トマト 茎が細い
[トマト 茎が細い]
トマトの茎を観て細いと感じても、
それがトマトの不調によるものかは、分かりにくいです。
では、どのような太さの茎であれば問題ないのでしょうか。
トマト 茎が黒い
トマトを育てていると花や実に目が行きますが茎や葉も観察します
■トマト 茎が黒い
トマトの茎が黒くなることがあります。
環境的なことが原因でしょうか、
なにかの病気が原因でしょうか。
1.寒さに当たった
寒さに当たったり、過乾燥の状態が続いたりすると、
ストレスを受けたトマトの茎が黒っぽくなることがあります。
これはトマトに含まれているアントシアニンの成分が、
表面に出てきている状態ですので、病気というわけではありません。
ただし、ストレスを受けているということは、
その環境が合っていないという可能性があります。
まだ寒さが心配な時期であれば、
不織布やホットキャップをかぶせて防寒対策をしましょう。
また、地植えではなく容器栽培をしている場合、
地植えよりも土の量が少なく、根を張れるスペースも狭いため、
水切れしやすい状態になっています。
あまり乾燥させすぎると、実が大きくなりにくくなったり、
根がダメージを受けて枯れてしまうこともあるので注意しましょう。
調子の悪いトマトの茎と葉
2.カルシウム、ホウ素不足
カルシウムやホウ素が不足していると、
茎に溝ができ、そこが黒っぽくなることがあります。
特に窒素が多い場合に出ることが多く、
状態が悪いと茎の溝が裂けてしまうこともあります。
多肥にしていたり、夜間の寒さに当たったり、
土が乾燥しすぎている場合も、症状が出やすくなります。
症状が出た後は、それよりも上の部分でも同様の症状が出ることが多く、
これを防ぐためには葉にホウ素を散布するとよいと言われています。
ただ、ホウ素は濃度を間違えると障害がでやすくなるため、
調節が難しく、慣れていない方にはおすすめできません。
3.疫病にかかっている
茎に、黒い染みのような病斑が出ている場合は、
疫病である可能性が高いです。
疫病の場合、症状は茎だけでなく葉や花、実にも出ます。
いずれも黒っぽい病斑ができ、
特に実は最終的には腐ったようになって落ちてしまいます。
雨や水やりで土が跳ねあがり、葉や茎に付着して感染するため、
マルチや敷きわらをしておくと予防になります。
また、土に窒素が多く含まれていると、症状を助長してしまうので、
窒素は控えめに与えるようにしましょう。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
トマト 茎にぶつぶつが?
トマトの茎に点々が?
[トマト 茎にぶつぶつが?]
大玉トマトでもミニトマトでも、
トマトを育てていると株元の茎の方に、
白っぽいぶつぶつとしたものが出てくることがあります。
これは病気や虫のせいではなく、
トマトが生きていく上で必要と判断した時に、
自分で出している生理的なものです。
では、このぶつぶつは一体何なのでしょうか。