トマト 育て方

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世界一トマト

読了までの目安時間:約 5分

 

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世界一トマト

 

 

世界一トマトは、日本で栽培されるようになった、
トマトの中の元祖ともいうべき品種です。

 

今の日本で、主に栽培され流通しているトマトと比べると、
いろいろと違った特徴があります。

 

年配の方が、昔のトマトと今のトマトの味が違うと言われるのが分かるほど、
一度食べればその違いは歴然としています。

 

世界一トマトは、ポンテローザという品種のトマトから選抜・固定させた品種です。
なので、元のポンテローザと少し違う性質を持っているのも面白いところです。

 

見た目は丸っこく、ピンク色系の色をしていて、
1玉がだいたい250gくらいになる大玉種です。

 

水分が多いのが特徴で、水分の多さから長距離の輸送が難しかったため、
熟してから収穫して輸送するのに適した、最近の品種が主流になったと思われます。

 

いわゆる昔のトマトなので、酸味が強いのかと思いきや、
意外と酸味は少なく食べやすい味をしています。

 

トマトらしい青っぽさが少しあるので、
この点が、好き嫌いが分かれるところかもしれません。

 

火を通して食べる調理用というよりはやはり生食向きの品種です。
木につけた状態で完熟まで置いた世界一トマトをもぎ、
冷たい水で冷やしてかじれば、体にたまった熱も暑さによるバテも吹っ飛びそうです。

 

世界一トマトは固定種ではあるものの、育種・販売・栽培が開始された頃は、
まだ固定種の決まりがはっきりしていなかったこともあり、
栽培開始後にも交雑している可能性があるという説があります。

 

そのため、種の販売店や栽培した世界一トマトの実を売っている店によって、
特徴が少しずつ違う場合があります。

 

また、育てた環境によって、基準が250gの大玉ではあるものの、
100g~200gと少し小さめに育つ場合もあります。

 

ともあれ、非常に丈夫で育てやすい品種ではあるので、
トマト栽培初心者の方でも育てやすい品種かと思います。

 

ただし、多肥にすることは、避けましょう。
トマト全体にいえることですが、多肥にすると良いことはありません。

 

中でも世界一トマトは、少ない肥料でも育つ力があるため、
多肥にすると樹勢が異常に暴れたり、実付きが極端に悪くなることがあります。

 

過繁茂の状態になると、せっかく花が咲いても、
着果せずに落ちてしまう症状がよく出ることがあるので、肥料は適量を守ります。

 

肥料の量がよく分からない場合は、少なめに施肥するのがポイントです。

 

 

[世界一トマト]

 

 

■特徴

 

・日本のピンク系トマトの元祖です。

 

・果肉が柔らかく緻密で、水分が多いのが魅力。

 

・皮も柔らかめなので、収穫後は早めに消費するのが良いです。

 

・酸味はまろやかでさっぱりとした味わいです。

 

・栄養価が高く生食に向く品種。

 

・実は形の良い円形か少し扁平になります。

 

・基本の育て方を守れば、耐病性もあり多収穫になるので育てやす品種。

 

・トマト栽培初心者でも育てやすいです

 

 

■栽培のコツ

 

・基本は他の大玉トマトと同じ育て方でだいじょうぶです。

 

・多肥にならないよう、肥料は控えめに育てると良い実になります。

 

・あまり実を枝につけたままにしておくと、
実割れが多くなるので、熟した後は早めに収穫します。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 品種

トマト ネコブセンチュウ

読了までの目安時間:約 7分

 

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tomato

トマトがあいやすい害虫被害の中に、ネコブセンチュウがあります

 

 

ネコブセンチュウは、トマトだけでなく他の植物にも寄生するため、注意が必要です。

センチュウとは、漢字で「線虫」と書きます。
つまり細長い虫です。

 

センチュウにも種類があり、土の中で生活するもの、土の外で生活するもの、
植物の根を傷めるもの、そうではないものと様々です。

 

その中でもネコブセンチュウは、
被害が大きくなると、トマトが枯れてしまうこともある要注意なセンチュウです。

 

被害が出てしまった後は、駆除が難しくなるので、
できる限り予防しておくことが大切です。

 

 

[トマト ネコブセンチュウ]

 

 

■ネコブセンチュウとは?

