EVA PURPLE BALL エアルームトマト
EVA PURPLE BALLは、Plants of Distinction社から販売されている、
人気の高い大玉トマトの品種です。
海外で育てられてきた品種なので、
見たことも聞いたこともないという方も多いでしょう。
そんなEVA PURPLE BALLには、どのような魅力と特徴があるのでしょうか。
また、育て方に何かコツがあるのでしょうか。
[EVA PURPLE BALL エアルームトマト]
◎美しいピンクパープルのトマト
EVA PURPLE BALLは、名前にパープルと入っている通り、紫色をしたトマトです。
濃い紫色というよりは、少しピンクがかった、可愛い色をしています。
この品種は、エアルームトマトと呼ばれる品種群の1つです。
エアルームとは、特定の土地や家族によって育てられてきた植物のことで、
このEVA PURPLE BALLも、ドイツで1800年代から受け継いで、
育て続けられてきた品種です。
表面にはあまり凹凸はなく、つるっとした日本のトマトに近い形をしています。
特徴的な色は、ヘタの際までキレイに周り、ヘタ小さくて見映えがします。
この品種は、大玉トマトの中でも大きめの実が収穫できます。
だいたい1個180g~350gほどになるので、1玉あれば十分満足できます。
海外からやってきたトマトと聞くと、
火を通して食べるのに適したものというイメージがありますね。
このEVA PURPLE BALLは、生食に適した品種です。
そのまま丸かじりするのも良いですし、
サラダやサンドイッチに使えば、彩りとしても力を発揮します。
日本人も食べやすい食味で、美味なトマトとして世界中で人気があります。
◎実が大きく多収穫
実が大きく育つ品種は、育てるのが難しそうだと感じますが、
エアルームトマトとして受け継がれてきたので、育てやすさも兼ね備えています。
1段に3果~4果つけ、ぐんぐん生長します。
背が高くなる品種のため、栽培中に茎が倒れたり折れたりしないよう、
支柱が必要となります。
苗の販売などはほとんどありませんが、
種なら特定のお店で購入することができます。
日本ではあまり育てられた形跡がないため、
日本国内での栽培方法は確立していません。
エアルームトマトの品種は、基本的には育てやすいことが多いですが、
育てられてきた国と日本とでは、大きく環境が異なる場合があります。
初めて栽培する時は、日本では一般的とされている育て方で育ててみて、
様子を見ながら管理法を見つけるようにします。
■特徴
・ピンクパープルの美しい色をした大玉トマトです。
・1玉180g~350gほどの大玉になります。
・全体的にフォルムが丸く、凹凸の少ないつるっとした形をしています。
・甘くジューシーで食べやすい食味なので、生食に向いています。
・サラダやサンドイッチなどに使えば、彩りが良くなります。
・エアルームトマトと呼ばれ、ドイツで古くから栽培されてきた品種です。
・1段に3果~4果つき、多収穫となります。
■栽培のコツ
・最初は、基本的な大玉トマトの育て方で育てます。
・草丈が高くなるタイプなので、必ず支柱を立てて育てます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき