トマト 植え付け時期は?
トマト、いつまで植え付けられるのでしょうか
[トマト 植え付け時期は?]
■トマト 植え付け時期は?
一般的にトマトは、大玉でもミニトマトでも、
4月中旬~5月中には苗を植え付けるようにとされています。
何かの都合で苗の購入が遅れたり、
種から育苗したものの生長が遅かったりして、
植え付け時期が遅れることがあります。
実は植え付け適期とされている時期はあくまでも目安であり、
それ以外に植え付けると絶対に育たないというわけではありません。
いつまでなら植え付けが可能なのでしょうか?
・7月上旬までに植え付ける
日本では夏野菜の代表として扱われているトマトですが、
実は日本の真夏のような暑さは少し苦手です。
トマトがよく生育する気温は15度~25度とされています。
30度を優に超すようになる8月には、トマトは生育が鈍ります。
それでもトマトが枯れないのは、真夏になるまでにしっかりと根を張り、
暑さに耐えられるだけの体力をつけているからです。
つまり、真夏までに暑さに耐えられるくらいまで育てられれば、
適期より遅れてしまっても植え付けは可能といえます。
トマトは一段目の花房がきちんと着果できないと、
それより上の段での花付きや着果率が悪くなり、
いわゆる樹ボケの状態になることがあります。
暑くなってしまったら花付きも着果率も落ちるので、
本格的な夏を迎える前に、一段目の着果は済ませたいところです。
地域や環境によって差はでますが、
だいたい7月上旬頃までに植え付けることができれば、
真夏までに根が張り、気温が上がりきる前に着果できる計算になります。
通常よりも遅く植え付けた分、実を収穫する時期も遅くなります。
適期に植え付けた場合、6月下旬頃から収穫ができるようになるのに対し、
遅く植え付けたものは最初の収穫が9月頃になることもあります。
フルティカ、サターン、スーパーファーストトマトも秋トマトとして栽培できます
・秋トマトを育ててみる
トマトの品種の中には、7月上旬~8月下旬頃からも植え付けができ、
年内に収穫を迎えるものがあります。
これらの品種であれば、夏のトマト栽培のチャンスを逃したとしても、
脇芽で増やしたり、苗を入手することができれば、秋にトマト栽培が可能になります。
中でも「秋トマト」というその名もズバリなミニトマト品種は、
8月下旬~9月下旬までが植え付け可能で、
収穫は9月下旬~11月頃になります。
この「秋トマト」のすごいところは、寒くなってきてからも、
室内での栽培が可能なところです。
日の当たる室内で栽培することにより、
ゆっくりと生長しながら2月頃まで実をつけます。
*一般的な秋トマトの育て方はこちらです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方