トマトの野菜蒸し
トマトの野菜蒸し、熱々のトマトもおいしいです
■トマトの野菜蒸し
日本ではトマトを生食するイメージが強いですが、世界ではそうとは限りません。
むしろ加熱調理することも多いです。
日本でもトマトソースやシチューなどの煮込み料理や炒め物が作られるようになりました。
トマトは加熱することで、甘酸っぱさやコクが増し、おいしくなります。
今回は、色々な野菜を鍋で蒸して食べるトマトのご紹介です。
生野菜をもりもり食べるのも良いですが、温野菜なら体が冷えにくいです。
冷たいものを食べがちな夏の副菜としても、寒い冬のメイン料理としてもお勧めです。
加熱用のトマトを使うのがベストですが、煮崩れしにくい硬そうなトマトを使えば、
形が残った状態で食べることができます。
●材料
ミディトマト……5個~6個
キャベツ……1/4個~1/2個
パプリカ……1/2個~1個
タマネギ……1/2個~1個
ニンジン……1本
マイタケ……1パック
その他お好みの野菜……好きなだけ
塩……1つまみ
水……100cc
●作り方
1.トマトは洗ってヘタを取り、食べやすいサイズに切ります。
キャベツ、タマネギはくし切り、パプリカは乱切り、ニンジンは3mm~5mm幅の斜め切り、
マイタケは食べやすいサイズに手で分けておきます。
その他の野菜は、食べやすいサイズに切ります。
2.厚手の鍋にキャベツを敷き詰め、隙間にタマネギとニンジンを入れます。
上から塩をふりかけ、水を加えてフタをして弱めの中火にかけます。
水分が沸騰して蒸気が出てきたら、5分ほど蒸します。
3.一度フタをあけてニンジンに8割ほど火が通っていたら、
他の野菜を硬いいものから順に入れて蒸します。
全体が蒸し上がったら、最後にトマトを入れてフタをして3分経ったら出来上がりです。
●ポイント
トマトを入れるタイミングは、お好みで変えても問題ありません。
早い段階で入れると、品種によっては煮崩れる場合があります。
その際は、ソースとして野菜と一緒に食べてください。
蒸しあがった野菜は、そのままでも野菜の甘みが濃縮されていますが、
お好みでポン酢やドレッシング、オリジナルのタレなどをつけて食べてください。
厚手のフタがしっかり締まる鍋を使うことで、水分が無駄にならずに蒸し上がります。
蒸気が抜けて焦げ付きそうな場合は、水分を少しずつ足して様子を見てください。
野菜を食べ終わった後にスープが残ることがあります。
このスープには野菜の甘みと旨みが詰まっているので、
別の野菜やお肉を足してスープにするのがお勧めです。
生食用のミディトマトでも作れますが、加熱もできるトマトを使うと、
よりおいしく仕上がります。
今回はAgricolaさんに送っていただいたサンマルツァーノを使いました。
Agricolaさんのホームページはこちらです。
https://www.pomodoro.jp/
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方