ベネチアンサンセット
今年6月20日のベネチアンサンセット、これから赤くなるのが楽しみ!
ベネチアンサンセット
ベネチアンサンセット、マウロの地中海トマトから紹介します。
こちらはグリーンゼブラ同様にゼブラ模様をしています。
グリーンゼブラと違い、ベネチアンサンセットは、
赤色とオレンジ色のゼブラ模様で夕焼け色をしています。
若いうちは緑のゼブラ模様をしていて、
熟していくにつれオレンジ色になっていきます。
中玉トマトですが栽培の仕方によっては大玉トマト並みに大きくなります。
基本的には水を切って栽培する必要があるので栽培がやや難しいです。
若どりして緑色のうちに収穫してサラダにするとシャキシャキとした食感。
完熟してから食べると果肉がやわらかく美味で色も食感も楽しいトマトです。
また、熟してから収穫し、中身をくりぬいて器にしても見た目も楽しめます。
苗は、現在、通販のみで入手できます。
グリーンゼブラと一緒に栽培して色の違いを楽しむのも良いかもしれません。
上級者向けですが、面白いトマトなのでぜひ挑戦してみてください。
[ベネチアンサンセット]
■特徴
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。
・一般栽培では80g~100gになります。
水を切って収穫すると40g~50g程度の大きさになります。
・糖度が5度程度です。
・甘みよりやや酸味が強いです。
・皮がやわらかいので実が割れやすいです。
・花粉の発生が良いので実のつきが良いです。
■栽培のコツ
・元肥、施肥は中玉トマトと同じで良いです。
・水を切っての栽培が前提となります。
・実が割れやすいので水管理には気をつけるようにしてください。
水が多いと実が割れる原因になってしまいます。
・収穫が遅すぎると実が柔らかくなるので適期に収穫します。
・ベネチアンサンセットは、サラダ用が美味です。
中玉トマトより大玉トマトという感覚で栽培し、水を切って育てます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
タグ :ベネチアンサンセット
ベネチアンサンセットの生長
■ベネチアンサンセットの生長
トマトの連続2段摘芯をご覧に入れましたが、こちらは少し違います。
トスカーナバイオレット、シシリアンルージュなどの、
ミニトマトで連続2段摘芯を行っています。
こちらのベネチアンサンセットでも2段摘芯を採用しました。
その理由としては、ベネチアンサンセットは、
中玉トマト~大玉トマトに分類されていて、
中玉、大玉トマトはミニトマトより、生育の勢いが落ち着いていること、
また、本来、2段摘芯は、ミニトマトよりは中玉、大玉トマトに向くそうです。
ミニと、どのような違いが出るのかを試してみることにしました。
2段摘芯を行うので、他のトマトと同様に摘芯をします。
6月22日に第2花房の上で摘芯しました。
ベネチアンサンセットは、わき芽の伸びが遅いです。
十分な長さを確保できていないので、捻枝、わき芽の誘引は行いませんでした。
摘芯した部分(本来の主枝)と支柱が少し離れていて、
ベネチアンサンセットは他のトマトに比べて大きくなり、
安定感が欲しいと考えて、少しだけ誘引を強くしてあります。
かといって、あまり強く誘引してしまうと、
紐がトマトの茎に食い込んむこともあるので気をつけて誘因しました。
他のトマトと比べてみると、大分背丈が低いように感じます。
生育の勢いも、落ち着いている印象です。
ちなみに、隣に植えてあるのは、1本仕立てのピッコラカナリアです。
両方を観察していたら、ピッコラカナリアのほうが生育が旺盛で、
わき芽がたくさん出たり、生長も早かったです。
ピッコラカナリアは早生品種なので、特に早いほうだと思います。
他のミニトマトも同様に、生育が旺盛に感じました。
ベネチアンサンセットはどちらかというと、晩生なのでしょうか?
以前、大玉トマトを育てたことがありますが、
そのときは、ミニトマトのような生育をせず、
どちらかというと、ベネチアンサンセットのような生育をしました。
久しぶりに、ミニトマトと同時に育てるので、
こんなに生育の差があったのか! とびっくりしています。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
タグ :ベネチアンサンセット 生長
ベネチアンサンセット 誘引
■ベネチアンサンセット 誘引
ベネチアンサンセット、中玉トマトの栽培です。
今回は1株だけ植えました。
5月16日に植えつけて、観察したのは5月27日と6月8日でした。
最初の観察は5月27日と、植え付けから10日程度経っていました。
この時点では茎も細く、わき芽も小さかったです。
また、誘引も無理のない場所に誘引していました。
苗が小さいときは無理に誘引したり、生長点の上で誘引してしまうと、
苗を傷つけてしまい、病気の原因になります。
この日は他のトマトと同じようにわき芽かきをメインに行いました。
写真が無いのが残念ですが、第1花房はまだ開花していませんでした。
次に観察したのが6月8日でした。
この日はわき芽かきと、誘引の位置を変える作業をしました。
第1花房が少しずつ開花し、第2花房も確認することができます。
わき芽かき、といっても確認できるわき芽は少ないですが、
小さいうちから取っておきます。
第2花房したのわき芽は、取らずに残しておきます。
これは、あとである方法を使って、わき芽を活かしていきます。
そして、5月27日より丈が伸びて、茎がしっかりしてきたので、
誘引の場所を直しました。
花房のすぐ下や、上だと実や花を傷つけてしまうので、
花房の1つ下の葉の下を誘引しておきます。
曲がってきたので、少し強めに誘引しました。
ここで少し気になったのですが、
第2花房より上の葉が丸まっているように感じます。
このプランターに肥料を多めに与えた記憶が無かったのですが、
丸まっていることから、窒素過多、肥料が多かった可能性があります。
そのうちに正常に戻ると思うので、そのままにしても大丈夫です。
ベネチアンサンセットは少し生育が遅いように感じます。
これは肥料不足などではなく、品種の性質なのかもしれません。
他のトマトは大体、第2花房まで開花しているか、開花しそうなくらいでしたが、
ベネチアンサンセットの第2花房はまだ蕾です。
第1花房も花が咲ききっていないので、
この日はトマトトーン(ホルモン処理)は、行いませんでした。
今後、どのように生長するのか楽しみです。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
タグ :ベネチアンサンセット 誘因