黒トマト

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黒トマト

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美味なトスカーナバイオレットも黒トマトとされます

 

 

黒トマトをご存知ですか?
ブラックトマトとも呼ばれ、欧米ではとてもポピュラーなトマトの品種群です。

 

日本では少し前までほとんど流通もありませんでしたが、
近年のトマト人気のおかげか、黒トマトの流通も少しずつ増えてきました。

現在では、大きなスーパーや百貨店の食品売り場などで見かけることがあります。

 

また、トマトは赤や黒だけでなく、黄色やオレンジ、グリーン、
パープル、ゼブラ柄など様々な品種があるため、
それらを詰め合わせた宝石箱のようなものも販売されています。

 

カラフルなトマトの中でも、

人気の高い黒トマトとは、どのようなものなのでしょうか。

 

 

[黒トマト]

 

 

■黒トマトとは?

 

黒トマトとは、簡単に説明すると、黒いトマトのことです。
品種はたくさんあり、名前の通り、
皮も実もゼリー質部分も黒っぽい色をしているものもあれば、赤茶色のようなものもあります。

 

また、中には、表面は濃い紫色をしていて、本当に黒い色に見えるのに、
切ってみると中は明るいグリーンをしている不思議なトマトもあります。

 

日本で流通している種や苗のは、品種名として「黒トマト」と記載されているものがあります。
この品種名としての「黒トマト」には、2つのパターンがあります。

 

1つは中玉~大玉に育つ品種につけられて流通している場合、
もう1つは、ミニトマト品種につけられて流通している場合です。

 

 

BLACK KRIM C)ナチュラル・ハーベスト

 

 

中玉~大玉に育つ品種の場合は、BLACK KRIMという品種がほとんどです。
直径10cmほどの大玉に育ち、完熟になるとヘタに近い部分が赤黒い色に変わります。

 

下半分は濃いローズカラーにとどまりますが、切ってみると中も黒っぽい色をしています。

もともとはロシアからやってきた品種のようで、
サラダやサンドイッチなど、生で食べるのが一般的な品種です。

 

 

ブラックチェリー C)ミセスリビング

 

 

もう1つのミニトマトの場合は、
ブラックチェリートマトに黒トマトの名前がついて流通しています。

 

ブラックチェリートマトは、日本で購入できるブラック系のトマトの中でも、
比較的流通量の多いミニトマトの品種です。

 

特に苗として販売されているブラックチェリートマトの多くに、
黒トマトのラベルが貼られています。

 

ミニトマトというものの、草勢が非常に旺盛で、
果実はミニトマトの中ではかなり大ぶりで、

中には中玉サイズくらいまで育つこともあるほどです。

 

果実は全体的に赤黒い色に染まるため、見た目はインパクトが強いですが、
食べてみると意外とあっさりしていながら、きちんと甘みや酸味、
旨みが感じられるミニトマトとなっています。

 

日本ではまだまだブラックトマト自体が珍しいもののため、
定義があいまいになっていることも多々あります。

 

一般的には、黒っぽい色をしたトマトを、
「黒トマト」や「ブラックトマト」と呼んでいるようです。

 

 

■黒トマト 固定種

 

日本で流通している黒トマトやブラックトマトの数は、まだそれほど多くありません。
ネット通販などを利用すれば、たくさんの品種の種が販売されています。

 

紹介されているトマト品種の中には、
見たことも聞いたこともないようなものがほとんどで、
世界中にはこれほどたくさんのトマト品種があるのかと驚かされます。

 

それと同時に、トマトがどれだけ世界で愛されている存在なのかも分かります。

 

黒トマト(ブラックトマト)にはたくさん品種がありますが、
中玉タイプと限定されているものは、あまりありません。

 

大玉タイプとなってはいるものの、育て方や環境によって小さく育ち、
中玉サイズと変わらなくなる品種や、
ミニトマト品種なのに中玉サイズくらいまで育つものもあります。

 

これはおそらく、黒トマト(ブラックトマト)の多くが、
固定種であることがその理由となっています。

 

 

人気のインディゴ・ローズ トマト(Blue Tomato INDIGO ROSE)も固定種です

C)マルシェ青空

 

 

「固定種」や「エアルーム」と呼ばれるような品種は、トマトに限らず、
特定の地域や家族の中で育てられてきた植物です。

 

そのため、歴史が長く、品種改良されたものとは違った雰囲気や食味を持っています。
固定種は代々受け継がれてきた品種のため、自家採種による栽培が可能です。

 

対して品種改良によって生まれたF1品種は、種をとって育てても、
親と同じ性質が出ないことがほとんどです。

 

その代わり、F1種は丈夫で育てやすかったり、
多収穫だったりという、特別な性質を持っています。

 

固定種も育てやすい品種ではあるのですが、
特定の場所で育ってきたということもあり、環境が合わないと突然枯れたり、
病害虫に侵されやすかったり、生育が思うようにいかなくなることがあります。

 

ただ環境が合えば、病害虫に侵されることも少なく、
非常に育てやすい品種であるともいえます。

 

こういった過程や理由があるため、
固定種やエアルームと呼ばれる品種の多い黒トマト(ブラックトマト)は、
育つ実の大きさにもばらつきが出やすいのでしょう。

 

 

 

ブラックゼブラ C)エアルームトマトファーム

 

 

固定種の黒トマトには、大玉タイプならブラックゼブラ
ブラッククリムゾン、RUSSIAN BLACKなどがあります。

 

日本でよく流通しているBLACK KRIM(黒トマト)は、
固定種となっていたり、一代交配(F1)となっていることもあります。

 

もしかすると、海外から輸入する際のルートが異なり、
その時の登録が間違っているのかもしれません。

 

 

ミニトマトタイプなら、ブラックチェリーやBlack Pear Hybridなどがあります。

 

これらの他にも、黒っぽいけれど茶系が強かったり、
青(紫)が強く出ているものなど、同じ黒トマト(ブラックトマト)といっても、
見た目の違いが大きいものがたくさんあります。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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