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トマト 疫病

読了までの目安時間:約 7分

 

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トマト、丈夫に育って欲しいです

 

 

[トマト 疫病]

 

 

■疫病とは?

 

疫病(えきびょう)はあらゆる野菜がかかる可能性のある病気で、
中でもトマトを始めとするナス科の植物がかかりやすいです。

 

野菜の葉、茎、実など、地上部分で症状が出る病気です。

最初は、小さな病斑が、放っておくとしだいに大きくなり、
最終的には、実は腐り茎葉も萎れて腐敗します。

 

最初は小さかった病斑がだんだんと大きくなり、
症状が出る部分も広がっていくので、
まずは感染しないための予防策が重要な病気です。

 

 

■疫病の症状

 

疫病は葉、茎、実に症状が出る上に、
それぞれ少しずつ症状の出方が違うので、
どのような状態になるのかをよく覚えておきましょう。

 

まず葉に症状が出た場合は、灰緑色の病斑が出ます。
病斑はキレイな円形ではなく、いびつな形をしています。

 

この病斑はだんだんと大きくなるにしたがい、
灰緑色から褐色へと変色していきます。

 

ひとつの病斑が大きくなる間にも、他の葉や茎などへ感染し、
症状の出る範囲が広くなっていきます。

 

茎に症状が出た場合、暗褐色の病斑が見られるようになります。
放っておくと病斑部分が黒っぽく変色し、
患部はへこんだようになります。

 

湿度の高い環境だと、病斑部分に白いカビがはえることもあります。
病斑が茎を一周してしまうと、
その部分を水分が通ることができなくなるため、
それより上は萎れ、枯れていきます。

 

果実に症状が出た場合は、実の表面に暗褐色の病斑があらわれます。
病斑はだんだんと大きくなり、へこんだようになっていきます。

 

その後、色も黒っぽくなっていき、穴があいたようになったり、
腐ったようになった部分がとけることもあります。

 

湿気の高い状態だと、病斑部分に白いカビがはえることもあります。
どちらかというとまだ青い、若い実に症状が出ることが多いです。

 

 

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マルチングで、トマトを守ります

 

 

■疫病の原因

 

疫病の原因となる菌は、カビの仲間です。
湿気た環境で繁殖し、症状の範囲を広げます。

 

疫病の原因菌は、水中を走るように移動するため、
雨降時、水やり時などに、感染することが非常に多いです。

 

特に、濡れた土が跳ねあがり、下葉についてしまうと、
そこから入り込んで感染する確率が高いです。

 

そのため、予防するには薬剤よりも前に、
水や泥が跳ねあがらないようにすることが重要です。

 

植え付ける時にビニールマルチをしたり、
敷きワラを敷いたりして跳ね返りを防ぐようにしましょう。

 

また、株元の不要になった葉を取り除いておくのも効果があります。
下葉を取り除いておくことにより、万が一泥が跳ねあがっても、
付着する部分が少なくなるからです。

 

さらに雨除け栽培をすることで、
株全体にかかる水の量が少なくなるため、予防効果が期待できます。

 

窒素を多く与えて育てていても、
疫病のかかる可能性が高まってしまいます。

 

肥料は窒素・リン酸・カリの要素でできていますが、
窒素は少し少な目の肥料を与えるようにすると、
樹ボケ対策にもなります。
*樹ボケとは、窒素肥料の与え過ぎで、
樹が茂り着果が悪くなることです。

 

 

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高畝にしたり下葉をかいたり、排水性や風通しを良くすると元気に育ちます

 

 

■疫病にかかったら

ごく初期の段階で、まだ僅かな葉に小さな病斑がある程度であれば、

症状の出ている葉を取り除くだけで済むことがあります。

 

疫病もカビの一種なので、患部を取り除き、
要は菌を広げなければ、問題はありません。

 

症状がすでに広がりつつある状態だったり、
初期段階でも、予防的に殺菌効果のある薬剤を、
散布しておくと、さらに安心です。
 
薬剤は、ダコニール1000やレーバスフロアブルなどが使えます。
 
発見した時、かなりの広範囲に症状が広がっている場合は、
薬剤を散布しても完治せず、そのまま枯れることがあります。

 

もし1株だけに症状が出ている場合は、
その1株だけを諦めて株ごと引き抜いて早々に処分し、
他に植えているトマトに感染しないようにする方が賢明です。

 

健全な株の近くに、疫病のかかった株を放置していると、
そこから感染してしまう可能性があります。

 

引き抜いた病気の株は、その辺に放置したりせず、
焼却処分するようにしましょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方

 

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トマト 病害虫

トマト 実が黒くなるのは?

