ピンキープロ

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ピンキープロ

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ピンキープロ

 

 

ピンキープロは、ナント種苗株式会社 一代交配の品種です。

 

初代の「ピンキー」を品種改良してつくられた品種で、同じシリーズでは、
中玉トマトの「ピンキーカクテル」も人気です。

 

初代のピンキーと比較して、ピンキープロは、どんな品種なのでしょうか?

 

 

[ピンキープロ]

 

 

◎草勢が強く花数が少ない
初代ピンキーと比べて、花数が少ないため、栄養成長と、
生殖成長のバランスが格段に良くなり、草勢が維持しやすいです。

 

このことから、長期栽培にも適しているので、
生育後半までしっかり収穫したい方にもおすすめです。

 

◎耐病性に優れている
初代ピンキーの耐病性に加えて、葉かび病と、
黄化葉巻病(イスラエル型・マイルド型)が追加されているので、
さらに病気に強い品種に改良されました。

 

尚、初代ピンキーには、ToMV、斑点病、半身萎凋病、
萎凋病レース1、ネコブセンチュウに耐病性があります。

 

◎やや硬めの果実
うす皮のピンキーに対し、ピンキープロは果肉・皮ともに硬めで、
食感や食味は異なります。

 

しかし、皮が口の中に残りにくいのはピンキープロも同じで、
とてもバランスが良く、おいしい品種です。

 

◎長段どりが可能
ピンキーのような長花房にはならないので、ダブルで20~30個ほど、
非常に安定した収穫ができます。

 

 

 

 

■特徴

 

・草勢が維持しやすく、長期的に栽培ができます
・営利生産を目的とした品種改良のため、プロの方にもおすすめです
・多くの病気に耐病性を発揮するので、とても栽培しやすいです。
・果肉や果皮はピンキーよりも硬いものの、口に残りにくく、食べやすい品種です。
・糖度も9度ほどまで上がり、食味が良く、お子様にもおすすめです。
・果実の大きさは、18~20グラムで裂果やガク落ちが少なく安定します。

 

 

■栽培のコツ

 

・作型は、ハウス促成栽培~夏秋雨除け、ハウス抑制栽培などに適します。
・未熟果は糖度が上がりきらず、やや酸味が強くなるので、
完熟果に近い状態での収穫がおすすめです。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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