フレッシュケチャップ
■フレッシュケチャップ
ケチャップは市販の商品を使う方が多いと思いますが、
自作することもできるんですよ。
加工品に使う調理用トマトを用意するのが難しい、
という場合でも、安心してください。
スーパーで売っているトマトでも、ケチャップを作ることができます。
自家製のケチャップは、美味しい
市販のケチャップとは一味も二味も違うので驚かれるはずです。
●材料
大玉トマト……4個~5個(500g~600g)
タマネギ……1/2個
酢……大さじ1.5~大さじ2
塩……小さじ1~小さじ1.5
シナモン……少々
ローレル……1枚
ハチミツ……大さじ2~大さじ3
●作り方
1.トマトは洗ってヘタをくりぬいておきます。
鍋にお湯を沸かしたら、トマトをそっとお湯の中に入れます。
表面の皮にヒビが入ったら、お湯から出して冷水に入れて冷やします。
ひび割れたところから皮を剥くと、するっと気持ちよく剥けます。
すべてのトマトをこのように湯剥きしておきます。
2.湯剥きしたトマトはざく切りにし、
タマネギは皮を剥いてすりおろします。
鍋にトマト、タマネギ、酢、塩、シナモン、ローレルを入れ、中火にかけます。
全体を混ぜながら温め、沸騰してきたら、強めの弱火にします。
3.沸騰した後、時々ヘラなどで混ぜながら、25分~40分ほど煮詰めます。
好みの濃度になったら、ハチミツを加えてよく混ぜ、
ひと煮立ちさせたら完成です。
ローレルを取り除き、消毒した瓶などに入れ、冷蔵庫で保存します。
●ポイント
トマトは大玉トマトなら、品種は問いません。
桃太郎系なら、色の薄いケチャップに仕上がります。
調理用のトマトなら、濃い赤色になることが多いです。
桃太郎系ならあっさり、さっぱりとした味になり、
調理用トマトなら旨みがぎゅっと詰まった味になります。
トマトを切る時、気になるようであれば、
ゼリー質部分と種を取り除いておきます。
ゼリー質の部分にも味があり、旨みと酸味があるので、
種が気にならないのであれば、一緒に使った方が風味が良くなります。
塩の量とハチミツの量は、好みによって増減して構いません。
保存料を使わず、塩分濃度も低いので、あまり日持ちがしません。
だいたい冷蔵庫で保存して、2週間ほどで使い切るようにします。
市販のケチャップと違い、さらっとした仕上がりなので、
ソースのように使うこともできます。
ケチャップライスなど、炒め物に使う時は、
水分をよく飛ばしてから混ぜ合わせると、べたべたになりません。
*こちらもお勧め↓
・青いトマトのピクルス
・トマトのオーブン焼き
・トマトピラフ 炊飯器で!
・トマト餃子
・青いトマトのレシピ
・トマトとチーズのマリネ
・トマトトースト
・トマトの胡麻ドレ スパサラダ
・ミニトマトの厚焼き玉子
トマトの胡麻ドレ スパサラダ
■トマトの胡麻ドレ スパサラダ
洋風の食事にスパゲティサラダを合わせると、とてもおいしいですよね。
でもパスタを茹でたり、具になる材料を刻んだりと、
手間がかかるイメージがありませんか?
そんな時は、トマトとパスタとドレッシングがあれば、
気軽に作ることができるこちらの胡麻ドレスパサラダがお勧めです。
夏の暑い時期も、コンロの前に立っている時間が短いので苦になりません。
よく冷やすと清涼感が出て美味しいですよ!
