように、トマトは一概に丸い形をしていません。

 

ただ、全体的に均一の大きくなり、丸みを帯びているものと、でこぼことしていたり、
角ばったようになっているものでは、丸みを帯びているものの方がおいしいトマトになります。

 

・表面に白い斑点がない
トマトの表面をよく見ると、白い小さな斑点が多く出ていることがあります。
これは病気の症状というわけではなく、気孔と呼ばれるトマトの呼吸器官のようなものです。

 

気孔が白く見えるということは、口が開いた状態になっていることを示しています。
人でも口を開けたままにしておくと、中は乾燥してきますよね。

 

それと同じように、たくさんの気孔が開いた状態になっているトマトは、
水分や旨みが抜けやすくなっている状態です。

できるだけ表面に気孔が浮いていないものを選びましょう。

 

・お尻に白い星が見える
トマトのヘタと反対側のお尻の中心に、白い星のようなものが見えるものがあります。
一説によると、糖度が6度以上になったトマトには、必ず出るようです。

つまり、白い星が見えるトマトは、甘いトマトということになります。

 

また、同じように白い星が出ているトマトでも、
よりはっきりと見えているものの方が、糖度が高い可能性があります。

トマトの酸味が苦手な人は、この白い星を目印に甘いトマトを探してみると良いでしょう。

 

 

見た感じより、ずっしりと重みがあるのは良いトマトです

 

 

・持つとずっしりと重みがある
トマトを手に持ってみた時、見た目よりもずっしりと重みのあるものは、
中が詰まっている良いトマトです。

 

水分が抜けているトマトは、見た目よりも軽く感じるものが多いので、
実際に手で持ってみるとよく分かります。

 

・表面にハリがある
トマトの表面に軽く触れてみた時、表面にハリのあるものを選ぶようにします。
軽く触れてみた時に、指が沈むほど柔らかくなっているものは、
収穫から時間が経っている可能性があります。

 

収獲からあまり時間の経っていないトマトは、
まだ表面にハリがあり、みずみずしさを残しています。

 

 

表面に割れやひびが入っていないのは、美味しいトマトです

 

 

・割れやひびが入っていない
トマトの実が縦に割れていたり、ヘタの周りを囲むようなひびが入っていることがあります。
これらはトマトが生理的に起こす症状です。

 

食べても害があるわけではありませんが、割れている分、
水分が抜けていたり、悪い時は傷んでいることもあるので避けたほうが良いでしょう。

 

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


スポンサードリンク

 

タグ :

トマト

この記事に関連する記事一覧

■人気の記事!