ブラックゼブラ
ブラックゼブラという名前をのトマトがあります。
グリーンゼブラやレッドゼブラと似た仲間で、
こちらは赤いトマトに黒っぽいグリーンの縞模様が入ります。
レッドゼブラとよく似ていますが、
レッドゼブラが赤に濃い黄色~オレンジの縞模様が入るのに対し、
ブラックゼブラは赤に黒~濃いグリーンの縞模様が入ります。
ゼブラといっても、スイカのようなキレイな縞模様ではなく、ランダムに縞が入るので、
1つ1つの実ごとに柄が少しずつ違っているのも個性的です。
一般的なトマト違って、美しい模様が入るブラックゼブラは、
海外でも人気が高まってきています。
日本ではまだ生産している農家も少なく、流通量は少ないです。
レストランで調理されたものを見かけたり、
百貨店や少し珍しい野菜を置いているようなスーパーでは、稀に見かけます。
けれど、珍しい外見と味の良さから、日本でもこれから人気が出そうな品種です。
ブラックゼブラは、やや奇抜な姿 をしていますが、味はとても良いです。
糖度が高く甘みとコクはしっかりあります。
しかも酸味もほどよくあり、甘酸っぱいトマトらしい味わいを楽しむことができます。
ブラックゼブラにはトマトの旨みもぎっしりと詰まっているので、
トマトが好きな方には是非一度は味わってもらいたいトマトです。
グリーンやレッドのゼブラトマトも味が良いですが、
その中でもブラックゼブラが一番味が濃いかもしれません。
切ってサラダの彩りにしても良いですし、
ブラックゼブラの味を生かした料理もお勧めです。
実の大きさは、だいたい90g~120gほどの中玉です。
育て方によっては、150gくらいになることもあるので、
大きく育てば大玉トマトよりやや小さいくらいになることもあります。
ブラックゼブラの驚くところは、1段につける実の数です。
だいたい中玉トマトだと、1段に5個前後つくものが多いのですが、
ブラックゼブラは1段に7個~11個もの実をつけます。
味もよく、大きさも手ごろで、1段につく実が多いので、
家庭菜園でも十分に楽しむことができます。
今まで普通のトマトしか育てたことがない方、
中玉トマトにチャレンジしたい方などにはお勧めの品種です。
ブラックゼブラの苗の販売は、ホームセンターでは取り扱いが少ないので、
ネット通販で購入すると便利です。
また、種から育てることもできるので、
種を購入して種播きから育ててみるのも面白いです。
F1ではなく固定種なので、育てたブラックゼブラトマトから種をとり、
その種からまた育てることが可能です。
[ブラックゼブラ]
■特徴
・皮の表面は赤に濃いグリーンの縞模様が入ります。
・1玉が90g~120gくらいの中玉サイズになる品種です。
・1玉の直径は5cm~6cmくらいです。
・甘みは強いが酸味とのバランスも良く、トマト本来の濃厚な味が楽しめます。
・1段に7個~11個の実がつきます。
■栽培のコツ
・一般的なトマトと同じ育て方で問題ありません。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方