トマト 育て方のコツ
コツを覚えていろいろなトマトを育てよう!
トマトが美味しくできない、うまく育たない、育て方のコツを知りたい!
そんな方にはこちらを読んで栽培してみてください。
トマトがおいしく栽培できるようにトマトの育て方のコツをご紹介します。
トマトをよく観察して、トマトが良く生長できるように導きましょう。
大きく分けて、コツは4つあります。
一つ一つをしっかりと行い、トマトをよく観て栽培を行います。
トマトを観察することはおいしいトマトを作るためにとても重要です。
トマトの育て方には、どのようなコツがあるのでしょうか?
[トマト 育て方のコツ]
■トマト 育て方のコツ
1.一番花には必ず実をつける!
まず、これが第一条件となり、一番重要なポイントです。
トマトは特に、栄養生長と生殖成長のバランスを取ることが大事です。
どちらかに偏ってしまうと、そのまま生長してしまいます。
この一歩として、一番花に実をつけます。
そして、その第一花房の実がピンポン玉くらいの大きさになる時に、
栄養生長と生殖生長がつりあっていると、
その後も良い品質のトマトが収穫できますし、収穫量も多くなります。
では、栄養生長と生殖成長のバランスはどうやって取るのでしょうか?
定植後に株の生長が暴走しないように管理しつつ、
水を適度に与えるだけで良いのです。
定植後に水を与えずに栽培すると株が小さいまま育ってしまい、
栄養生長と生殖生長のバランスがとれていません。
逆に水が多すぎると株が栄養生長に偏ってしまいます。
定植後のトマトをはよく観察して水を与えましょう。
脇芽をこんなに伸ばすと養分不足になります
2.わき芽をしっかりと取る
わき芽を伸ばしたままにすると、養分が実にまわらなくなります。
養分が実に回らないと、おいしいトマトができません。
トマトはわき芽がたくさん出ますが、
花房の下のわき芽は特に伸びやすいので注意してください。
わき芽が小さいうちは手で、大きくなって手で取れなくなったら、
無理して取らずに綺麗に洗ったハサミを使って切ります。
大きいわき芽を無理に手で取ってしまうと、
株を傷つけてしまったり、折れたり菌が入ってしまいます。
わき芽は小さいうちに発見し、取るようにしてください。
>>トマト わき芽かき・摘心の方法
3.水やりを適切に
植え付け直後はたっぷりと、
その後の水やりは、多すぎず、少なすぎず、を心がけましょう。
第一花房の実がピンポン玉くらいになるまでは適度に与えます。
水が多すぎると株ばかり育ってしまいます。
また、実が割れやすくなったり、味が薄くなったりします。
少なすぎると生育が悪くなったり、一番上の成長点が枯れてしまいます。
水やりの目安は土の表面を少し掘って中が乾いてきたら、
実がついてからは葉がしんなりとしおれてきたら水を与えましょう。
>>トマト 水やりのコツ
肥料を与え過ぎても、うどん粉病などにかかりやすくなります
4.追肥を適切に
一番目の追肥は第一花房のトマトがピンポン玉くらいになったら始めます。
栄養生長と生殖生長のバランスが決まる時に、追肥を行います。
肥料切れを起こすと、カルシウム欠乏で尻腐れ果が出てきたりしてしまいます。
追肥はしっかりと行いましょう。
>>トマト 肥料の与え方と時期
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方