トマトのチャツネ
チャツネは、万能調味料としてインドでとても人気です。
そのまま食べても美味しいですが、何かにつけて食べるのがおすすめです。
■トマトのチャツネ
チャツネとは、インド料理には欠かせない、万能調味料です。
万能調味料といっても、
チャツネそのものをソースとしてそのまま食べることもあるそうです。
野菜や果物にスパイスやハーブを加えて煮詰めたもので、
どのようなものを使ったチャツネかによって、風味がまったく異なります。
共通しているのは、スパイスを使っている分、スパイシーであることです。
今回は、トマトを使ったチャツネです。
煮詰めることで、トマトが持っている旨みや甘み、酸味が凝縮されます。
そこにスパイスが加わることで、芳醇な香りがプラスされるだけでなく、
トマトが持つ特有の青臭さを消してくれます。
●材料
トマト……1kg
ショウガ、ニンニク……2かけ
油……大さじ2
(最初のスパイス)
ローリエ……1枚~2枚
クミン……大さじ1
マスタードシード……小さじ1
カルダモン(ホール)……3粒~5粒
シナモンスティック……1本
(味付け)
塩……小さじ1/2
砂糖……大さじ1
ガラムマサラ……小さじ1
●作り方
1.トマトは洗って水気をふき取り、ヘタを取り除いてから1cmの角切りにします。
ショウガは表面をよく洗って水気をふき取り、
硬い部分を取り除いてから皮ごとみじん切りにします。
ニンニクは皮を剥いて硬い部分と芽を取り除いてから、みじん切りにします。
2.大きめのフライパンに油を入れ、弱めの中火にかけます。
少し油が温まったら、最初のスパイスをすべて入れ、油を絡めます。
クミンやマスタードシードがパチパチしてきたら、
ショウガとニンニクを全量加えて炒めます。
3.ショウガとニンニクの香りが出たら、火を強めの中火にしてトマトを加えて、
混ぜ合わせます。
トマトが崩れて水分がかなり出てきたら、味付けの材料を全て加え、さらに混ぜます。
時々全体を混ぜながら、トマトの水分を飛ばします。
全体にとろみがついてきたら、味見をします。
ちょうど良いところで火を止め、冷まします。
粗熱がとれたら、保存容器に入れて出来上がりです。
●ポイント
このままでも、スパイシーで甘酸っぱいチャツネなので、
揚げ物や野菜スティック、温野菜などにつけて食べてもおいしいです。
最初にスパイスを炒めることで、香りが出ます。
スパイスの種類はお好みです。
ホールタイプのスパイスが準備できなかった場合は、
味付けの調味料と一緒に加えてください。
油はお好みのものを使ってください。
オリーブオイル、サラダ油、菜種油など、あまりクセの強くないものがお勧めです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方