割れたトマト 保存
割れたトスカーナバイオレット
割れてしまったトマト、時には1個や2個ではなく、
枝についている実のほとんどが割れることもあります。
割れたところに虫がいたり、カビがはえたりしていなければ、
収穫して食べることができます。
けれどあまりにも数が多い場合は、すぐには使い切れません。
そんな時、裂果トマトはどのように保存すれば良いのでしょうか。
[割れたトマト 保存]
■割れたトマト 保存
割れたトマトは、割れたところから中身が顔を出して空気に触れているため、
割れていないトマトに比べて日持ちがしません。
室内の常温に置いておけば、すぐに傷んだりカビがはえたりしてしまいます。
割れたトマトを収穫したら、すぐに下処理をしておきましょう。
収獲したその日のうちに食べるのが理想的ですが、
食べきれない時は保存法を選んで試してみてください。
◎まずは下処理
割れたトマトを収穫したら、まず洗ってヘタをとり、割れた部分を取り除きます。
割れた部分にカビなどがはえていなくても、なんとなく食べにくいでしょう。
食べても大丈夫ですが、気になったら、あらかじめ取り除いておきましょう。
下処理をしてキレイにしたトマトは、
ラップにくるんだり保存袋に入れるようにします。
ラップや袋で包むことで、
切った部分に空気が触れて傷むのを遅らせることができます。
こんなに割れても、美味しく食べられました
*今年は、急用で2日家を空けたら大玉が15個も裂果してましたが、
トマトシチューを2回作って、とっても美味しくいただきました!
◎保存方法
・冷蔵で保存
ラップや保存袋に入れたトマトは、
数日中に使い切れる量であれば、冷蔵保存がお勧めです。
すでにマリネなどに調理したものを、冷蔵庫で保存しても良いですし、
生の状態のものを冷蔵か野菜室に入れて保存するのも良いでしょう。
すでに割れた部分を取り除いたりして切れ目が入っている状態なので、
野菜室よりも温度の低い冷蔵室の方が安心な場合もあります。
・冷凍で保存
トマトは冷凍保存も可能です。
ただし、1度冷凍したものを解凍すると、
細胞壁が壊れて水分が出てしまい、食味が変わります。
そのため、冷凍したトマトは加熱調理に使った方が良いでしょう。
あるいは、スムージーやジュースなど、
完全に潰して食感が関係なくなるようなものに加工するのがお勧めです。
ドレッシングやスープなどに使う場合は、
半解凍させたものをミキサーにかけると、潰しやすいです。
最初から潰して使うことが前提となるので、
凍った状態でもミキサーにかけやすいように、
ある程度の大きさに切ってから保存袋に入れて冷凍すると良いでしょう。
ピクルスにすると美味しいですよ~
・加工して保存
冷蔵や冷凍は難しい場合は、長期保存ができる状態に加工してしまいましょう。
大量に割れたトマトがある場合は、トマトソースやケチャップなどがお勧めです。
トマトをたくさん消費できて、しかも調味次第では長期保存にも向きます。
瓶詰してきちんと消毒して脱気しておけば、常温での保存も可能です。
また、ピクルスなどに加工するのもお勧めです。
加工後は冷蔵庫で保存する必要がありますが、
常備しておくと箸休めやそうめんなどの付け合わせやドレッシングに、
いつでも使うことができます。
*こちらもお勧め↓
・青いトマトのピクルス
・トマトのオーブン焼き
・トマトピラフ 炊飯器で!
・トマト餃子
・青いトマトのレシピ
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・トマトの胡麻ドレ スパサラダ
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