つよまる
つよまる
つよまるは、サカタのタネが販売している、
「おうち野菜」シリーズの大玉トマト品種です。
おうち野菜は、家庭菜園初心者の方でも育てやすく、
かつ食味が良いように改良されている品種です。
つよまるの特徴と育て方のコツをご紹介します。
サカタのタネの「おうち野菜」シリーズは、
コンシェルジュサービス(concierge Service)を行っています。
コンシェルジュサービスは、栽培中に疑問に思ったことなどを、
専門のコンシェルジュに相談し、アドバイスを受けることができます。
家庭菜園初心者でなくても、育てているうちになぜ上手く育たないのか、
目の前で起こっていることが病気なのかなど、判断に悩むことがあります。
そんな時にこのコンシェルジュサービスは、とても役に立ちます。
おうち野菜シリーズは、2014年から始まったシリーズですが、
大玉トマトの品種が追加されたのは、2017年が初めてです。
家庭菜園を始める時、多くの人が夏野菜から始めます。
たくさんある夏野菜の中でも、トマトはとても人気があるのですが、
ミニトマトに比べ、大玉トマトは育てにくいという印象がありました。
初めて育てた大玉トマトが、失敗に終わった人も少なくないでしょう。
栽培がやや少し難しいとされている大玉トマトを、
初心者の方でも育てられるように改良したものが、つよまるです。
栽培しやすさが魅力の大玉トマト
◎黄化葉巻病に抵抗性
大玉トマト栽培の失敗の上位にある、黄化葉巻病に抵抗性があるのが特徴です。
黄化葉巻病は、生長点に近い葉が黄色くなり、
葉が巻いたようになる症状が見られるようになります。
生長点に異常が出るだめ、その後の生育が悪くなり、収量が激減したり、
最悪は収穫できずに栽培期間が終わることもあります。
黄化葉巻病は、タバココナジラミ、コナジラミなどが媒介し、
感染することが多いため、コナジラミ類を防除する必要はあります。
それでもどこからともなくやってくるのが害虫です。
万が一タバココナジラミのような害虫の被害にあった時も、
抵抗性があれば病気を避けられる可能性が高くなります。
◎収穫しやすく日持ちがする
大玉トマトは収穫のタイミングの判断が少し難しいことがあります。
大きく育った実が、だんだんと色づいてくると嬉しくなりますが、
収穫適期をうっかり逃すと、裂果してしまうことがあります。
つよまるは果肉が硬く、裂果に強いという特徴があるため、
色づいてからの収穫適期が長めです。
さらに果肉が硬いことで、収穫後の劣化が少なく、
日持ちするという点も嬉しい特徴の1つです。
育てやすく、味も良く、収穫しやすく日持ちがする、
そして、分からないことは専門家に相談ができるので、
初心者の方も安心して大玉トマトを栽培できます。
[つよまる]
■特徴
・サカタのタネのおうち野菜シリーズ待望の大玉トマトの品種です。
・丸々とした形に赤い色が美しく、ヘタの際までキレイに色がのるのが特徴です。
・果肉が硬いため裂果が遅く、収穫後の日持ちも良いです。
・初心者の方でも安心のコンシェルジュサービスのついた品種です。
・黄化葉巻病に抵抗性があります。
■栽培のコツ
・一般的な大玉トマトと同じ栽培方法で問題ありません。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき