にたきこま

トマトの育て方.com

にたきこま

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク

にたきこま

 

 

にたきこまは、加工・調理用に向いているトマト品種です。
果実は1個60g~70gの中玉サイズです。

 

栽培の状況によっては、少し小さめに育つこともあります。
果汁が少なく、果肉が硬いのが特徴なので、
炒め物など火を通す料理に使っても、水分が出にくく美味しいです。

ゼリー部分も少ないので、トマトソースやケチャップに加工するのも向いています。
生の状態では硬い果肉も、火を通すととろみのある良いソースになります。

 

甘みと酸味のバランスが良く、同じ加工用トマトである「なつのこま」に比べると、
ソースの色が良く、味も酸味が強めなので、にたきこまの方が深みがあります。
また、なつのこまに比べると多収穫なのも魅力です。

 

にたきこまは、通常のトマトのような木立性ではありません。
芯止まり性の品種のため、一般的な仕立て方とは異なります。

 

芯止まり性の良いところは、背が高くならないため、
作業がしやすく、長い支柱も不要なところです。

 

花付きも実付きも良く、スタミナもあって耐暑性も強いので、
栽培初期から後期まで、しっかりと収穫することができます。

 

にたきこまは、基本的に丈夫な品種で、
草勢も強く育てやすいので、初めて調理用のトマトを育てる人にもお勧めです。

 

萎凋病と半身萎凋病にも抵抗性があります。
ただ、ウィルス性の病気に抵抗性がなく弱いため、警戒する必要があります。

 

特に、生育初期にはアブラムシによって病気が媒介されることが多いので、
アブラムシがつかないように予防しておきます。

 

もしアブラムシがついているのを見つけたら、
すぐに駆除しておくようにしましょう。

 

 

トマトソースにすると格別です!

 

 

[にたきこま]

 

 

■特徴

 

・調理や加工に適した品種です。

 

・1個が60g~70gの中玉サイズです。

 

・甘みと酸味のバランスが良く、ソースにした時にとろみがつきます。

 

・ゼリー質が少なく、果肉が硬くてしっかりとしているので、貯蔵性があります。

 

・芯止まり性があり、長い支柱が不要です。

 

・スタミナと耐暑性があるので、栽培後半まで収穫できます。

 

・萎凋病と半身萎凋病に抵抗性があります。

 

・ウィルス性の病気に弱いので、アブラムシに注意しておきます。

 

 

■栽培のコツ

 

・芯止まり性なので、地這いタイプの仕立てとなります。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方

・ミニトマト わき芽かき


スポンサードリンク

 

タグ :

トマト 品種

この記事に関連する記事一覧

■人気の記事!