 

ネコブセンチュウ自体は、細い体をした虫ですが、
被害を受けたトマトの株は、元気がなくなって、枯死することも少なくありません。

 

ネコブセンチュウは、トマトの根に寄生します。
寄生された部分は、ぼこっとコブのように隆起するため、
大きな被害が出た株を引き抜いてみると、
根にたくさんのコブが連なったようについているのが分かります。

 

コブができた部分は、水や養分を吸収して地上部に送るといった、
根としての正常な機能が働かなくなります。
なので、トマトの株は、徐々に体力を奪われ、枯れてしまうのです。

 

ネコブセンチュウが土中にいても、すべての株に被害が出るとは限りません。
複数のトマトを育てている場合、特定の株だけ極端に生育が悪くなることがあります。

 

他の原因も考えられますが、引き抜いて根にコブができていれば、
ネコブセンチュウの仕業であることが分かります。

 

また、ネコブセンチュウの被害を受けることで、
他の病気にかかりやすくなることもあります。

 

ネコブセンチュウに寄生されることで根が傷み、
その傷んだ部分から病気の原因菌が入り込むためです。

 

 

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コブトリソウ、種が売られています

 

 

■ネコブセンチュウ予防方法

 

ネコブセンチュウは、数が少ないうちは被害はあまり大きくなりません。
できるだけネコブセンチュウの株を減らすか、
トマトに近寄らせないようにすることが大切です。

 

・コンパニオンプランツ
ネコブセンチュウを忌避したり、駆除する力のある植物があります。
これらをトマトを育てる場所の近くで育てることで、ネコブセンチュウを遠ざけます。

 

マリーゴールドは、センチュウ類の忌避ができるハーブとして有名です。
トマトの近くに植えることで、センチュウを寄せ付けないようにします。

他には、コブトリソウタヌキマメエンバク類を育てることで、
ネコブセンチュウを駆除することができます。

 

・連作しない
何年も同じ場所でトマトを育てたり、
同じナス科の植物であるナスやジャガイモを育てていると、
それらを好むセンチュウ類が寄りやすくなります。

 

家庭菜園だとスペースが限られているため、
毎年場所を移動するのが難しいかもしれません。

 

その場合は、接ぎ木苗を使ったり、毎年消毒するなどして対応します。
被害が出てからでは、予防も難しいので、できる限りのことはしておきましょう。

 

・接ぎ木苗を植える
どうしても連作する必要がある場合は、
接ぎ木苗を作るか購入するのがお勧めです。

 

接ぎ木苗の台木に、センチュウ類に強いものを使うと被害を軽減できます。
普通苗に比べると、接ぎ木苗は少々値段が高いですが、
その分被害を受ける可能性が低くなると考えましょう。

 

・土壌消毒
ネコブセンチュウを予防するためには、土壌消毒も欠かせません。
土壌消毒と聞くと、薬剤や特別な作業が必要と思われがちですが、
意外と簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

ネコブセンチュウは、水に浸かったり、
熱をかけられたりすることで、数を減らすことができます。

 

暑い時期に、使っていない畑は、黒いビニールをかぶせておくことで、
中の土が熱せられて消毒することができます。

 

寒い時期には、土を掘り返して寒さに当てることでも消毒することができます。
もちろん土壌消毒用の薬剤を使っての消毒も可能です。

 

その場合、必ずネコブセンチュウを駆除できて、
使用できる作物の中にトマトの名前が登録されている薬剤を使うようにします。

 

 

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センチュウ (おもしろ生態とかしこい防ぎ方) 農文協

 

 

■ネコブセンチュウ駆除方法

 

すでに被害が出てしまってからは、駆除する方法がありません。
トマトのシーズンが終わってから、一度土壌消毒をし、
予防方法を実践することが一番の近道です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 病害虫

トマト アザミウマ

読了までの目安時間:約 8分

 

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トマトが色づくのは楽しい♪

 

 

アザミウマという害虫の名前を耳にすることがあると思います
バラなどにつく虫として知られていますが、実はトマトにもつくことがあるのです。

 

吸汁するタイプの害虫ですが、アザミウマの被害は食害だけではありません。
アザミウマは、トマトにどのような被害を与えるのでしょうか。

 

 

[トマト アザミウマ]

 

 

■アザミウマとは?

 

 

azamiuma

 

 

アザミウマは、体長が1mm~2mmほどのとても小さな虫です
細長い形をしていて、茶色や黄色っぽい色をしています。

 

アザミウマには、多くの種類がありますが、中でもトマト栽培で注意したいのが、
ヒラズハナアザミウマとミカンキイロアザミウマとダイズウスイロアザミウマです。

 

プロであれば見分けることもできるかと思いますが、
一般のかたには、見分けるのが少し難しいかもしれません。

 

いずれにせよ、何か小さな虫がついていたり、
花や実、葉に異変があった場合は要注意です。

 

アザミウマは、気温が高く乾燥した環境を好みます。
そのため、苗を植え付けた頃や梅雨の頃は発生が少なく、
梅雨が明けてからの発生が多くなります。

 

年によって、空梅雨や気温の上昇が早くなった場合は、
梅雨が明ける前から発生が増えることがあるので、注意します。

 

アザミウマは繁殖能力が高く、一生のサイクルも10日~14日と短いため、
被害が少ないからと放っておくと、あっという間に広がることがあります。

 

アザミウマは吸汁性の害虫で、食害された痕は茶色く変色します。
柔らかい部分を好んで吸汁する傾向があるので、
新芽に近い葉や花びらなどに被害が出ることが多いです。

 

それでも、絶対にその部分にしか被害が出ないというわけではなく、
狙えるところはすべて狙うのがアザミウマです。

 

葉も新旧関係なく被害が出ることもあるので、
アザミウマの被害がないかチェックする時は、下葉の方も欠かせません。

 

また、花の付け根にある子房部分に産卵するため、
実が大きくなってくると、産卵された部分が白く膨れたようになります。

 

膨れた部分には、産卵痕の小さな穴が凹みのように残るので、
他の病気との区別ができます。

 

アザミウマ被害で厄介なのが、アザミウマが媒介するウィルス性の病気です。

 

トマト黄化えそという病気にかかると、葉の萎凋や茎内部の空洞化や、
実が小さいうちに落ちるため、収量が極端に減ってしまいます。

 

アザミウマの食害自体はひどくなくても、アザミウマが媒介した病気に感染して、
株全体が被害を受ける場合も少なくありません。

 

 

■アザミウマ予防方法

 

アザミウマ自体は小さく、トマトにだけつく害虫ではないため、
どこからやってくるのか分かりません。

 

それでも、アザミウマ自体の数が少なくても、
病気を媒介されたら手の打ちようがありません。

 

できるだけアザミウマがトマトに近づかないよう、
数が増えないように予防することが大切です。

 

・見回りする
まずは見回りの強化です。
葉の裏や新芽、花の部分にアザミウマがいないかをチェックします。

 

また、実が育つ時に、産卵されて白く膨れた場所がないかをチェックします。
こまめに見回ることで、被害を最小限にとどめることができます。

 

 

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・防虫ネット
育苗数が少ない場合、スペースの問題でネットの設置が難しい場合もあります。

 

株数が多い場合や、スペースが広い場合は、
ネットによってアザミウマが入り込まないようにするのは有効です。
網目が1mm以下のものを選び、トマトの周りに設置します。

 

・光る物
アザミウマは光るものが苦手とされています。
そのため、トマトを植える畝に、シルバーマルチを使うと効果があります。

 

また、プランターなどの容器栽培の場合も、株元にアルミ箔を敷くと、
シルバーマルチと同じ効果が期待できます。

 

 

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虫除けシート

 

 

・黄色い物
アザミウマは黄色いものに寄せられる習性があるため、
黄色い粘着テープをトマトのすぐ近くに設置しておくのもお勧めです。

 

ホームセンターや園芸店などで、園芸用の黄色テープが販売されています。
トマトに近づくアザミウマを、テープに引き寄せて捕殺する方法です。

 

・雑草の除去
アザミウマは園芸植物だけでなく、雑草にも寄生します。
トマトを育てている場所の周りが雑草だらけだと、
そこに寄生しているアザミウマがトマトにやってくる可能性が高くなります。

 

トマトの周りには、余計な植物がないようにしておくだけで、
アザミウマがくる確率が減ります。

 

 

■アザミウマ駆除方法

 

アザミウマが発生し、既に繁殖している場合は、薬剤を使う方法もあります。
スピノエース顆粒水和剤、ディアナSC、ハチハチ乳剤、
ベストガード水和剤などが使えます。

 

ただし、薬剤を使用することによって、
アザミウマの天敵であるテントウムシやカブリダニまで殺すことがあります。

 

天敵が減ることで、アザミウマがさらに増えてしまうこともあるので、
よく考えてから使うようにしましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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