トマト 育て方

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ラウンドレッド ミニトマト

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Round red Mini

ラウンドレッド ミニトマト

 

 

ラウンドレッドという真っ赤なミニトマトがあります。
1個は直径が2cm~3cmほどですが、
真ん丸な形でミニトマトらしい形をしています。

 

色は深い赤色で、完熟して真っ赤に色づくと、ルビーのような輝きがあります。
収穫した実をその場で口に入れれば、至福の時が味わえます。

 

もちろん冷やして食べても良いですし、美しい色合いを生かして、
サラダの彩りや料理の脇に沿えても素敵です。

 

お弁当にも入れることができますが、
他のごはんやおかずが熱いうちに入れてしまうと、
実が割れて果汁が漏れてしまうので、冷めてから入れましょう。

 

食事の合い間に食べると、口の中がさっぱりとします。
実は小さくてもとてもジューシーで、果汁がたっぷり含まれています。

 

甘みと酸味のバランスが良く、トマトの風味も豊かなので、
トマト好きにはたまらないコクとおいしさです。

 

日本では甘みの強い品種の人気が高まっていますが、
ほどよい酸味のあるラウンドレッドは、
甘みが強いにも関わらず酸味もあるので、味のバランスがとても良いです。

 

酸味があるために、いくつ食べても食べ飽きないのが特徴です。
一口サイズなので、1個丸ごと口にぽいっと放り込めば、
ジューシーで爽やかなミニトマトを楽しむことができます。

 

ラウンドレッドは、苗の販売よりも種の販売が主になります。
他の種に比べると少し高いのですが、
主に流通しているラウンドレッドの種子は、
有機種子なので、値段が高いのも頷けます。

 

家庭菜園で野菜を育てるなら、有機栽培や無農薬にこだわりたいです。
無農薬・有機栽培を目指しているのに、出所がはっきりしない苗や種だと、
完全な無農薬・有機栽培を行うことができません。

 

ラウンドレッドの種は、ヨーロッパの有機種子基準をクリアしているため、
有機栽培に適した種といえます。

 

ラウンドレッドは、味も見た目も良い上に多収穫なのも嬉しい特徴の1つです。

 

◎固定種なのも魅力
これだけ良い特徴のある品種は、育てにくかったりF1種だったりしますが、
ラウンドレッドは育てやすく、固定種の品種です。

 

固定種は、種をとって育てると、親と同じ性質の植物がまた育つということです。
ミニトマトの固定種は少なく、とても貴重です。

 

ラウンドレッドは固定種なので、育てたラウンドレッドの実から種をとり、
保存しておくことができます。

 

保存しておいた種を使って、翌年にもまたラウンドレッドを育てることができます。
家庭菜園で育てる場合、育てる側は初心者~上級者まで様々です。

 

それでもおいしい野菜を育てることができれば、
次の栽培への意欲と自信につながります。

 

ミニトマトは野菜の中でも比較的育てやすい野菜です。

 

けれどラウンドレッドは種から育てることが多いため、
栽培初心者には少し難しい場合があります。

 

種から育苗し、定植までこぎつければ、
ラウンドレッドは生育も旺盛で丈夫なので、実を収穫するのは容易です。

 

うまく育てることができれば、育苗から定植、栽培、収穫まで、
全部自家製で行うことができます。

 

さらに育てた株から種をとれば、
自家採種した種からまた苗を育てるというサイクルができあがります。

 

1段の花房に鈴なりに実がつくので、
全体的に色づいてから房のまま収穫する夢も叶います。

 

育て方としては、他のミニトマトと同じで問題ありません。
背が高くなるので、150cmのしっかりとした支柱を立て、
主軸が伸びたら誘引して倒れないようにしておきましょう。

 

 

[ラウンドレッド ミニトマト]

 

 

■特徴

 

・真っ赤な色が美しいミニトマトです。

 

・2cm~3cmほどの実がたくさんつきます。

 

・真ん丸なかわいらしい形をしています。

 

・多収穫で育てやすいので、初心者でも育てやすいです。

 

・甘みと酸味のバランスがとても良く、いくら食べても飽きません。

 

・固定種なので、育てた実から種をとり、次の栽培に使うことができます。

 

 

■栽培のコツ

 

・ミニトマトの基本的な育て方に準じます。

 

・背が高くなるので、支柱の準備を忘れないようにします。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

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