トマト 大量消費
トマトは、大量に採れても大量に消費することができます(サンマルツァーノ)
トマトの旬といえば、夏です。
家庭菜園でもとても人気があり、同じ品種のトマトを何株も育てたり、
色々な種類のトマトを育てたりする方も多いようです。
たくさん育てて、その分収穫できるととても嬉しいですが、
気付けば消費できる限界を超えていることもあります。
さらに旬になれば、スーパーや直売所でも箱入りで安く売られることもありますし、
おすそ分けとして、たくさんいただくこともあるでしょう。
トマトを一度に大量消費するには、どうすれば良いのでしょうか。
[トマト 大量消費]
■トマト 大量消費向けメニューは?
トマトは水分が多く含まれているため、常温で置いておくとすぐに傷みます。
冷蔵庫に入る量も限られ、冷凍すると食感が変わるので抵抗がある方も
いるでしょう。
そんな時は、大量にトマトを消費できるレシピを、試してみてください。
消費して作ったものを、小分けにして冷凍すれば、
解凍してすぐに食べることができます。
・マリネ、サラダ
日本でのトマトといえば、生食が普通です。
みずみずしいフレッシュな味わいがあり、
旬である夏は旨みも増すので、丸かじりすることもあるでしょう。
けれど、スライストマトや丸かじりをするだけでは、大量消費にはつながりません。
トマト自体に味がきちんとありますが、ドレッシングやマリネ液などを使って
味をつけることで、さらに食べやすくすることができます。
トマト単体ではもちろん、キュウリなど他の野菜や、茹でたシーフード、
炒めたベーコンやウィンナーなどと一緒にドレッシングと混ぜると、
ボリュームのあるマリネやサラダに仕立てることができます。
この時、ミニトマトは半分に、大玉トマトは角切りにするなどして、
口に入れやすいサイズに切っておくのがポイントです。
口に入れやすいサイズにしておくことで、口に運びやすくなり、
自然とたくさん食べられるようになります。
・スープ
ミネストローネなど、トマトを主体にしたスープも、トマトをたくさん消費できます。
大玉トマトを刻んで使うことが多いですが、
ミニトマトやミディトマトを使っても、おいしく作れます。
トマトはどの出汁にもよく合うのが特徴です。
鰹だしに入れれば和風に、コンソメに入れれば洋風に、
鶏ガラスープに入れれば中華風のスープにできます。
その時の気分やメインの料理に合わせて、トマト入りのスープを作ってみましょう。
・カレー、シチュー、ハヤシライス
トマトは加熱調理してもおいしい野菜です。
海外では、加熱調理用の品種が多く流通していますが、
日本では缶詰の流通はあっても、生での調理用トマトの流通は少ないです。
生食用のトマトでも代用しやすいのが、
カレーやシチュー、ハヤシライスなどの煮込み系の料理です。
小さめのざく切りにしたトマトを具材と一緒に炒めて煮込むことで、
トマトの旨みが凝縮されます。
トマトをたくさん入れれば、トマトから出る水分だけで煮ることもできます。
大きめに切って仕上げに加えれば、具材としても使うことができます。
カレーに使う場合は、あらかじめチャツネにしてから使う方法もあります。
チャツネにする時は、完熟のトマトやまだ色づいていない青いトマトが使えます。
・ソース、ケチャップ
グラタンやパスタに使いやすい、トマトソ―スやミートソース、
ケチャップに加工すれば、かなりたくさんのトマトを消費できます。
カレーやシチューと同じ要領で、刻んだトマトを炒めて水分を出し、
その出てきた水分で煮込みます。
生食用のトマトは水分が多く出るため、煮詰めるのに時間がかかりますが、
自家製のものを作って保存しておけば、保存料などの添加物の心配がありません。
・ドライ
ドライトマトも、自宅で作ることができます。
天日干しによって作る方法と、オーブンを使って作る方法があります。
夏の暑い時期であれば、何日かかけて天日干しするのがお勧めです。
少しずつ乾燥していくトマトを見ると、とてもワクワクします。
また、好みの乾き具合で干すのを止めることもできます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方