メグちゃん トマト
メグちゃん トマト
メグちゃんは、トキタ種苗が改良して作った、ミニトマトの品種です。
ちょっと変わった外見をしたメグちゃんとは、
どのような特徴を持ったミニトマトなのでしょうか。
また、育て方についてもご紹介します。
[メグちゃん トマト]
◎濃厚な味わいのミニトマト
メグちゃんは、実がマスカットのようなグレープ型をしているのが特徴的です。
形はマスカットのようですが、表皮の色は濃い赤色でつやがあります。
1粒が10ｇ～14ｇほどなので、口に含みやすく食べやすいサイズ感です。
表皮は柔らかいわけではありませんが硬すぎず、サクッと歯が入る感覚が新鮮です。
糖度も8度～10度まで上がり、しかも程よい酸味が含まれているので、
フルーツのような甘酸っぱさを体感できます。
程よい酸味のためか、それとも元来持っている濃厚な甘みのためか、
口に入れた後に噛みしめるほど、甘みが増していくような不思議な食味があります。
生食に向く品種ですが、濃厚な甘みと旨み、それから濃い色をしているので、
加熱調理してもおいしく食べられる品種となっています。
加熱調理は、煮込み料理に使えるのはもちろんですが、
煮詰めてトマトソースにしたり、オーブンやグリルで焼いて水分を飛ばすことで、
さらに濃厚でおいしい風味が広がります。
スープやシチューも美味しいです！
◎おやつ感覚で食べられてヘルシー
メグちゃんは、歯ざわりが良く、しかも甘く食べやすい品種です。
料理の付け合わせやお弁当の彩りに使えるのはもちろんですが、
濃厚な味わいを生かすのもお勧めです。
カットしてサラダやマリネにしても、ドレッシングなどに負けない、
風味を持っているので、しっかりとメグちゃんの味を堪能できます。
洗って冷やしたメグちゃんは、本当にフルーツのような味わいがあるため、
デザートやおやつとしてそのまま食べるのもお勧めです。
ヘタを取り除きやすい品種なので、ヘタなしの状態で販売することにより、
パッケージから直接お菓子感覚で食べるのも面白そうです。
◎異常茎の発生が少なく育てやすい
メグちゃんは草勢が強く、栽培初期からたくさん実をつけます。
1段にたくさんの実がつき、まさしくたわわにミニトマトが実ります。
つやつやとした長円形の実がたくさんぶら下がっている姿は、
見ているだけで嬉しくなり、観賞価値も生まれます。
着果率が高く、しかも着果後の肥大速度も揃い、
粒の大きさも揃いやすい秀品率の高い品種です。
草勢は強いですが、異常茎や芯止まりといった症状が出にくい性質があります。
異常茎や芯止まりといった症状は、
肥料が多く草勢が強くなりすぎた時に起きやすい症状です。
発生すると回復に時間がかかり、収量に影響することも多いです。
そういった栽培中のトラブルを避けられるなら、安心して育てることができます。
モザイクウィルスに抵抗性があり、病気にも強く育てやすいということで、
プロの農家さんだけでなく、家庭菜園でもお勧めの品種となっています。
■特徴
・1粒10ｇ～14ｇほどの大きさで、
親しみやすく食べやすいサイズのミニトマト品種です。
・マスカットのような長円形で、表皮は濃い赤色でつやがあります。
・糖度は8度～10度ほどまで上がり、強い甘みと爽やかな酸味でおいしいです。
・皮は硬すぎず柔らかすぎず、歯ざわりが良いです。
・長円形で口に含みやすく、食べているうちに甘みが増してくるような、
不思議な食味があります。
・生食はもちろん、加熱調理してもおいしい品種です。
・ドレッシングなどと混ぜても味が負けません。
・ヘタがはずれやすい品種なので、ヘタなしで販売し、
お菓子感覚でカップから直接食べるスタイルも面白いです。
・実付きが良く、1段にたくさんの実がつきます。
・つやのある赤い実がたわわに実る姿は、観賞しているだけでもワクワクします。
・草勢は強いが異常茎や芯止まりの発生が少ないです。
・モザイクウィルスに抵抗性があります。
■栽培のコツ
・基本の育て方は、一般のミニトマトと同じです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