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トマト、元気に育っていますか?(画像はフルティカ、2015.07.13)

 

 

■トマト 実が黒くなるのは?

 

トマトの実が黒くなることがあります。
その原因は、病気だけではありません。

 

症状の出方や様子などを観察して、
黒くなる原因が何か、判断できると、
健康な状態にできるケースもあります。

 

・尻腐れ病
尻腐れ病は、「病」とついていますが、
これは病気ではなく、トマトの生理現象の一つです。

 

名前の通り、実のお尻に部分が茶色~黒に変色し、
腐ったようになるのが特徴です。

 

◎尻腐れ病の主な原因
1.カルシウム不足
トマト栽培にはカルシウムが必要不可欠です。
地植えでも容器栽培でも、植え付け時に、
カルシウム補給として苦土石灰を加えるようにします。

 

市販の培養土には、苦土石灰が含まれていることがありますが、
多少加えておくと安心です。

 

また、窒素過多の状態になってもカルシウム不足が起こります。
トマトにも窒素は必要な要素ですが、
与える肥料の窒素・リン酸・カリの割合は、
窒素が少な目のものを与えるようにしましょう。
*さらに詳しい尻腐れ病の原因と対策は、
>>トマト 尻腐れ病

 

*「トマトの用土」「トマトの肥料」で検索すると、
デルモンテ、カゴメ、日清さんなどが、良い商品を販売しています。

 

2.乾燥させすぎた
トマトは乾燥に強く、どちらかというと、
少し乾燥気味に育てた方が、実の味もよくなります。

 

けれど、やはり過乾燥の状態になってしまっては、株が弱ります。
必要な時に水分が不足すると、尻腐れの症状が出やすくなります。

 

 

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こちらは黒トマト

 

 

・炭そ病
実が熟す頃になると、症状が出てくるようになります。
最初は実の表面に斑点状にへこみが出ます。

 

その後、そのへこみに黒褐色の斑点ができ、
しだいに腐って実が落ちます。

 

これはカビの一種である菌が入り込んでかかる病気で、
高温多湿の環境でよく起こります。

 

菌は風や雨によって運ばれ、広がっていくため、
症状のある株が出た場合は、ダコニール1000などの、
薬剤を散布して防除し、感染を広げないようにする必要があります。

 

・疫病
実の表面に、黒褐色の斑点ができ、へこんだようになります。
斑点はキレイな円形ではなく、ややいびつな形をしていて、
たいていまだ色づいていない未熟果に症状が出ます。

 

湿気の高い状態が続くと、
症状の出ている部分にカビが発生することがあります。

 

症状は実だけではなく、葉や茎など、
トマトの株のいたるところで見られます。

葉や茎に症状が出る時は、実のような濃い褐色ではなく、
薄い褐色~灰緑色の斑点ができます。

 

病原菌は土の中に潜んでいて、
雨などで土が跳ね返って葉などにつくことで感染します。

 

そのため、梅雨や秋の長雨の頃に、
感染することが多くなるので、注意が必要です。

 

降雨や水やりのときの跳ね返りを防ぐため、
株元にワラやビニールマルチをしておくようにしましょう。

 

 

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降雨に弱いトマトです

 

 

・黒斑病
葉の縁に、黒褐色の病斑ができ、それが徐々に広がります。
病気が進むと、症状は実にも出るようになります。

 

実の表面が黒くなり、へこんで穴があいたようになります。
高温多湿の環境になると発症しやすくなるので、
風通しをよくしておきます。

 

また、土が跳ねかえって葉に付着して感染することがあるので、
土の上にマルチをして跳ね返りを防ぎ、
不要になった下葉は取り除くようにしましょう。
 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方

 

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