人気のトマト苗
トマトの食べ比べ、楽しいです!
トマトは家庭菜園で育てる夏野菜の中でも、とても人気が高い野菜です。
家庭菜園で育てたトマトを食べることで、
トマト嫌いがなおったという話もよく聞きます。
トマトは、品種が多いので、苗が店頭に並び始めた頃にお店に行くと、
どれにすれば良いのか迷うことがあります。
たくさんあるトマトの中でも、人気のトマト苗をご紹介します。
*リンク先は、販売店です。各トマトの姿形をご覧ください。
■人気のトマト苗
◎サンマルツァーノ *画像は赤毛農園
サンマルツァーノは、イタリアで人気の中玉トマト品種です。
1個が100gほどの中玉で、濃い赤色が美しいです。
生食も可能ではありますが、もともと水分が少なく、
生だとやや粉っぽい印象があるので、火を通す調理に適している品種です。
加熱すると、甘みと旨みが凝縮され、とろりとした素晴らしいソースになります。
ソースはもちろん、手作りのケチャップもお勧めです。
樹勢が強く、病気にも強い上に着果も良好なので、育てやすい品種です。
◎豊産あま娘
豊産あま娘は、普通に育てても糖度が11度にもなる、甘いミニトマト品種です。
一般的な育て方でもこれだけ糖度が上がるので、
糖度の高い甘いミニトマトを育ててみたい人には、お勧めの品種です。
上手に育てれば、なんと糖度が14度まで上がることもあるそうです。
トマトの青臭さがほとんどなく、フルーツのように食べられるミニトマトで、
ミニトマトが苦手な方でも食べやすいです。
また、フルーツのようにおやつとして食べることもできます。
一般的なミニトマトとは違い、楕円形のプラム型をしていて食べ応えもあります。
◎プチぷよ
プチぷよは、小さめのミニトマト品種です。
見た目は小さいだけのミニトマトですが、つやつやとした表皮は、
ヘタの部分を下に向けて並べると、まるで高級国産さくらんぼのようにも見えます。
プチぷよはとても皮が薄く、中の果肉の繊維がすけて見えることもあるほどです。
指で押してみると、ぷよぷよとした感触をしています。
スーパーなどではあまり出回らず、百貨店などで高級品種として扱われている、
この品種を、家庭で育てることができます。
葉カビ病の抵抗性があるので、育てやすい品種です。
◎ラブリーさくら
ラブリーさくらは、デザートトマトとして食べることができるミニトマト品種です。
甘さと酸味がほどよく、口に入れるとぷちっと果肉が弾け、甘みと旨みが広がります。
程よい酸味で口がさっぱりするので、いくらでも食べられそうです。
雨の当たらない場所で余計な水分が入らないように育てれば、
さらに糖度を高くすることができます。
モザイクウィルス、半身萎凋病、萎凋病、葉カビ病、根腐れ萎凋病に、
抵抗性がある丈夫な性質をしています。
◎ホーム桃太郎 *画像は赤毛農園
大玉トマトといえば、やはり桃太郎が一番の人気です。
その中でもホーム桃太郎は、育てやすいので家庭菜園にも向いています。
モザイクウィルスや萎凋病などに抵抗性があるため、
初心者の方でも中級者以上の方でも育てやすいのが特徴です。
着果性が良く、樹上完熟させた実は、甘みが強くおいしいです。
平均して1個200gほどの立派な大玉トマトを収穫することができる品種です。
◎マイクロトマト レッド
トマトの中では、ミニトマトの人気がやはりとても高いですが、
ミニトマトよりもさらに実が小さいマイクロトマトも人気があります。
マイクロトマトは実がとても小さく、
房の状態だと、キラキラと輝く小さな宝石が並んでいるように見えます。
実は小さいですが、甘酸っぱいトマトの風味がちゃんとあるので、
飾りとしてだけでなく、具材の1つとして使うこともできます。
一般的なミニトマトよりも、枝も細く葉も小さいですが、
ほぼ放任で育てていくため、枝の整理が必要となります。
よくあるミニトマトにはちょっと飽きたという方に、お勧めの品種です。
◎きらら姫
きらら姫は、赤い実の「桜姫」の仲間で、黄色い実をつけるミニトマト品種です。
桜姫と同様に、皮が薄く口に残らないのが特徴です。
一昔前までは、トマトといえば赤しかありませんでしたが、
今は黄色い実のものも増えてきました。
見た目は珍しい黄色ですが、
味はきちんと甘酸っぱいミニトマトの味をしていて、とてもおいしいです。
サラダやお弁当の彩りとしても、活躍してくれそうです。
極早生で多収性があるので、たくさんミニトマトを収穫したい方にお勧めです。
◎こくうまパーフェクトEX
こくうまパーフェクトEXは、育てやすい家庭菜園向きの大玉品種です。
すでに「こくうまパーフェクト」という品種がありましたが、
さらに葉カビ病の抵抗性をつけたのが、こくうまパーフェクトEXという品種です。
葉カビ病以外にも、萎凋病やモザイクウィルスなどに抵抗性があるので、
病気に強い品種となっています。
甘みと酸味のバランスが良く、旨みもきちんとあるので、
育てて楽しい、食べておいしい大玉トマトです。
おいしさと育てやすさを兼ね備えているため、
家庭菜園で大玉トマト栽培を初めて行う方にもお勧めの品種です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき