トマト 育て方

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トマト栽培 早く赤くする

読了までの目安時間:約 8分

 

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早く赤くなって欲しいトマト

 

 

トマトの苗を春に植え付け、収穫できる日をいまかいまかと待つ間は、
楽しみで、早く赤くなって欲しいという気持ちが強くなりますよね。

 

しかし、トマトは、赤くなるのに時間がかかります。
大玉トマトの場合、花が咲いてから50日~60日ほど、
ミニトマトや中玉トマトの場合は40日~50日ほどかかるのです。

 

開花から結実まで、1ヶ月半~2ヶ月くらいかかるということになるので、
トマト栽培初心者の方だと、もしかしたら異常? と不安になることもあるでしょう。

 

待てど暮らせど赤くならないトマトを、
できるだけ早く赤くするにはどうすれば良いのでしょうか。

 

 

[トマト栽培 早く赤くする]

 

 

■トマトが赤くなるしくみ

 

トマトを育てる時、できるだけ日当たりの良い場所を選ぶというポイントがあります。
太陽の光はトマトを育てる時に必要不可欠なのですが、
実は太陽の光がトマトを赤くするわけではないのです。

 

太陽の光を受けることで、トマトは光合成をします。
光合成をして作った養分は株全体を巡り、順調に生育するようになります。

 

その養分を使って花を咲かせ、実を大きく肥らせます。
けれど養分と関係があるのはそこまでで、
そこから先、つまり実を赤く色づかせるために必要なのは、光ではないのです。

 

では何がきっかけで赤くなるのかというと、温度です。
温度の高い日があると色づくスイッチが入る、ということではなく、
実が大きくなってからの累積温度が一定ラインを越えることで、色づきます。

 

そのため、植え付けてすぐに着果した実よりも、
梅雨明け後着果した実の方が、大きくなり色づくまでの時間が短くなります。

 

春に着果したトマトは、色づくまでの時間が長く、
その間はずっと光合成して作った養分を溜めこむ形になります。

 

たっぷりと養分を溜めこんだトマトの実は、
樹上で完熟させてから収穫して食べると、旨みも甘みも強くなります。

 

色づくために養分は必要ありませんが、
色づくまでにどれだけ養分を溜めこむかが変わってくるため、
樹上で完熟させたものと、収穫してから追熟したものでは味に差が出るのです。

 

 

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ビニール温室150㎝ C)Gardening園芸と土 刀川平和

 

 

■樹上のトマトを赤くする

 

樹上で完熟させたトマトがおいしいことは分かっているけれど、
できるだけ早く色づかせて収穫したいという場合があります。

 

例えば、春以降に涼しい日が続いて気温が上がらず、
なかなか色づかずにやきもきしてしまっている時や、
秋になって気温が下がり、色づくまでに株自体が枯れそうな時などです。

 

どちらも気温が低いために色づくのに時間がかかっている状態です。
この場合は、単純に累積温度を早く溜めれば良いので、温室を作りましょう。

 

農家のような立派なハウスが設置できなくても、簡易のものでも構いません。
ホームセンターでも売っているような、1株だけ覆うことができるタイプでも良いですし、
支柱とビニールで画像のように自作しても構いません。

 

 

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自作の温室、もっと丈を高くします

 

 

ただし、温室で囲うことで弊害が出ることがあります。

 

晴れた日の日中に高温になりすぎたり、
換気が悪く病害虫が発生することもあります。

 

適度に空気の入れ替えを行い、
トマトに適した環境から、ずれないようにしておきましょう。

 

また、実が大きくなってから赤くなるまでの時間が短くなるため、
養分を溜めこむ時間も短くなります。

 

そのため、じっくりと樹上で熟した実に比べると、やや味が薄くなることがあります。

 

 

■収穫したトマトを追熟する

 

なかなかトマトが赤くならず、実が青いままで収穫することがあります。

 

あるいは大玉トマトなどだと、
摘果のために小ぶりの青いトマトを摘み取ることもあります。

 

けれど小さかったり青いだけで、
そういったトマトも追熟すれば食べることができます。

 

トマトは樹上で完熟させなくても、追熟することで、
青いうちに含まれていた毒素が消え、安心して食べられるようになります。

 

また青いトマトは酸味が強すぎて、どうにも食べにくいのですが、
追熟することで普通に食べられるようになります。

 

樹上で完熟させた実に比べると、少し旨みやコクが少なくはなりますが、
それはそれであっさりとしていてフレッシュな味を楽しむことができます。

 

 

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完熟トマトは美味しい♪

 

 

・日向に置く
室内の日当たりの良い場所に置いておくだけで、だんだんと赤くなります。

 

ビニールに入れても良いのですが、高温になりすぎて中のトマトが傷んだり、
ビニールの中で露をもってそこからカビがはえることがあるので、
そのままの方が良いでしょう。

 

室内でも日当たりの良い窓辺は気温が上がりやすいので、
冷蔵庫に入れているよりも早く赤くなります。

 

・リンゴと袋に入れる
リンゴから出るエチレンガスによって、トマトが早く色づきます。

 

リンゴと一緒にビニール袋などに入れ、口を軽く縛っておきます。
常温で置いておくので、もし中が蒸れているようなら、口をあけて換気しましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト栽培Q&A

ソプラノトマト

読了までの目安時間:約 6分

 

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tomato

 

 

ソプラノトマトという品種は、家庭菜園ではあまり聞くことがない品種でしょう。
ホームセンターなどの苗売り場で見かけることはあまりありませんが、
高糖度のトマトとしてスーパーで見たことがあるかもしれません。

 

最近はフルーツトマトという糖度の高いトマトの人気が高まっていますが、
実はフルーツトマトという品種が限定されているわけではなく、
糖度8度以上のトマトをそう呼ぶのだそうです。

 

つまり、水分量を減らしたり、環境を整え栽培することによって、
トマトの糖度を高くしているのがフルーツトマトということになるので、
どのような品種あってもフルーツトマトになれる可能性があるのです。

 

その中でもソプラノトマトは、もともと糖度が高めで、
普通に育てても一般的なトマトに比べると糖度が高いのだとか。
そのため、糖度を高めるための栽培法で育てると、高糖度になるというわけです。

 

ソプラノトマトはサカタが交配した品種で、
サカタの説明によると、ソプラノトマトは豊円形とあります。

 

つまりふっくらとした丸みのある形ということになるのですが、
育て方によっては必ずしも丸くはならないようです。

 

子室がそのまま外に出っ張ったようになり、
表面がゴツゴツとしていていびつな形になることもあります。

 

桃太郎のような日本を代表するトマトのような丸い形ではなく、
いわゆるビーフステーキトマトと呼ばれるような、
日本ではあまり見かけない形のものが販売されていることもあります。

 

どちらが本物ということではなく、
どちらもソプラノトマトという品種を育てた結果ということになります。

 

形に差が出ても、実際に切って中を見てみると、意外と似ています。
どちらも子室の数が普通のトマトよりも多く、細かく分かれていることがわかります。

 

水分を制限して育てているかどうかで、中のゼリー質の量は加減されますが、
水分が少なめで果肉がしっかりと硬めなのがソプラノトマトの特徴です。

 

色は真っ赤になり、ヘタの際まできっちりと赤く染まります。
果肉がしっかりと締まっているため、果実全体が赤くなるまで熟させてから、
収穫・出荷・運搬しても形を保つことができます。

 

もともと高糖度の実がつくことに加え、
水分調整して高糖度トマト(フルーツトマト)として育てることも可能で、
しかも促成栽培に向いているということもあり、
家庭菜園より農家向けといった印象が強い品種です。

 

もちろん家庭菜園で育てることは不可能ではありません。
種の販売もあるので、購入して育てることはできます。

 

ただ促進栽培や半促進栽培に向く品種のため、
一般的な品種のように夏秋に露地栽培するのには不向きなところがあります。

 

