トマトとブリあらのオーブン焼き
トマトとブリあらのオーブン焼き、豪快で色鮮やか!
■トマトとブリあらのオーブン焼き
日本では、トマトは生食するものというイメージが長くついていました。
近年になって、ようやく、
トマトは加熱してもおいしい野菜だという認識に変わりつつあります。
ただ、生食するのが好きという方も多いため、
スーパーで見かけるトマトの多くは、生食用です。
けれど、生食用のトマトだからといって、加熱してはいけないということはありません。
加熱用のトマトは、加熱しても色が鮮やかだったり、
煮崩れしなかったりといった性質があります。
生食用のトマトは、どうしても水分が多いため、加熱すると水っぽくなる傾向にあります。
けれど、うまく活用すれば、より柔らかでみずみずしくなり、
ほどよく水分が抜けることで旨みも凝縮されます。
今回は、ブリのあらや色々な野菜と一緒にオーブンで焼くだけのレシピです。
食材を切ってマリネした後は、オーブンにお任せするだけでできあがるので、
とても簡単です。
●材料
硬めのトマト……2個~4個
タマネギ……1個
ズッキーニ……1本
サツマイモ……1本
ソラマメ……3本~5本
レモン……1個
ブリあら……1尾分
オリーブオイル……大さじ4~大さじ6
塩……小さじ1/2
ブラックペッパー……適量
ハーブ類……お好みで
●作り方
1.トマトはさっと洗って水気をふき取り、
ヘタを取ってから大きめの一口サイズに切ります。
タマネギはくし切りにします。
ズッキーニは一口大の乱切りにします。
サツマイモはよく洗って水気をふき取り、ヘタや芽や根、硬い部分を取り除きます。
トマトと同じくらいか、やや小さい一口サイズに切ります。
ソラマメは鞘から取り出します。
レモンは表面をあら塩でこすって洗い、水気をふき取ります。
縦半分に切ったら、レモン汁を小さな器に絞り出します。
種を取り除いたら、汁を絞った後の皮も切っておきます。
生のハーブを使う場合は、洗って水気をふき取り、適当なサイズにちぎっておきます。
2.大きいボウルにオリーブオイル・レモン汁・塩・ブラックペッパーを入れてよく混ぜます。
そこに水気をふき取ったブリのあらを加えて、全体にマリネ液が絡むように混ぜます。
ブリのあらにマリネ液が回ったら、トマト以外の野菜を入れて全体を絡めます。
最後にトマトとハーブを加えて全体を絡め、ラップをして15分以上置きます。
3.オーブンの天板にオーブンシートを敷き、
マリネした具材をできるだけ平らになるように広げます。
ボウルに残ったマリネ液も、すべて全体に回しかけて天板に入れます。
オーブンを予熱なしで200度に設定し、60分~90分焼きます。
途中、天板の前後を入れ替えたり、中身をひっくり返したりしながら焼き、
全体に火が通ったら出来上がりです。
●ポイント
野菜は何でも構いませんが、トマトとタマネギは必ず入れてください。
種類が少ない場合は、野菜の分量を多めにするのがお勧めです。
また、トマトとタマネギ以外の野菜は、別の野菜に変更しても構いません。
例えば、サツマイモがなければジャガイモや長芋に変更しても、おいしく作れます。
塩とブラックペッパーは少し強めかなと感じるくらい加えておくのがお勧めです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方