ミニトマト 育てやすい 品種
色とりどり、味も豊富なミニトマト
ミニトマトは、家庭菜園でもよく育てられる野菜です。
菜園愛好家の中には、毎年欠かさず複数の品種を栽培するという方もいるでしょう。
すでに菜園中級者以上になっている方であれば、気難しい品種であっても、
収穫までたどり着けますが、初心者はどうでしょうか。
まだ右も左も分からない状態なのに、育てるのが難しい品種に手を出してしまうと、
失敗する可能性が高くなります。
最初の栽培で失敗すると、その後のモチベーションが下がることも多いため、
できれば最初は成功したいところです。
初心者の方にも育てやすいミニトマトの品種を、まとめました。
今年もミニトマト栽培の季節が始まりますので、ぜひ品種選びの参考にしてくださいね。
*青いリンクから詳細説明に移動します
[ミニトマト 育てやすい 品種]
■ミニトマト 育てやすい 品種
◎アイコシリーズ
以前から人気のあったサカタのタネから出ているアイコシリーズですが、
いまだに不動の人気をほこります。
アイコには、赤い色が鮮やかなアイコと、
レモンイエローが美しいイエローアイコがあります。
どちらも縦長の楕円形をしていて、一般的なミニトマトと形が異なることも、
人気の秘密かもしれません。
皮が少し硬めですが、その分裂果しにくく育てやすいのが特徴です。
草勢も強めでたくさん収穫でき、初心者でも満足できる収量が期待できます。
◎千果
タキイ種苗から出ている千果は、アイコシリーズ同様、
ホームセンターの苗売り場や種売り場でよく見かける品種で、長く人気があります。
千の果実がなるという名前の通り、とにかく着果量が多く、たくさん収穫できます。
形は一般的な丸い形で、色も鮮やかな濃い赤色です。
オーソドックスなルックスと食味ではありますが、
初心者に自信をもってお勧めできる品種です。
◎シュガーミニ
サントリー本気野菜シリーズからも、いくつかのミニトマト品種が販売されています。
その中でもお勧めなのが、シュガーミニです。
サイズや形は一般的なミニトマトそのものですが、食べた時の食味が素晴らしいです。
皮が薄く口に残りにくく、とろけるような甘みがあります。
ミニトマトが苦手な方でも、自分で育てることによって食べられるようになる、
ということがありますが、シュガーミニなら食味も良いので、
苦手が克服できる可能性がさらに高くなります。
◎めちゃなり！トゥインクル
デルモンテから出ているめちゃなり！トゥインクルは、
やや小ぶりなサイズ感ではありますが、
全国の小学校などでも栽培されているほど、育てやすい品種として人気です。
学校で栽培されている品種ですが、一般への苗販売もされているので、
ホームセンターや園芸店、インターネット通販などで入手は可能です。
1段にかなり多くの実がつきますし、小ぶりな分着色が揃いやすいので、
房どりも夢ではありません。
◎しましまシリーズ
初心者だけど、少し珍しい品種を栽培してみたい、という方は、
トキタ種苗のしましまシリーズはいかがでしょうか。
しましまと名前に入っている通り、表皮がゼブラ柄になるのが特徴です。
縞瑪瑙（シマメノウ）のような模様が入るしましまレッド、
ゴールドにグリーンのラインが入るしましまイエロー、
グリーンに黄色のラインが入るしましまみどり、
レッドより色の薄いピンクにグリーンの縞が入るしましまぴんくの4種類があります。
どれも草勢が強めで勢いがあるので、初心者の方でも育てやすいです。
見た目が面白いだけでなく、食味も良いですし、
他の品種や同シリーズ内で複数の品種を並べて育てれば、
栽培中の観賞価値もあります。
◎トスカーナバイオレット
近年は、赤や黄以外の色のミニトマトも人気です。
中でも、ブルーや紫、ブラックといった濃い色のものが人気で、その中でも育てやすいのが、
マウロの地中海トマトから出ている、トスカーナバイオレットです。
バイオレットの名の通り、紫色の表皮が特徴的なミニトマトです。
紫色の実にはアントシアニンが含まれているので、
他の赤いミニトマトとは違った特徴を楽しめます。
見た目が珍しいものは、栽培も難しそうに感じて敬遠しがちですが、
育ててみると意外と素直に育ちます。
育て方は特別なものではなく、一般的なミニトマトと同じなので、
特に難しいということはありません。
苗の入手も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