トマトがかかると厄介な病気である、
萎凋病や半身萎凋病、根腐萎凋病、モザイク病などに抵抗性があり、
センチュウにも強いので、その点では安心して育てることができます。

 

葉が小さいので育てる時に必要なスペースも少なく、
栽培スペースが限られている場合でも育てやすい品種です。

 

簡易的でもハウスを設置して育ててみたい方や、
高糖度のトマトを育てて食べてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

[ソプラノトマト]

 

 

■特徴

 

・豊円か少しいびつな形をしていることもあります。

 

・表面は真っ赤で、ヘタの際まで色がつきます。

 

・子室の数が多く、ゼリー質の部分がやや少なめです。

 

・甘みが強く、高糖度になるように栽培するとさらに甘くなります。

 

・果肉が硬めなので、赤くなってから収穫して輸送しても傷みにくいです。

 

・高糖度栽培した時、えぐみは出にくい品種ですが多少のえぐみが出る場合があります。

 

・葉が小さめなので、やや密植気味に育てることができます。

 

・花数が安定しているため、高糖度栽培で育てても収穫量が上がります。

 

 

■栽培のコツ

 

・萎凋病、半身萎凋病、根腐萎凋病、モザイク病、斑点病に抵抗性があります。

 

・葉かび病に耐病性があり、センチュウに耐虫性があります。

 

・露地栽培より促成栽培や半促成栽培に向きます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 品種

トマト 1本仕立て 5品種

読了までの目安時間:約 4分

 

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■トマト 1本仕立て 5品種

 

この夏、トマトの2段摘芯という慣れない摘心方法をしてみましたが、
やはりトマトは1本仕立てが、管理しやすく育てやすいです。

 

今回、1本仕立てにしたトマトの株は、
アマルフィの誘惑を1株と、ピッコラカナリア、
サンマルツァーノリゼルバ、ルンゴです。

 

1本仕立ては、主枝に支柱を1本を添えて、わき芽を全て取り、
主枝だけで仕立てて実を収穫する方法です。

 

トマト栽培に慣れてきて、収穫量をもっと増やしたい場合には、
2本仕立て、3本仕立てという方法もあります。
>>トマトの2本仕立て
>>トマトの3本仕立て

 

 

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ピッコラカナリア 6月18日

 

 

このように、主枝をまっすぐに仕立てるのが基本です。
サンマルツァーノリゼルバ、ルンゴも同じように行います。

 

 

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サンマルツァーノリゼルバ 6月22日

 

大きいわき芽は、ていねいに取りました。
写真のように大きくなってしまうと、
わき芽を手では折りにくいですし、傷つけやすいです。

 

10cmくらいの小さいうちに取るようにしたほうが株を傷めません。
このサンマルツァーノリゼルバはシシリアンルージュと一緒に、
煮込み料理にすると抜群の美味しさです。

 

 

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ルンゴ 6月22日

 

 

ルンゴも1本仕立てに仕立てて行きます。
この夏、育てている中で一番大きいトマトだと思います!

 

ここまで大きくなるとは、思ってもいませんでした。
上の部分が、少し写真に納まっていませんが、伸びています。

 

なんとなく、葉と葉の間が狭かったり、広すぎている感じがします。
そして、実を観察するとこんなことに……。

 

 

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ルンゴ 尻腐れ 6月22日

 

 

早くも尻腐れです!
実が大きい分、肥料の吸収も多いみたいです。

 

大きい実を、一つ、ダメにしてしまいました。
尻腐れ病は、カルシウム欠乏、または窒素過多による、
カルシウム吸収の阻害によって起こります。

 

大玉トマトは特に起こりやすいので気をつけてくださいね。
また、上段なのに急に色付き始めたトマトは尻腐れの可能性が高いです。
よく観察してみてください。
>>トマト 尻腐れ病

 

 

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ピッコラカナリア 色付き 6月22日

 

 

こちらは黄色く色付きました。
ミニトマトは尻腐れを気にしなくても良いので、気が楽です。

 

*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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トマト 栽培記録

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