夏あま赤
夏あま赤
夏あま赤 C)サントリーフラワーズ
夏あま赤は、サントリーフラワーズが改良して販売しているミニトマト品種です。
サントリーのブランドである「本気野菜シリーズ」の1品種です。
評判の高い夏あま赤の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[夏あま赤]
◎本気野菜のプラム形ミニトマト
夏あま赤は、サントリーの人気シリーズである「本気野菜」の1品種です。
夏あまには赤と黄の2種類があり、
ミニトマトとしてオーソドックスな赤色の実がつくのが、今回の品種です。
果実は鮮やかでつやのある赤色で、ぽってりとしたプラム形がかわいいです。
1個が15g~20gくらいになるので、ミニトマトとしてはやや大きめですが、
プラム形で口に入れやすく子どもや女性でも食べやすいのが特徴です。
甘みが強い品種で、夏のヘルシーなおやつとして食べるのも楽しみです。
プラム形をしていて、赤と黄の2種類あるので、
2種を育てている間も、美しく観賞価値があります。
赤と黄を並べて育てれば、それだけで庭やベランダが楽し気なります。
◎高温期でも糖度を維持
夏あま赤は、高温期に非常に強い性質を持っています。
通常、ミニトマトは真夏の高温には少し弱く、
実付きが悪くなったり、味が薄くなることがあります。
ところがこの夏あま赤は、糖を溜めこむ力がとても強いため、
高温期であっても糖度8~10の甘さを維持することができます。
いつ収穫しても、甘さとミニトマトの爽やかな味わいが楽しめるので、
ミニトマトが好きな方にお勧めです。
また、暑さに強いため、5月上旬~6月に植え付けを行って、栽培できます。
一般的には、4月中旬頃から苗が出回り始めますが、
4月中は気温が下がる日もあるため、定植後に油断できません。
けれど、しっかりと気温の上がった5月以降の植え付けなら、
定植後に低温に当たる心配も減ります。
夏あま赤の苗 380~480円
◎わき芽は早めに摘み取る
夏あま赤は、とても生育の旺盛な品種です。
夏の暑さにも負けず、次々と花を咲かせて実をならせます。
ところが、その生育旺盛な性質によって、わき芽がどんどん伸びてきます。
わき芽を放置すると、ジャングルのようになり、管理が難しくなります。
一般的なミニトマトも、わき芽は小さいうちに取り除くのが基本ですが、
夏あま赤の場合は、見つけたら必ず摘み取るようにします。
まだ小さいから、今度摘もうとのんびりしていると、
あっという間にわき芽が大きくなり、風通しが悪くなったりします。
また、わき芽に養分が回ることで、
株や実の育ちが悪くなることもあるので、気をつけてください。
■特徴
・サントリー本気野菜のミニトマト品種です。
・1個15g~20gの食べやすいサイズです。
・ぷっくりとしたプラム形で、口に入れやすい形をしています。
・糖度が高く、高温期でもしっかりと甘みのある実をつけます。
■栽培のコツ
・基本の育て方は、一般的なミニトマトと同じです。
・生育が旺盛なので、わき芽を放置せず、必ず小さいうちに摘み取ります。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき