シュガープラム

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シュガープラム

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シュガープラム C)園芸ネット

 

 

シュガープラムは、jardin(ハルディン)が改良して作った、ミニトマトの品種です。

 

従来のミニトマトとは、一味も二味も違うシュガープラムには、
どのような特徴があるのでしょうか。

 

 

[シュガープラム]

 

 

■シュガープラム

 

◎真っ赤なプラム形ミニトマト
シュガープラムは、名前の通りプラム形をしたミニトマトです。

 

やや縦長の形をしていますが、
スマートというよりはころんとした丸みを帯びた形をしています。

表皮は鮮やかな赤色で、ツヤもあって見るからにおいしそうです。

 

シュガープラムは、糖度がとても高く、甘みが強いのが特徴です。
糖度は10度~12度まで簡単に上がり、濃厚な甘みがあります。

 

けれど、程よい酸味も含まれているので、後味はさっぱりとしていてくどくなく、
いくつでも食べたくなります。

 

高糖度のミニトマトは甘くておいしいですが、何個も食べていると、
強い甘さのために飽きてくることがあります。

 

シュガープラムの場合は、爽やかな酸味と甘みのおかげで、
食べていて飽きるということがありません。

 

また、皮が薄く食べやすいので、ミニトマトは皮が口に残りやすくて嫌、
という方にも試してみてほしいです。

 

皮が薄いだけでなく、皮と果肉が一体化したような食感のため、
皮が分離して口に残ることが少ないのです。

 

 

シュガープラムの果実 C)園芸ネット

 

 

◎リコピンが豊富
トマトの赤色は、リコピンという成分の色だといわれています。
リコピンは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用など美容に良い成分として、
注目されています。

 

シュガープラムは、このリコピンの含有量が高く、
一般的な品種の1.5倍~2倍も含まれているそうです。

 

リコピンをできるだけ多く含ませるためには、樹上完熟がお勧めです。
樹上完熟させた実は、甘みや旨みが強くなっておいしくなるだけでなく、
栄養価も高くなるといわれています。

 

せっかくリコピンの含有量が多い品種なのですから、
できるだけその力を発揮させたいものです。

 

爽やかな甘さを生かし、生食だけでなく、コンポートやジャム、
ゼリーなどの甘味に利用することもできます。

 

シュガープラム自体に甘みや旨みがしっかりとあるので、
シンプルな材料と合わせたサラダでも、洗ったものをそのまま食べてもおいしいです。

 

食べ方の幅が広がれば、それだけ常食の機会も増え、
リコピンの摂取も積極的に行えるようになります。

 

◎家庭菜園でも高糖度に
ミニトマトを高糖度に育てるために、今まで色々な栽培法が登場しました。
もっとも一般的なのが、与える水分を極限まで減らす方法です。

 

けれど、この方法では株の生長自体が悪くなることもあるため、
初心者には難しい栽培法でした。

 

シュガープラムの場合は、もともとの糖度が高いため、
一般的な栽培方法であっても、高糖度に育てることができます。

特別な栽培法を用いなくても、甘くておいしいミニトマトが収穫できるのです。

 

また、節間が狭めで草勢も強すぎないため、家庭菜園でも栽培しやすいです。

 

地植えだけでなく、鉢やプランターを使った容器栽培にも適し、
ベランダ菜園でも活躍できそうです。

 

 

シュガープラムの苗 C)園芸ネット

 

 

■特徴

 

・丸みを帯びたプラム形のミニトマトです。
・表皮は鮮やかな赤色で、表面にはツヤがあります。
・糖度が高く、10度~12度まで上がります。
・強い甘みだけでなく、程よい酸味も含んでいるため、
後味がさっぱりとしていていくらでも食べられます。
・皮が薄く、甘いのでミニトマトが苦手な方でも食べやすいです。
・皮と果肉が一体化したような食感で、
皮だけが口に残るということがほとんどありません。
・リコピンの含有量が高く、通常の1.5倍~2倍のリコピンが含まれています。
・洗ったそのままの実やサラダなどの生食だけでなく、
ジャムやコンポートなどデザートとしても食べられます。
・節間が狭く暴れにくいので、家庭菜園でも育てやすいです。
・鉢やプランターでの栽培もできるので、ベランダ菜園でも楽しめます。
・糖度が上がりやすいので、家庭でも高糖度ミニトマトが栽培できます。

 

 

■栽培のコツ

 

・基本の育て方は、一般のミニトマトと同じです。
・低い位置の実は充実しないため、本葉5枚までの花芽は摘み取ります。
・最初の実が大きく育ってきたら、追肥を開始します。

 

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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