ふりこま
ふりこま
ふりこまは、加工用のトマトとして栽培されている品種です。
加工しても色がよく残り、トマトらしい鮮やかさを失いません。
スーパーなどでは見かけることのないふりこまには、
どのような特徴があり、どのように育てるのでしょうか?
[ふりこま]
■ふりこま
◎洋ナシタイプのかわいいトマト
ふりこまは、トマトジュースなどの加工用に使われるトマトです。
表皮は、日本で人気のある桃太郎などのピンク系の品種に比べると、
色が鮮やかな赤色をしています。
加工しても色がよく残り、トマトらしい鮮やかさを失いません。
果肉は加工用トマトらしい、硬めタイプで、
加熱した時に余計な水分が出にくいです。
形は可愛らしい洋ナシ形をしています。
サイズも大きくなく、ミニ~中玉くらいのサイズとなります。
◎種の流通がない品種
ふりこまは、1977年に農林水産省野菜試験場にて育成された、加工用の品種です。
現在でも栽培されているようですが、種や苗が一般の流通にはのらないようです。
また、収穫された実も、市場には出回りません。
そのため、どのように栽培されるものなのか、詳しい情報がほとんど外には出ていません。
もし実を見つけることができたなら、ぜひ試してみてください。
■特徴
・洋ナシ形の小ぶりのトマトです。
・表皮も果肉も赤く、調理加工した後も鮮やかな赤色が残ります。
・加工用のトマトで、市場にほとんど出回りません。
・種と苗の流通もないため、家庭菜園での栽培は難しいです。
■栽培のコツ
・基本の育て方は、一般のトマトと同じと思われます。
・完熟した時の赤色が特徴的なので、熟してから収穫を行います。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方