トマトの3本仕立て
わき芽を計画的に使うと収穫が増えます
トマトの仕立て方には、1本から3本仕立てがあります。
2本仕立てについては、トマトの2本仕立てで説明しています。
こちらでは、主枝と側枝2本の、3本仕立てをご紹介します。
1本より2本、2本より3本のほうが多く収穫ができます。
一つの苗でたくさん収穫したい方は2本仕立て、
3本仕立てに挑戦してみてください。
2本仕立てをしたことがある方は、2本仕立ての応用なので、
3本仕立ても簡単にできまるでしょう。
どのわき芽を使うか理解できれば、初めての方でも容易にできます。
[トマトの3本仕立て]
■トマトの3本仕立て
・3本仕立ての基本
通常の1本仕立ては主枝だけで仕立てます。
2本仕立ては主枝とわき芽の2本です。
3本仕立ては主枝と、わき芽2本の計3本になります。
3本で仕立てるので、支柱は3本必要になります。
つまり、3本仕立ては主枝とわき芽2本の、
計3本で仕立てる、ということです。
支柱は200cm以上のものが3本必要です。
支柱の位置ですが、真ん中に主枝がくるように
左右にわき芽用の支柱を立てます。
・使うわき芽はどれ?
使うわき芽は第1花房すぐ下のわき芽と、その下のわき芽です。
どの段でも花房下のわき芽が伸びやすいので1本は第1花房直下わき芽を使います。
2本目は花房上でも下でもどちらでも構いませんが、
早めに決めたい方は、花房すぐ下、その下のわき芽を使ってください。
使うわき芽以外のわき芽は全て摘み取ります。
根元のわき芽は伸びやすいですが、接ぎ木苗だと台木のわき芽です。
伸びは良いですが、台木のわき芽ではトマトがならないので、
摘み取りましょう。
わき芽が小さいうちは、間違えて摘み取ってしまうこともあります。
もう一度わき芽が伸びてきますので、大切に育てます。
最初に軽く誘引し、わき芽が20cmほどでやや強く誘引します
・誘引の仕方
わき芽もはじめのうちは短いので誘引がしにくいです。
無理に誘引してしまうと、折れてしまったり、枝を傷めてしまいます。
15cm~20cmほどになるまでは、強く誘引せず、
軽く誘引するくらいにして、枝を傷つけないようにします。
各支柱に届く長さに生長したら、少しずつ誘引してあげましょう。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方