トマト 長く収穫するには

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トマト 長く収穫するには?

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大玉トマトは、摘果すると樹がバテません

 

 

トマト栽培にチャレンジしたものの、収穫が長く続かず、
すぐに終わってしまったという経験はないでしょうか。

 

旬である夏の間はもちろん、できれば秋までトマトを楽しみたいですね。
トマトをできるだけ長く栽培するには、
どのようなコツがあるのかをご紹介していきます。

 

 

[トマト 長く収穫するには?]

 

 

1.堆肥と施肥

 

トマトを定植する時、土作りの段階で堆肥を混ぜ込みます。
この時の堆肥の量は、1㎡あたり3kg~4kgが基本となります。

 

この堆肥の量を、1㎡あたり8kgまで増やすことで、地力を高めることができます。
ただし、使用する堆肥が未熟な場合は、
定植1ヶ月以上前に土に混ぜ込んでおく必要があります。

 

完熟堆肥が手に入るのであれば、完熟堆肥の方がお勧めです。

 

また、トマト栽培中に追肥を行いますが、この追肥方法も増やすことが可能です。
大玉トマトの場合、1段目の実がピンポン玉くらいになった時と、
3段目の実がピンポン玉くらいになった時に追肥を行います。

 

ただ、この方法だと、それ以降の段についた実を、
大きく育てるほどの肥料分が足りなくなります。

 

特に樹勢の衰えが少ないミニトマトの場合、3段目で追肥を止めてしまうと、
肥料不足によって生育不良となり、収穫が終わってしまうことがあります。

 

できるだけ肥料切れさせないよう、1段目と3段目を目安に追肥をするのではなく、
日数を目安に追肥を行うのが良いです。

 

2週間に1回、1㎡あたり30gの肥料を目安に、追肥を行いましょう。
2週間に1回の定期追肥を、栽培収量まで続けると、肥料切れを防ぐことができます。

 

 

ミニトマトは樹勢が強いので、長く収穫しやすいです

 

 

2.株を疲れさせない

 

収穫期間が短くなってしまう原因に、成り疲れがあります。
たくさんの実を集中的につけたり、株が早く老化してしまうと、
株が早く疲れてバテてしまい、栽培収量が早くなります。

 

特に大玉トマトは、1段につく実の数を調整しないと、成り疲れしやすくなります。
花房の先端にいくほど、花の充実度が悪くなりやすく、実の肥大も遅くなります。

 

咲いた花をすべて着果させて育てるのではなく、
摘果しておくと、成り疲れを防ぐことができます。

 

また、収穫が可能になった実から、順次収穫していくようにします。
収穫が遅れると、せっかく完熟になったトマトが落ちてしまい、
割れて食べられなくなることがあります。
いつまでも枝に実をつけたままにしておくと、株が疲れやすくなります。

 

 

3.摘芯しない

 

トマトを育てる時、基本的には支柱の高さまで育ったら、
頭頂部を摘心し、それ以上は伸びないようにします。

 

こうすることで、余分な体力を使わせず、また花付きや実付きがよくなるのですが、
残念なのが、それ以上は大きく育てることができない点です。

 

大玉トマトでは難しいですが、樹勢の強いミニトマトの場合は、
摘心せず育てるとたくさんの花房を発生させ、長く収穫できるようになります。

 

摘心せず育てていると、どんどん背が高くなっていくので、手が届かなくなります。
その頃には、下の方の段は収穫が終わっていることが多いので、
つる下ろしと呼ばれる作業を行います。

 

名前の通り、トマトの長く伸びた主枝を、支柱から取り外し、
折れないように注意しながら曲げて、頭頂部の位置を下げます。

 

つる下ろしを繰り返すことで、頭頂部に手が届くようになり、
引き続きトマトの収穫が可能になります。

 

 

つる下ろしを繰り返すと、トマトの収量が増えます

 

4.定植時期をずらす

 

1株のトマトを、できるだけ長く収穫できるように工夫しても、限界があります。
とくに大玉トマトは、1個のトマトを立派に育て収穫するまで、体力を消耗します。

 

そこで、複数株を育てるスペースが確保できるのであれば、
トマトの苗の定植時期をずらした栽培方法がお勧めです。

 

トマトの苗を定植するのは、4月中旬~5月下旬が目安となります。
この期間の最初に1株、中間に1株、最後に1株、計3株植えるだけでも、
栽培収量の時期が少しずつずれるため、収穫期間を長く伸ばすことができます。

 

しかも、株が疲れていない、良い状態のうちに収穫を続けられるので、
おいしいトマトをコンスタントに収穫することができるわけです。

 

また、できるだけ苗の購入費を抑えたいという場合は、
1株から挿し木で増やしていく方法もあります。

 

4月中旬~4月下旬に植え付けた苗を育てていくと、わき芽が発生します。
本来ならば、わき芽は小さいうちに摘み取りますが、
少し大きくなるまで育ててから摘み取り、そのまま挿し木をしておきます。

 

うまくいけば、挿し木した株が育ってくるので、
ちょうど時期をずらして定植した状態と同じになり、収穫時期が長くなります。
>>トマト 挿し木方法

 

 

5.秋冬野菜に切り替える

 

いくら注意したり工夫したりしていても、
たくさんの実をつけ、暑い夏を越えたトマトは、疲れてしまいます。

 

9月に入る頃には、病害虫の影響でボロボロになっていることもあります。
そんな状態のトマトにむりやり実をつけさせても、
健全に育つ保障がない上に、収穫できてもおいしくないことがあります。

 

できるだけ長く収穫したい気持ちになりますが、
完全に枯れるまで栽培を続けていても、病害虫がひどくなるのでお勧めできません。

 

回復が難しいと感じたら、すっぱりと諦めて撤収し、
次に栽培する野菜を考えるようにしましょう。

 

トマトのエリアがあいた分、秋冬野菜を育てることができるようになります。
播き時が長く、収穫までの栽培期間が短い、葉物野菜などがお勧めです。

 

また、無理に野菜を栽培しなくても、
土地を休ませたり、消毒をしたりする期間にあてるのも良いでしょう。

 

元気な株であれば、10月に入ってもまだ育っていることもあります。
ただ、10月以降は気温がだんだんと下がってきますし、
その分トマトの生育が遅くなり、収穫までに時間もかかります。

 

スペースの余裕があるのであれば、そのまま枯れるまで待っても良いですが、
他に育てたい野菜があるのであれば、栽培途中でも諦める勇気も必要ですね。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき


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トマト栽培Q&A

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