トマト餃子
イタリアンな餃子! 爽やかな味わいでたくさん食べられます
■トマト餃子
餃子は疲れた時、ガッツリ食べたい時、ビールが飲みたい時、
何もないけどむしょうに食べたくなる時もあります。
ニラやニンニクを利かせた、パンチのある餃子ももちろんおいしいですが、
刻んだトマトを入れることで、餃子も爽やかさのある料理に変身します。
大玉トマト1個で、たっぷりのヘルシーな餃子を作れ、
家族や友人が集まる場で、わいわい言いながら食べることもできます。
ニラやニンニクなど、香りの強いものを入れていないので、
食べた後も翌日も、口臭を気にする必要はありません。
付けダレにも幅があるので、色々試してみてください。
●材料
大玉トマト……1個
ミンチ肉……200g
キャベツ……1/4個
ショウガ……1かけ
塩コショウ……適量
醤油……小さじ1
酒……小さじ1~小さじ2
餃子の皮……2袋
オリーブオイル……適量
●作り方
1.まずは餃子のあんを作ります。
キャベツを細かいみじん切りにし、塩を二つまみほど入れてもみ、
20分ほど置いて水分を出します。
トマトは5mm~1cm角の角切りに、ショウガは皮をむいておろしておきます。
大きめのボウルにミンチ肉、塩コショウ、醤油、酒を入れてよく混ぜ、
ショウガを加えてさらに混ぜます。
塩をしておいたキャベツを、手でぎゅっと絞って水分を出して肉に加えます。
キャベツが全体に混ざったら、トマトを加えてさっと混ぜます。
2.餃子のあんを皮で包みます。
3.サラダ油(分量外)をひいたフライパンに餃子を並べ、中火にかけます。
餃子の底が少し焼けたら、餃子の底がつかる程度のお湯(分量外)を入れ、
フタをして蒸し焼きにします。
皮が透き通って中のあんにも火が通っているようなら、
フタをあけて水分を飛ばします。
水分が飛んだらオリーブオイルをたらします。
餃子の底がカリッと焼けたら完成です。
●ポイント
ミンチ肉は、基本的にはどの肉を使っても構いません。
トマトとキャベツ、オリーブオイルと、
イタリアンな雰囲気もあるため、合い挽き肉が一番お勧めです。
豚肉オンリーならしっとりした餃子に、
鶏肉ならさらにさっぱりとした旨みの強い餃子に仕上がります。
餃子のあんを作る時、トマトを加えた後に力いっぱい混ぜると、
トマトがつぶれてしまうので注意します。
トマトが大きすぎると包みにくくなるので、小さ目にするのがポイントです。
今回は26枚入りを2袋使い、あんが残るくらいでした。
皮の量は加減し、あまったあんは冷凍しておくと、次の餃子にも使えます。
冷凍するのが気になる場合は、焼き飯の具などに使うと無駄が出ません。
餃子を焼く時は、フライパンでもホットプレートでも大丈夫です。
大量に焼く場合や、人数が多い場合は、フタ付きのホットプレートがお勧めです。
蒸し焼きにする時は、水ではなくお湯を入れます。
水を入れると温度が下がってしまい、
焼き上がりまでに時間がかかる上に水分が残りすぎます。
フタをとった後、水分が飛んだら焦げやすくなるので、少し火を弱めておきましょう。
調味料はあまり入れていませんが、
トマトとたっぷりのキャベツを入れていることで、
そのままでも美味しくいただけます。
付けダレはシンプルなものが合います。
お勧めは、レモン汁のみ、酢にブラックペッパー、黒酢など酸味のあるものです。
ケチャップ、マヨネーズ、少量のウスターソースを混ぜた、
オーロラソースが意外と合います。
*こちらもお勧め↓
・青いトマトのピクルス
・トマトのオーブン焼き
・トマトピラフ 炊飯器で!
タグ :トマト餃子
トマトピラフ 炊飯器で!
■トマトピラフ 炊飯器で!
トマトをそのまま生の状態で食べるのに飽きた時、
たくさんおかずを作るのが面倒な時、
少ない材料で簡単に美味しいピラフを作れたら、時短にもなって嬉しいですね。
トマトを入れることで旨みが増し、
酸味によってくどくない爽やかなピラフを作ることができます。
本来、ピラフを作る時は材料を一度炒めますが、
その工程を飛ばして炊飯器を使って炊くだけで、簡単にピラフ風に作れます♪
トマトトースト
■トマトトースト
トマトを収穫したり、スーパーで買ってきたけれど、
いざ食べてみるととても硬くて食べにくい……なんて経験、ありませんか?
実の硬すぎるトマトは、トマトが嫌いになる原因でもあります。
硬い、おいしくないと感じるトマトでも、できれば食べたいです。
そんな時にお勧めなのが、トマトを使った簡単トーストです。
硬いトマトも、薄く切ると食べやすくなり、火を通せば果肉が柔らかくなります。
硬いトマトに困っている方は、ぜひ試してみてください。
●材料
食パン……1枚
トマト……1/2個
マヨネーズ……適量
4.トースターに入れて、トマトに火が通るまで焼いたら完成です。
●ポイント
使うトマトは、できるだけ硬いものを選びます。
柔らかいトマトでは、水分が多すぎてパンがびしょびしょになります。
皮ごとスライスして載せますが、どうしても皮が気になる場合は、
湯剥きしてからスライスします。
硬いトマトでも、ゼリー部分が多い場合は、
取り除いておくとパンが湿りすぎるのを防げます。
お使いのトースターやトマトの質によって、焼き時間が変わります。
長い時間焼くと、どうしても食パンの裏面が焦げるので、
アルミ箔などに乗せて焼きます。
トマトに火が通ったところでアルミ箔を取り除き、
パンの裏面も焼くようにするとキレイに焼けます。
トマトは無理に焦げ目をつけなくても、
表面がやや乾燥したような変化が見られれば、火が通っています。
焼きすぎるとマヨネーズを塗っている部分が焦げてくるので注意しましょう。
食パンに塗るマヨネーズの量は、お好み良いですが、少し多めに塗ると美味です。
トマトと一緒に火が通ることで、マヨネーズがふわふわになります。
*こちらもお勧め↓
・青いトマトのピクルス
・トマトのオーブン焼き
・トマトとチーズのマリネ