ルイ60

トマトの育て方.com

ルイ60

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク

ルイ60

 

 

ルイ60は、タキイ種苗が販売している中玉トマトの品種です。

 

真っ赤でツヤのある実が美しい、

ルイ60は、どのような特徴を持った品種なのでしょうか。
また、育て方もあわせてご紹介します。

 

 

[ルイ60]

 

 

◎ミニトマトより食べ応えのある中玉種
ミニトマトは、育てやすいけれど少し飽きてきたという方や、
大玉トマトは、栽培が難しいと思っている方には、中玉トマトがお勧めです。

 

ルイ60は、1個の実が60gほどと、ミニトマトの2~3倍の大きさになり、
また大玉よりも小さいので収穫が容易です。

 

花房は基本がシングル、樹勢の強さによってはダブルになることもあり、
1つの花房に8個ほど実をつけます。

 

状態の良い花をつけるので着果率も高く、
各段に確実に実をつけることができるのも、嬉しいところです。

 

球形~やや腰高になる形も見栄えが良いですし、
なんといっても鮮やかな赤色と、ツヤのある皮が魅力的です。

 

出荷目的としても、家庭菜園で育てるにしても、
管理がしやすく多収穫になりやすいです。

 

◎ほどよい酸味で食味よし
ルイ60は、糖度が6度~7度と、フルーツトマトよりは、糖度が低いです。
けれど、ほどよい酸味があるため、
トマトらしいフレッシュな味わいが楽しめます。

 

食感も良いので、総合的に見ると理想的なミディトマトといえます。

 

◎低温・高温に強い万能選手
ルイ60は、低温にも高温にも強いため、年中栽培が可能です。
ハウスでの促成栽培や半促成栽培、夏秋の雨除け栽培、
ハウスでの抑制栽培と、本当に一年中栽培できる品種となっています。

 

ハウスなどの設備がない家庭菜園では、夏秋の栽培が基本となります。
今までは何もせずに、そのままトマトを栽培していた場合でも、
ルイ60の栽培は、できれば雨除け栽培をするのがお勧めです。

 

雨に当たることにより、どうしても裂果が多くなります。
雨除けをすることで劣化が減少するので、
キレイな実を収穫することができます。

 

ハウス栽培の場合、ハウス内が10度以上になるように調節が必要です。
また、受粉用にマルハナバチを使う場合は、12度以上に調整します。

 

◎長期栽培には接ぎ木がお勧め
ハウスなどで長期に栽培する場合、
特に冬期は樹勢を維持するために接ぎ木がお勧めです。

 

ルイ60自体も樹勢が強い品種ですが、さらに長期間の栽培となるため、
接ぎ木の台木も、樹勢の強くスタミナのある品種を使うようにします。
穂木と台木の樹勢が合うことで、バランスがとれて栽培が楽になります。

 

 

 

 

■特徴

 

・1個が60gほどの中玉トマトです。

 

・表皮はツヤがあり、真っ赤な色が美しいです。

 

・形は正球形~やや腰高で見栄えがします。

 

・糖度は6度~7度まで上がり、ほどよい酸味があるので食味が良いです。

 

・樹勢が強く多収穫です。

 

・果房はシングルが基本で、1つの果房に8個の実がつきます。

 

・花の状態が良く、着果率が高い品種です。

 

・トマトモザイクウィルス、萎凋病、葉かび病、斑点病に耐病性があります。

 

・サツマイモネコブセンチュウに耐虫性があります。

 

・低温にも高温にも強く、年中の栽培が可能です。

 

・ハウス促成、半促成、夏秋雨除け、ハウス抑制栽培が可能です。

 

・ハウス栽培する場合は、ハウス内を10度以上に保つようにします。

 

・受粉にマルハナバチを利用する場合は、
ハウス内を12度以上に保つようにします。

 

・ハウス内で長期栽培する場合、特に冬期は樹勢確保のため、接ぎ木推奨です。

 

・接ぎ木する場合、台木も樹勢が強くスタミナの強いものを選びましょう。

 

 

■栽培のコツ

 

・一般的な中玉トマトの育て方で問題ありません。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき


スポンサードリンク

 

タグ :

トマト 品種

この記事に関連する記事一覧

■人気の記事!